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デッサンの描き方を基礎から学ぶ。芸術センスを磨くためのデッサン法

更新日:2018.05.25

これからデッサンをはじめようと思っている人のなかには、何から練習をはじめたらよいのか、何が必要なのかわからない、という人も多くいます。この記事では、芸術センスを磨くためのデッサンの基礎や、参考となるおすすめの本を紹介します。

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デッサンを描くことで芸術センスが身に付く

デッサンを描くことで、あらゆる作品のもととなる基礎を養うことができます。ここでは、デッサンで身に付けることのできる『芸術センス』を3つ解説します。


デッサンで観察力が身に付く

手のデッサン

デッサンとは、対象物をよく『観察』して描くことです。物の本質をしっかりと捉えられないと、デッサンは描けません。
そのためデッサンを続けることで『観察力』を身に付けることができます。観察力とは、あらゆる作品で必要な基礎的な能力です。同じ時間観察をしても、その物からどれだけ多くの情報を得ることができるかが、デッサン上達の鍵となってきます。観察力のある人は、その物が持つ特徴や印象など、本質を捉えた正確な絵を描くことができるのです。


客観的に見る力が養われる

馬のスケッチ

デッサンでは観察力が身に付くだけでなく『客観的視点』から物を捉える力を培うこともできます。
例えば物を描くときに、主観的な見方のみで捉えると、その物の特徴や印象を自分が感じたとおりに描くため、実際のモチーフとは違ったものが描かれてしまいます。同じものを見ても、人によって異なった作品に仕上がるのはこのためです。
『客観的に見て描くこと』は、その物の本来の姿を描くことです。外見・色合い・質感・光源・明暗などの情報を正確に捉えた絵には、説得力があります。芸術における個性は、この『客観的視野力』をベースに存在しています。


作品の良し悪しを判断する力が身に付く

デッサンを練習して、観察力・客観的視野力が身に付くと、作品の良し悪しを判断する力が身に付きます。
デッサンをはじめたばかりの人にとっては、どこまで描けば絵が完成するのわかりません。しかし、デッサン上級者になると絵の完成のタイミングが自然とわかってくるものです。それは、客観的に作品を見ているからです。絵だけでなく、あらゆるジャンルの作品の完成度を判断し良い点・悪い点を見抜けるようになります。
悪い点を見抜ける力があると、自分の絵の弱点もわかるので、よりデッサンが上達していきます。


初心者や小学生も必見。デッサンのはじめ方

デッサンをはじめたいけれど、何から始めればよいのかわからないという初心者や小学生のために、ここではデッサンのはじめ方を順番に紹介します。


デッサンに必要な画材を揃える

デッサン画材

デッサンをするには、必要な画材があります。下記の画材を揃えましょう。

  • 鉛筆
  • 練り消し
  • 消しゴム
  • カッター

鉛筆は、色々な硬度がありますが初心者であれば4Hから3Bを揃えれば十分です。また紙は、黒鉛が定着しやすいよう厚めで、表面に凹凸のある紙がおすすめです。
鉛筆で描いたデッサンを修正する際には練り消しが必要です。練り消しは柔らかく形を自由に変えられます。細くして細かい部分の修正、大きなまま押し付けて色を抜く作業も簡単に出来ます。消しゴムは硬く、紙の表面を傷つけてしまうため、デッサンの修正には使いません。しかし、手についた黒鉛で汚れた余白を綺麗に消すときなどに使用します。
また、デッサンの鉛筆は、黒芯を長く露出させる必要があるのでカッターを使用します。鉛筆削りは、決まった長さの黒芯しが削れないので使いません。


モチーフは球体の静物がおすすめ

デッサン静物画

初心者は、球体の静物をモチーフとして選びましょう。球体の静物は、初心者でも捉えやすい形なので、全体のバランス・構図、光源による明暗も見えてきます。
球体の静物でおすすめのモチーフは、リンゴ・ミカン・オレンジ・レモン・トマトなどフルーツや野菜です。どのモチーフも身近にある食べ物なので、手軽にデッサンを描き始めることが可能です。


デッサンのコツはしっかり観察すること

デッサンのコツは、しっかりと対象物を観察することです。最初のうちは、見るだけでなく手で触って感触を確かめたり、フルーツや野菜などの食べ物ならばカットして断面図も観察してみましょう。
眺めているだけでは気付かなかった点に、気付くことでしょう。色々な視点からモチーフを確認することで、より詳しく理解することができます。


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自分の手を様々な形でデッサンする

デッサン 手

手は、自由自在にポーズを定められる最も身近なモチーフです。自分の手を様々な形でデッサンしましょう。
最初に、手の仕組みをよく観察します。指の折れ曲がる場所・手のひらの膨らみ・指の反り具合などしっかり観察してみると、自分が認識していたことと違うポイントもわかります。描きやすいポーズから始めて、色々なポーズを描いていくうちに、少し複雑な面の描き方が出来るようになります。


大きさ角度などを見ながらアタリを描く

デッサン アタリ

手を描く手順は、まず大きさ・角度などを見ながら『アタリ』を描きます。アタリとは、四角や円など簡単な図形や線を用いて描いた大まかな形の下書きのことです。アタリの描き方は下記の手順で行います。

  1. 手のポーズを決める
  2. じっくりと観察する
  3. 指の付け根部分のラインを描く
  4. 手首部分のラインを描く

線を引くだけでもアタリを描けます。しかし、立体的に見えるように意識することがポイントです。特に指の関節の位置を意識しましょう。線だけでアタリを描くのが難しい人は、親指・母指球(親指の付け根)・手のひら・親指以外の指の4つのパーツに分けてアタリを描くのも1つの方法です。


手の輪郭をもとに細線・稜線を描く

デッサン 細線

アタリの次は、手の輪郭を描きます。母指球は、親指の動きに合わせて一緒に動くので、手の輪郭は、母指球のラインに注意しながら描きます。
輪郭をもとに『稜線』を描いていきます。稜線は面と面の境界線のことで、形が大きく変わる場所を記す細い線です。
稜線は、絵を立体的に見せるための重要な線です。稜線の描き方は、面と面の向きが大きく違うところに描きます。また明暗が分かれている場所も同様に稜線を描いていきます。あまり稜線をたくさん描いてしまうと、わかりにくくなってしまうので、はじめは大きく変化する場所だけに描きましょう。


形と肉付きを意識して調子を描き加える

デッサン 手

稜線を描いて大まかな形をとったら、今度は手・指の形と肉付きを意識して『調子』を描き加えます。調子とは色を塗る工程のことです。指の調子の描き方は、指の間の影・しわ・筋肉に注意しながら柔らかい鉛筆を使って最初は優しいタッチで描いていきます。指の関節・手の骨格など角ばった明るい場所には、硬い鉛筆を使います。
しっかりと色を付けたい場所は、筆圧を強くして、濃い線で塗っていきましょう。部分的に筆圧を変える事によって、色の濃淡も調節できるので調子を描く時は上手に使い分けます。また、調子を描き加えることで、人間らしい手を表現できます。


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慣れたら人をモチーフにデッサンしてみる

手が上手に描けるようになったら、人物画をデッサンしてみましょう。ここでは、人物画のデッサン方法を紹介します。


基本は手の描き方と同じ

人をモチーフにした人物画の描き方の基本は、手の描き方と同じです。よく観察し、アタリを描いてから稜線を描きます。調子を描き加えたら完成です。
ただし、人物画と手のデッサンには下記のような違いもあります。

  • 髪の毛
  • 洋服

髪の毛・洋服・目という部分は、肌や筋肉ではなく全く違った質感を表現しなくてはなりません。また、アタリを描く際にも、色々なパーツがあるので少し複雑です。


体のバランスを考えてアタリを描く

人物画のデッサンでアタリを描く際には、体のバランスを考えることが上手に描けるためのコツです。腕の長さ・首の太さ・頭部の比率・上半身と下半身の比率など全体のバランスを人体の骨格を意識しながら把握していきましょう。人の体は個人差がありますが、大体のバランスは同じです。

色々な人をデッサンすることによって、人のバランスが自然とわかるようになります。


筋肉を意識して調子を描き加える

アタリを描いたら筋肉を意識しながら、調子を描き加えます。筋肉は、皮膚の下にあるため目で見ることはできません。しかし、じっくりと観察すると筋肉の膨らみ・筋といった表面に現れているのがわかります。
これらの膨らみ・筋を表現するためには線を描くのではなく、明暗など色を塗って表現します。


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デッサンの描き方がわかるおすすめ本

デッサンを独学で練習していても、どうしても描き方がわからない人や上達しない人は、デッサンの描き方本を参考にするのもよいでしょう。デッサンの描き方本には、デッサンの基本が簡単にわかる本・人物構造をわかりやすく説明した本・人物画の描き方の本など色々な種類があります。
自分の目的に合わせて上手に活用しましょう。ここでは、デッサンの描き方がわかるおすすめ本3冊を紹介します。


スーパーマンガデッサン―作画のための考えるデッサン

『スーパーマンガデッサン―作画のための考えるデッサン』は、デッサンの描き方の基本がわかりやすく解説された本です。
この本は、実際に存在する物ではなくイメージしたものを描くマンガデッサンについて主に紹介していますが、マンガデッサンの基本は、通常のデッサンの基本と同じです。全4章で構成されており、第1章ではデッサンとマンガデッサンの違いについて、第2章では顔の描き方、第3章では体の描き方、第4章ではマンガデッサンの応用について書かれています。

デッサンにおける物の見方・捉え方・考え方から、細かく手順に沿った描き方まで難しい専門用語などを使用していないので、幅広い人が理解できる本です。


やさしい人物画

『やさしい人物画』は、人を描くすべての人に必要なデッサンの考え方を学べる本です。人物画は、人体の構造を知ることが最も重要です。この本では、人を描くうえで基本となる骨格・筋肉などが初心者でもわかりやすいように説明しています。
また、骨格・筋肉が表面にはどのように見えて、それを描くための方法も学べます。色々なアングルでの参考イラストも豊富にあるので、初心者だけでなく色々な表現方法を身に着けたい中級車以上の人にも役立ちます。


リズムとフォース:躍動感あるドローイングの描き方

『リズムとフォース:躍動感あるドローイングの描き方』は、デッサンの基本である線の意味・線の描き方を詳しくイラストとともに解説した本です。
この本では、デッサンではリズムとフォースによって、より躍動感のある絵が描けるという概念のもとで描き方を紹介してます。全ての線には、意味があります。描き始めの地点から線の描き終わる地点には、フォースと方向性が必要です。このフォースと方向性とは、描いた線の目的とゴールであり、一定の方向性を持ちます。
意味のない線は、デッサンにおいて存在しないということがこの本では学べます。


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まとめ

デッサンは全ての芸術の基礎ともいうべき作業です。デッサンの描き方を理解し、モチーフを実際にデッサンすることで観察力や芸術センスを身につけましょう
また、デッサンの基礎を身に付けるためには本を参考にするのも方法の1つです。本を読みながら、実際にデッサンを練習することでデッサンをより早く理解できます。

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