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デジタルイラストのメイキング法。初心者にもわかりやすく流れを説明

更新日:2018.08.27
デジタルイラストのメイキング法

デジタルイラストを描くためには、まず適切な道具をそろえる必要があります。そして、デジタルイラストの基本的なメイキングの手順を学びましょう。この記事ではデジタルイラストを描く際に必要となる道具からメイキング方法までを紹介しています。


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まずはデジタルとアナログの違いを確認

デジタルイラストとは、パソコンやスマートフォンなどの電子機器を使って描かれたイラストのことを指します。
アナログイラストとは、デジタル機器を使わず、紙に鉛筆や絵の具などの画材を用いて描かれたものです。アナログで下描きをして、デジタルで色塗りをするなど、両方を使い分ける人もいます。
より快適にイラストを描けるように、それぞれのメリット・デメリットを知っておきましょう。


デジタルイラストのメリット、デメリット

デジタルでかく イラスト

デジタルイラストのメリットには、以下のような点があげられます。


  • 修正が簡単
  • 画材やイラストの保管場所に困らない
  • デジタルならではの色彩表現ができる

デジタルの場合は、元に戻す操作が簡単で、色塗りではみ出した部分を消すなどの操作もアナログより楽です。
また、絵の具などを大量に買わなくていいので、画材の保管場所に困りません。大量に絵を描いても、パソコンの中に保存しておけるので、イラストの置き場所も用意しなくて済みます。

また、デジタルの場合はディスプレイが発光することによって色を表現するので、紙に描くアナログよりも、まぶしく光った色彩表現ができます。
一方、デジタルのデメリットは以下のとおりです。


  • 電子機器が高価
  • 電子機器の扱いに慣れる必要がある
  • 機器の故障などによってデータが飛ぶリスクがある

デジタルイラストは、高価な電子機器を揃える必要があったり、操作に慣れる必要があったりと初期段階で少し苦労するかもしれません。
また、データの保存とバックアップに気を配っていないと、一瞬で作品が消えてしまうリスクがあります。


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アナログイラストのメリット、デメリット

アナログでかく イラスト

メリットには以下のような点があげられます。


  • アナログならではの味わいのある表現ができる
  • 安い画材を選べば初期費用もそれほどかからない

アナログには、デジタルには無い味わいがあります。紙の表面の質感や、筆のかすれ、絵の具のにじみなど、デジタルでは再現が難しい表現が多くあります。ライターの火や野菜などを使って描くこともできます。また、アナログでは安価な画材から始められますので、初期費用が安く済みます。

一方、アナログのデメリットには以下のような点があげられます。


  • イラストを保管する場所が必要になる
  • 時間とともに劣化する

アナログイラストは保管する場所が必要なので、大量に作品を描いたり、大きな絵を描いたりした場合、保管場所の確保が大変になります。
また、アナログイラストはデジタルとは違って時間とともに劣化し、色があせたり、変色したりします。

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デジタルイラストに必要なものを揃える

では、デジタルイラストを描くために必要な道具を紹介します。
最近ではスマートフォンや、iPadなどのタブレット型パソコンを使って絵を描くためのアプリもありますが、処理能力などが劣るので、まだ主流の道具ではありません。
現代のデジタルイラストの道具の主流は、パソコンとペンタブレットです。


パソコン

パソコンにはノート型とデスクトップ型とがありますが、イラストを描く際はデスクトップ型の使用をおすすめします。
というのも、デスクトップ型は画面が大きいため細部までよく見て描けるからです。20インチ以上のモニターなら長時間の作業でも目が疲れにくいでしょう。

パソコンのメモリーも増設しやすく、万が一不足を感じた場合にも対応できます。パソコンを持ち運ぶ必要がなければデスクトップ型にしましょう。

必要なスペックは、どのソフトを使うか、どのような操作をするかによります。例えば、大きい画像を扱うなら、大きいメモリーが必要になります。自分の使う予定のソフトの推奨スペックを確認して購入しましょう。推奨スペックは最低条件の場合もあるので、余裕を持たせて、高めのスペックを買うことをおすすめします。


ペンタブレット

wacom intuos s

デジタルイラストを描くには、ペンタブレットが必須です。これによってアナログイラストに近い滑らかな描き心地を実現できます。価格はピンキリで、ディスプレイ画面と一体化した『液晶ペンタブレット』というタイプもありますが、高価なものが多く、相場は100,000円~200,000円ほどです。

初めてペンタブレットを使用する場合は、ディスプレイ画面と一体化していないタイプの、いわゆる『板タブ』がおすすめです。相場は8,000円から20,000円ほど。

家電ショップなどで描き心地を試して、気に入ったペンタブレットを探してみましょう。ちなみに、ペンタブレットのペン先は消耗品なので、使っていくうちに替え芯が必要になります。替え芯が数本付属していることもありますので確認しましょう。


お絵かきソフト

クリスタ

お絵かきソフトはイラストを描く環境を大きく左右する非常に重要な道具です。使いにくいソフトを使用するだけで、イラストを描くのが苦痛になってしまいます。
使用するお絵かきソフトはよく吟味し、色々なソフトを使って自分に一番合っているものを見つけましょう。

ペンタブレットにお絵かきソフトが付属していることもあります。また、有料でも無料体験期間があるソフトもあります。初心者でデジタルイラストのことがよく分からない場合は、いきなり有料のソフトから始めるよりも無料ソフトで感覚を掴んでおくのも良いでしょう。

デジタルイラストのメイキングの流れ

必要なものが準備出来たら実際にデジタルイラストを描く手順、メイキングの流れを見ていきましょう。
カタカナの専門用語が多いですが、意味を覚えてしまえば簡単に理解できる内容です。実際にツールを使いながら理解していくことをおすすめします。


アタリを描く

デジタルでアタリを描く

まず、簡単な図形や線を描いて、イラストの全体像や構図を決めていきます。これを『アタリ』といいます。この作業をせずに、細かい下描きから始めてしまうと、絵のバランスが崩れたり、枠に収まりきらなくなったりします。

アタリは、まだ全体のバランスを見ている段階なので、キャラクターの表情や服の動きなどは細かく描かず、腕の位置や顔の向きなどをざっくりと描くだけでOKです。


下描き

デジタルで下書きを描く

アタリが描けたら、それに沿って、細かく下描きを進めていきます。この段階でイラスト全体のイメージが決まるため、キャラクターの表情や服の動きなども詳細に描き入れていきましょう。
また、この時点でレイヤー機能を使用するのもおすすめです。レイヤー機能とは複数の画像を重ねて表示することが出来る機能です。重なった画像1つ1つをレイヤーと呼びます。

この機能を使えば、アタリの絵と、下描きの絵を、別々の画像(別々のレイヤー)として、重ねて描くことができます。こうすれば、後でアタリを消す時に、アタリのレイヤーを削除するだけで済みます。


線画

デジタルで線画を描く

『線画』はペン入れや清書とも呼ばれます。下描きをなぞって綺麗な線画へと仕上げていきましょう。ただ、線画がただの下描きをなぞる作業にならないよう注意する必要があります。
『ベクター形式』(※)でペン入れができるソフトなら、線画が簡単で、線の修正も楽です。ベクター形式で描かれた線画は、線を少しずらしたり、太さを変えたりする操作が簡単にできます。

ベクター形式のペン入れができるお絵描きソフトは、後述する『SAI』と『クリスタ』です。
※ベクター形式とは、画像をドットの集合でなはなく、曲線など単純な図形の集合として表す形式


配色

デジタルメイキング 配色

線画が仕上がったら、いよいよ色をのせます。パーツごとに基本となる色で塗りつぶして配色していきます。配色の時もレイヤー機能を活用しましょう。肌や服、髪、目など、パーツごとにレイヤーを分けておくと修正するときに便利です。
この時どのような配色にするかによって、キャラクターやイラスト全体のイメージが決まります。キャラクターのイメージカラーや、イラスト全体のバランスを見ながら配色しましょう。


仕上げ

デジタル 仕上げ

髪や肌、服などの基本となる色を塗った後は光源の向きを決めて影をつけていきましょう。光源の反対側を濃い色で塗り、イラストに立体感を持たせます。
影を付けた後は光源に近い部分にハイライト(最も光っている部分の色)を入れたり、頬にチークを入れたりして、魅力的なイラストに仕上げていきましょう。

この時も、影のレイヤーやハイライトのレイヤー、チークのレイヤーというように、レイヤーを分けて描いておくと、手直しが必要な際に大変役立ちます。

おすすめの有料お絵かきソフト

どうしてもお金をかけたくないということでなければ、有料のソフトをおすすめします。有料ソフトのほうが機能が充実していますので、慣れてくると、無料ソフトでは物足りなくなってきます。
本格的にデジタルイラストを描きたいのであれば、途中から有料に切り替えるよりも、最初から有料ソフトに慣れたほうが効率的です。

また、無料ソフトより有料ソフトの方が充実したサポートを受けられます。問い合わせ用のメールフォームや専用のコミュニティなど、無料ソフトでは受けられないようなサポートがあります。
ここでは、多くの人が使っていて、機能も充実している『クリスタ』と『SAI』を紹介します。


クリスタ

クリスタ

クリップスタジオ、通称『クリスタ』は、大手イラスト投稿サイトpixivでも、ナンバー1の使用率を誇っています。また、50校を超える教育機関で導入されており、プロの現場でも大活躍しているソフトです。

イラストだけでなく漫画やアニメーションなどを作ることも可能なので、様々なものに挑戦したい人にもおすすめです。スタンダードモデルであるクリップスタジオペイントPROは、ダウンロード版なら税込5,000円で購入できます。イラストを描くために必要な機能がそろっています。

上位モデルのクリップスタジオペイントEXは、マンガやアニメの制作に必要な機能がそろっていて、プロが使えるレベルのソフトです。価格はダウンロード版で税込23,000円です。
どちらも30日間無料体験ができるので、まずは試してみましょう。


SAI

『SAI』は、シンプルな機能が特徴のお絵かきソフトです。文字入力やグラデーションの塗りつぶしなどの機能が省略されていますが、イラストを描くだけなら十分に活躍出来ます。
軽快な描き味や補正機能には定評があり、愛用しているプロもいます。また、デジタルイラスト初心者にとっては余計な機能が無いため使いやすいでしょう。

他の有料ソフトと比べてサポートが少ないですが、10年以上使用され続けているため、ネットの情報や、イラスト本での解説も充実しています。
SAIは、公式サイトから税込5,400円でダウンロードできます。

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イラスト仲間との交流はSNSで

せっかくイラストを描いたなら、SNSに投稿してみましょう。イラスト仲間との交流もできて、モチベーションの維持にもつながります。


pixiv

pixiv

『pixiv』はイラストを投稿するなら必ず知っておきたい大手イラスト投稿サイトです。イラストを投稿するだけでなくコミュニティを作ったりコメントを送ったりも出来るので、他のイラスト仲間とも交流しやすくなっています。

登録者数は1,000万人を越え、企業とのコラボ企画が開催されることもあります。ランキング集計もあるため、上位に入ればそれだけ多くの人に見てもらえます。
イラストだけでなく漫画や小説などのコンテンツも投稿できて、ここからデビューする人も少なくありません。


TINAMI

自分のイラストを公開するだけでなく、様々な人と関わることが目的なら『TINAMI』がおすすめです。
上達支援の掲示板など、交流の場が幅広く用意されています。好きな作品を語り合ったり、イラストについてのアドバイスをもらったりできます。

イラストの他にマンガや小説はもちろん、プラモデルやコスプレなど、幅広いジャンルに関する交流ができるサイトです。

プロのメイキング動画は上達の近道になる

イラストの上達方法は様々なものがありますが、プロのメイキング動画を視聴することも、上達の近道になります。
プロが実際に手を動かして描いている様子を見ることで、新しい発見があったり、描き方が掴めてきたりするかもしれません。


岸田メル先生

アニメ『花咲くいろは』や『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のキャラクター原案を担当したイラストレーター『岸田メル』先生は、YouTubeにメイキング動画をアップしています。
岸田メル先生は、自身の公式ブログも持っているので、気になる人は一度のぞいてみると大変勉強になるでしょう。



KEI先生

初音ミクのキャラクターデザインをしたイラストレーター『KEI』先生のメイキング動画も、YouTubeで観られます。
水彩画のような淡い色を使ったイラストを多く描いています。ライトノベルの挿絵やゲームのキャラクターデザインなど幅広く活躍しています。



蒼樹うめ先生

マンガ『ひだまりスケッチ』の作者で、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案を担当した『蒼樹うめ』先生メイキング動画も参考になります。

丸顔でたれ目の、特徴的な印象の女の子を描く女性クリエイターです。YouTubeにメイキング動画やライブドローイングの動画もありますので、検索して視聴してみましょう。



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初心者におすすめしたいメイキング本

デジタルイラストの描き方が学べるメイキング本も多数販売されているので、参照してみましょう。ここでは、初心者におすすめのメイキング本を紹介します。


デジタルイラスト 色塗りメイキング講座

線画や下書きはある程度描けるけれど、色塗りの工程になるとよくわからないという人におすすめの本です。
タイトルに『色塗り』と入っているように、色塗りの方法を中心に学べる本です。レイヤーの使用方法、色の調節や質感の表現方法といった技法が紹介されています。
メイキングに使われたイラストは付属CDに収録してあるので、実際にどのような手順で描かれたのか、自分のパソコンで確かめられます。



SAI公式イラストメイキング

SAIを使おうとしている人におすすめの本です。全くのデジタル初心者にも分かりやすいように、SAIのダウンロード方法からしっかり解説された公式のメイキング本です。
色の塗り方から、質感の表現など、SAIの操作方法をひととおり学べます。付属DVDにはメイキングデータや、イラストの表現をより豊かにする素材データ、SAIの31日間試用版が付属しています。



CLIP STUDIO PAINT PRO デジタルイラストテクニック

クリスタを使おうと考えている人におすすめの本です。初心者にも分かりやすいように、各機能について丁寧に解説されているので、クリスタの使い方を詳しく学べます。

もちろん初心者だけでなく、少し慣れてきた人にも役立つ情報が満載です。プロのイラストレーターのメイキングも載っています。
より快適に描ける小技も紹介されているので、クリップスタジオを使う人にとってはまさにバイブルだと言えるでしょう。


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まとめ

デジタルとアナログにはそれぞれ良さがあります。両方を使い分けて描くことも出来るので、両方のメリットとデメリットをよく吟味して自分の描きやすい方法を探しましょう。

また、デジタルイラストを描く際は、どのお絵かきソフトを使うのかによって快適さが全く違ってきます。本格的に描きたいならクリスタやSAIなどの有料ソフトがおすすめです。
デジタルツールを上手く使いこなせない場合は、プロのメイキング動画を視聴したり、メイキング本を読んだりしてコツを掴みましょう。

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