キャラクターの体を描くのが難しい……。
体を上手に描くために骨格・筋肉を学びたいけれど、オススメの解剖学アプリはないかな?
今回は、イラスト用に使いやすい、解剖学アプリを紹介します。
この記事の目次
イラスト用 解剖学アプリを紹介
イラスト用に使いやすい「アーティストのための3D解剖学的構造」
「アーティストのための3D解剖学的構造」は、Windows・iOS・Androidの端末で使える解剖学アプリです。
骨格の3Dモデルは無料で閲覧できます。
上肢以外の筋肉系の3Dモデルを閲覧するためには、アプリ内から完全版を購入する必要があります。
要所が理解しやすい3Dモデル
3Dモデルが精巧に作られており、人体の構造が分かりやすいのが特徴です。
筋肉が密集する複雑な箇所は、筋層を調整して見やすくすることができます。
様々なアングルから筋肉の形状を確認できる
ズームしてビューを操作することで、お好みの角度から筋肉の形状を確認できます。
骨や筋肉の位置をタップすると、解剖学で使われる名称が表示されます。
ピン止めされている箇所をタップすると、筋肉のより細かい分類が表示されます。
骨格も確認できる
筋肉を除いた、骨格だけの3Dモデルも用意されています。
骨の形状を知りたいときにも活用してみてください。
代表的な筋肉を知りたい方にオススメ。「Human body (male) 3D 」
「Human body (male) 3D」は、iOS・Androidの端末で使える解剖学アプリです。
アプリ内のコンテンツは、無料で閲覧できます。
下部のタブから、表示したい人体の組織を選べます。
イラストの参考にしたいときは、皮膚や骨格筋、骨格のタブが便利です。
皮膚・骨格筋・骨格・消化器系など、様々な解剖学的な構造を見れる
骨格筋のタブからは、頭部・胴体・上肢など、人体の部位を選択できます。
「胴体」を選択すると、胴体についている大胸筋や僧帽筋、広背筋などの筋肉がピックアップされます。
イラストで描くことが多い、代表的な筋肉を知りたい方にオススメのアプリです。
骨格を自由に動かせるリファレンスアプリ「Skelly」
美術解剖学のお勧めアプリSkelly ずっと探し求めていた骨の可動モデル。操作が直感的でめちゃめちゃ使いやすい。想像で描くしかなかった可動時の骨が手に取るようにわかるので人体の理解が深まります
Skelly AppStorehttps://t.co/Ek9f24Y51K GooglePlayhttps://t.co/mTgmjjhfdK pic.twitter.com/MVVfJnYvhU
— 漫画素材工房 (@Manga_Materials) January 6, 2020
「Skelly」は、iOS・Android端末で使える、有料のリファレンスアプリです。
解剖学に基づいて骨格の3Dモデルが作られており、正しい骨格の形状を確認できます。
関節は可動するので、ポーズを自由に作成できるのが特徴です。
腕を内側に回したときは、骨はどのように動くのだろう……。
前腕の回内・回外など、難しい動きの確認に活用してみてください。
簡単にポーズを取らすことができるプリセットも用意されています。
解剖学に関連した記事
美術解剖学の書籍を紹介した記事
イラスト向けにオススメの美術解剖学の書籍を紹介している記事です。
解剖学の知識をどのように活かすのか、デッサン面も学びたい方は書籍を参考にしてみてください。
解剖学を意識した人体の描き方の記事
胴体・腕・脚など、人体の代表的な筋肉を解説しています。
筋肉の知識を絵に活かすことで、説得力のあるキャラクターが描けるようになります。
ポージングアプリを紹介した記事
こちらの記事のアプリの項目では、「マジックポーザー」や「Handy」など、使いやすいポージングアプリを紹介しています。
解剖学はちょっと難しそう……とお悩みの方は、ポージングアプリを参考にしてみてください。
まとめ
イラスト用に使いやすい、解剖学アプリの紹介でした。
体がうまく描けないときは、骨格・筋肉を学んでみるのも一つの方法です。
骨格・筋肉の形状を知ることで、キャラクターの体も描きやすくなります。