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【初心者向け】イラストのレイヤー機能を解説。クリスタで色塗りをしよう

更新日:2023.12.22
レイヤーの解説アイキャッチ

イラスト制作でよく耳にする「レイヤー」って一体なんのこと?

レイヤーはデジタルイラストで頻繁に使う機能なので、最初に使い方を覚えてしまいましょう。

今回は、レイヤーの基礎知識や使い方を、ペイントソフトのCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)を用いて解説します。

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イラストのレイヤー機能を解説(基本編)

レイヤーとは何か?

レイヤーは透明な用紙のようなもの、と考えると分かりやすいです。

デジタルイラストではレイヤーという透明な用紙を層のように重ねて、1枚のイラストを制作していきます。 レイヤーとは何か

解説イラストのリンゴの絵を見てみましょう。

このリンゴの絵は、4枚のレイヤーを重ねて表現されています。

  1. かざりの文字
  2. リンゴの線画
  3. リンゴの色
  4. 背景

レイヤーを分けるメリット

一枚のレイヤーにまとめて、文字・リンゴの線画・リンゴの色・背景を描くこともできます。

しかし、リンゴの色だけを塗り直したい場合など、部分的な修正が困難になってしまいます。

レイヤーを分けてイラスト制作を進めることで、パーツごとの修正や変更が簡単になります。

レイヤーパレットの見方

実際にペイントソフトのクリスタでレイヤー機能を使ってみましょう。

レイヤーの基本的な考え方は、他のペイントソフトでも共通しています。

レイヤーパレットを表示する

レイヤーパレットを表示する

クリスタでは「レイヤーパレット」と呼ばれるパレットでレイヤーの管理を行います。

キャンバス画面に表示されていない場合は、メニューバーの[ウィンドウ]→[レイヤー]を押して、レイヤーパレットを表示します。

レイヤーパレットの内容

レイヤー階層 レイヤーパレットでは、イラスト制作で使用している全てのレイヤーが表示されます。

選択中のレイヤーは欄が水色で表示されます。

解説例では背景レイヤーが選択されているので、キャンバス画面に絵を描いたときには背景レイヤーに描き込まれます。

上のレイヤーが優先で表示される

レイヤーは上にあるものが優先的に表示されます。 レイヤーの順番

解説例では、背景レイヤーをドラッグして、リンゴの赤色を塗ったレイヤーの上に移動させました。

すると、背景レイヤーが優先的に表示され、リンゴの赤色の塗りレイヤーは隠れて見えなくなりました。

イラスト制作の基本的なレイヤーの並びは、基本的には上から線画レイヤー、塗りレイヤー、背景レイヤーの順番です。

新規レイヤーを追加する

新規レイヤーを追加する

解説図の赤枠の[新規ラスターレイヤー]ボタンを押すと、新しいレイヤーが作成されます。

他にも、メニューバーの[レイヤー]→[新規ラスターレイヤー]を押しても、新しいレイヤーを作ることができます。

クリッピングではみ出しを防止

レイヤーをクリッピングする

イラスト制作では、色塗りのはみ出しを防止できる「クリッピング」の機能を使うことが多いです。 クリッピング

レイヤーを選択した状態で、[下のレイヤーでクリッピング]のボタンを押します。

解説例では影を描き込む用のレイヤーを作って、リンゴの赤色を塗ったレイヤーにクリッピングしました。

クリッピングの効果

クリッピングの結果

クリッピングしたことにより、影レイヤーのどこに描き込んでも、リンゴの赤色の部分からは塗りがはみ出さなくなりました。

クリッピングは便利なので、影塗りのときなどに活用してみてください。

その他の基本的なレイヤー操作

レイヤーを非表示にする

レイヤーの非表示

レイヤー欄の左にある目のアイコンをクリックすると、表示/非表示を切り替えられます。

レイヤーの内容を確認するときに使ってみてください。

レイヤーの不透明度を下げる

レイヤーの不透明度

上部にあるスライダーを動かして、レイヤーの不透明度を下げられます。

不透明度を下げると色が薄くなるので、色合いを調整したいときに使います。

複数のレイヤーをフォルダーでまとめる

レイヤーフォルダ

フォルダーのアイコンの「新規レイヤーフォルダー」を押すと、レイヤーフォルダーが作成されます。

イラスト制作をしていくうちにレイヤー数が増えてくるので、レイヤーフォルダーを作って整理しましょう。

解説例では「色塗り」というレイヤーフォルダーを作成して、塗り用のレイヤーをドラッグ&ドロップでフォルダー内に入れました。

イラストのレイヤー機能を解説(応用編)

レイヤーの合成モードとは何か?

合成モードを設定することで、レイヤー内の色が重なったときに効果を出せます。

イラスト制作では、色塗りやエフェクトに合成モードを活用することが多いです。

合成モードを設定する

レイヤーの合成モード 解説図では、リンゴのグラデーションの上に影を塗っています。

影レイヤーの合成モードが「通常」だと、影が重なって下地のグラデーションが消えてしまいます。

そこで、影レイヤーの合成モードを「通常」から「乗算」に変更して、下地のグラデーションを保ったまま影をつけています。

「乗算」は下のレイヤーと重なると、色を透過させつつ暗くなる効果を出すことができるので、影つけに向いている合成モードです。

他にも、明るい光を塗りたいときには「スクリーン」、強めのハイライトを塗りたい場合には「加算(発光)」、色鮮やかな加工には「オーバレイ」が向いています。

関連記事

合成モードは色選びにも便利

影やハイライトを塗りたいけど、どの色を使えばよいのか分からない……。

色選びに悩んだときは、合成モードを使ってみるのもオススメです。 合成モードを使った色選び

  1. 影レイヤーを「乗算」に設定する
  2. スポイトで下地の色を取得する
  3. カラーサークルで、取得した色の付近から色選びをする
  4. 影レイヤーに塗ると、それっぽい色合いになる

ハイライトを塗りたい場合は、合成モードを「加算(発光)」にしてみてください。

解説図では、リンゴの下地からスポイトで色を採り、カラーサークルで付近の色を選び、影とハイライトを塗っています。

下地の色から大きく離れないので、色選びも簡単です。

下地の色をスポイトで取得後、影は色相を青に近づけ明度を下げ、ハイライトは色相を赤に近づけ明度を上げると、鮮やかな色合いに見えます。

ラスターレイヤーとベクターレイヤーの違い

色塗りが主体のイラスト制作では「ラスターレイヤー」を扱うことが多いですが、他にも「ベクターレイヤー」と呼ばれるレイヤーの形式があります。

ラスターレイヤーの特徴

  • 一般的に使用されるレイヤー形式
  • 画像の拡大/縮小をすると、絵が荒れてしまう
  • ラフや色塗りにオススメ

ベクターレイヤーの特徴

  • 線の編集がしやすいレイヤー形式
  • 画像の拡大/縮小をしても、絵が荒れない
  • 線画にオススメ

ベクターレイヤーで線画を制作しておくと、後から線画の幅を変更できたり、線画の拡大/縮小もできたりと、様々なメリットがあります。

お好みの形式で線画を描いてみてください。

クリスタでは、ラスターレイヤーとベクターレイヤーの両方に対応しています。

ベクターレイヤーを新規作成したい場合は、メニューバーから[レイヤー]→[新規レイヤー]→[ベクターレイヤー]を選択します。

部分的に非表示にできるレイヤーマスク

レイヤーを部分的に非表示にできる「レイヤーマスク」という機能があります。 レイヤーマスク レイヤーパレット内にある「レイヤーマスクを作成」を押すと、レイヤーマスクが作成されます。

レイヤーマスクを選択した状態で消しゴムツールでキャンバスをなぞると、なぞった範囲がマスクされて隠れます。

マスクした箇所を不透明度が100%のペンツールでなぞると、マスクが削除されて絵の内容が表示されます。

レイヤーの内容を消すわけではなく、一時的に隠すだけなので、後から修正をするのも簡単です。

レイヤーを部分的に非表示にしたいけど、消しゴムで消してしまうと後で後悔しそう……といったときには、レイヤーマスクを使ってみてください。

関連記事

イラストの加工に便利な色調補正レイヤー

クリスタには「色調補正レイヤー」という機能があります。

色調補正はメニューバーの[編集]→[色調補正]からも行えますが、色調補正レイヤーを使う方法だと後から色調を修正するのが簡単です。 色調補正レイヤー

解説図では、[レイヤー]→[新規色調補正レイヤー]から、色相・彩度・明度の色調補正レイヤーを作っています。

この色調補正レイヤーは、リンゴの色塗りレイヤーのフォルダーにクリッピングしているので、リンゴの色調だけが補正されています。

色調補正レイヤーをダブルクリックすると、色調補正の効果を再調整できます。

後から何回も色合いを変えそうなときは、色調補正レイヤーを使ってみてください。

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その他のレイヤーTips

下塗りをはみ出なくする方法

  1. 線画レイヤーを参照レイヤーに設定(参照レイヤーは、レイヤーパレット内から設定可能)
  2. ブラシのサブツール詳細を開き、はみ出し防止の欄にある「参照レイヤーの線からはみ出さない」にチェック
  3. 塗りレイヤーで下塗りするときに、線画からはみ出さなくなる

バケツツールでは下塗りしづらい細かい箇所を塗る際に、上記の方法を活用してみてください。

レイヤーのサムネイルを分かりやすくする方法

レイヤーパレット内の左上にあるボタンからメニューを開きます。

[サムネイルの表示設定]→[レイヤーの範囲のみを表示]にチェックを入れると、レイヤーに描き込んだ箇所が拡大されてサムネイルに表示されます。 レイヤー数が増えて、レイヤーに描き込んだ内容が分かりづらいときに設定してみてください。

他にも、レイヤーに描き込んだ内容を確かめる方法があります。

Ctrlキーを押しながらレイヤーのサムネイルをクリックすることで、レイヤーに描き込んだ箇所の選択範囲がキャンバス上に表示されます。

初心者向けにイラスト制作の手順を解説した動画

お絵描き講座「パルミー」は、オンラインで絵の描き方が学べるWebサイトです。

パルミーの月謝制講座「はじめての色塗り講座」ではデジタルイラスト初心者の方に向けて、クリスタを用いた色塗りの手順を解説しています。

関連講座
  • アニメ塗りとブラシ塗りの解説
  • レイヤー機能の解説
  • 色塗りの流れの解説
  • クリスタの機能・ツールの解説
  • アニメ塗りとブラシ塗りの実演

イラスト初心者の方にはオススメの講座で、デジタルの基礎知識やレイヤーの使い方、色塗りの実演まで、色塗りの工程を通して学べます。

ペイントソフトを使ったイラスト制作は難しそう……とお悩みの方は、講座をぜひ視聴してみてください。

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まとめ

イラストのレイヤー機能の解説でした。

レイヤーについて理解を深めることで、デジタルイラストの制作も効率良くスムーズに進められます。

レイヤーの基本的な使い方を覚えた後は、合成モードなども活用してみてください。

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