持ち運びが簡単なiPad端末を使えば、リビング・寝室・外出先など、場所を問わずにスケッチができます。スケッチに向いているお絵描きアプリを使って、快適に絵を描きましょう。
今回は、iPadでスケッチをする際に使いやすいお絵描きアプリをご紹介します。
この記事の目次
iPad用のスケッチアプリ5選
スケッチ用のペンはApple Pencilがオススメ
Apple Pencilは、直感的で正確な入力ができるApple純正のアクセサリです。描き心地・使い心地が良いとのことでiPadユーザーから高く評価されており、メモ・スケッチ・ドローイング・イラスト制作など、様々な用途で使えます。
Apple Pencilに対応しているお絵描きアプリは多く、ペンの筆圧や傾きなどを感知して、手描きのような感覚で絵を描くことができます。
①Procreate
ProcreateはiPadで絵を描いている方に人気のアプリです。
ラフ画のスケッチから彩色を施した本格的なイラスト制作まで、幅広く使えます。
鉛筆・シャーペン・パステル・Procreateペンシル・ペパーミントなど、スケッチ用のブラシの種類が多いです。様々な描き味が楽しめるので、スケッチもより楽しくなりそうですね。
Apple Pencilを立てて描いたときと寝かして描いたときのブラシ表現の幅が広く、アナログ鉛筆のように使えます。
Procreateの特徴
- 人気の高いiPad用お絵描きアプリ
- 鉛筆系の描きやすいブラシが揃っている
- 有料アプリ
『だれでも描けるiPadクイックスケッチ』(著:MAKO オケスタジオ・栗田唯/玄光社)では、クイックスケッチのためのProcreateの基本操作の解説や、スケッチの実例が収録されています。
②コンセプト
コンセプトは、アイデア出し・スケッチ・メモ書きなどに使いやすいアプリです。
ベクター形式を採用しているので、画面に描いた線を後から自由に編集することができます。
コンセプトでは、画面をスクロールするとキャンバスが無限に広がっていきます。
下にもう少しスペースがあれば描けるのに……といったスケッチ中のお悩みも解消されるのではないでしょうか。伸び伸びと絵が描けるので、アイデア出しやスケッチも捗りそうですね。
コンセプトの特徴
- キャンバスが無限に広がるので、空きスペースに困らない
- ツールバーなどのインターフェースがカスタマイズ可能
- インストールは無料(アプリ内課金あり)
③Adobe Fresco
Adobe Frescoは、Adobeが提供しているデジタルペインティング向けのアプリです。
画像編集やレタッチの作業に向いているPhotoshopに対して、Frescoはドローイングやペイントの機能に特化しています。
描き味がリアルなブラシが揃っており、鉛筆画・油彩画・水彩画など幅広く表現できます。Frescoのプレミアム版に登録することで、全てのプリセットブラシやKyle T. Websterのブラシが使用できるようになります。
また、片方の手でタッチショートカットのボタンをホールドすることで、ショートカット機能を活用しながらスケッチができます。
Adobe Frescoの特徴
- 鉛筆画・水彩画・油彩画などリアルな描き味
- タッチショートカットを使った操作が便利
- インストールは無料(アプリ内課金あり)
④Tayasui Sketches
Tayasui Sketchesは、リアルなブラシとシンプルなインターフェースが特徴のお絵描きアプリです。
ZENモードに設定することで、ツールボタンなどが非表示になりスケッチに集中できます。
特に水彩ブラシがリアルな表現で描けます。
水彩ブラシで描いたストロークを軽くタップすると、にじみを作ることができます。また、アプリ内課金からPro版を購入することで、ウェット機能も使えるようになります。
スケッチしたラフ画に水彩で色付けしたい方にオススメです。
Tayasui Sketchesの特徴
- インターフェースがシンプルで分かりやすい
- 水彩の描き味がリアル
- インストールは無料(アプリ内課金あり)
⑤メモ
iPadにはデフォルトのアプリとして、「メモ」がインストールされています。テキストを書くだけのアプリと思いがちですが、右上のペンマークのボタンを押すことで絵を描くこともできます。
Apple Pencilにも対応しており、他のお絵描きアプリと同様に筆圧をつけてスケッチができます。描画ツールは鉛筆・ペン・マーカー・消しゴムが用意されており、定規ツールや複製・移動などが行える選択ツールも使えます。
メモの特徴
- シンプルにスケッチをしたい人向け
- iPadの標準アプリ
まとめ
iPad用のスケッチアプリのご紹介でした。ユーザー数が多くて人気のあるProcreateや、キャンバスが無限に広がるコンセプトなど、様々なアプリがリリースされています。描き心地や使用感を試して、気に入ったアプリでスケッチをしてみてください。