屈強な動物として名高い「トラ」。百獣の王の二つ名を持つ「ライオン」。力強い動物のイメージを持っているトラとライオンを、リアルにかっこよく描きたいと思っている方は多いと思います。
そこで今回は、トラとライオンの描き方をTwitterにまとめていらっしゃった、GWさんの解説イラストから、トラとライオンを描く際のポイントを見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「GWさん トラとライオンの絵」Twitter 「GWさん 大型猫の顔(模様なし)」
Twitter 「GWさん 大型猫の顔(模様あり)」
Twitter 「GWさん 大型猫の顔の比較
この記事の目次
トラとライオンの描き方
・ライオンのメスは頭をあげていると、それっぽくなります。
・尻尾にはフサがあることを忘れないようにしましょう。
続いてはベンガルトラです。
・体の姿勢は低く、顔にはほほ毛があることを意識します。
・ライオンより毛足が長く、全体的にだるんとした感じで描きます。
・尻尾は案外、細いということを覚えておきましょう。
トラとライオンの顔の部分を見ていきましょう。
・ライオンの耳は大きいのに対して、トラの耳はうまっていて、小さく、丸く見えます。
・トラの模様の位置は、耳の後ろ(白い)、頭の上から放射線状のシマ、まゆげ、目を囲むようにシマ、ヒゲの生えるところ、と覚えておきましょう。
・トラの鼻はピンク色に対して、ライオンの鼻はムラサキ色になっています。
ライオン、トラ、ヒョウ、ユキヒョウ、ウンピョウ、チーターの顔の比較イラストです。
・家猫は眼と耳が大きく、逆に眼と耳を小さくすれば大型猫になるとのことです。
・大型猫の瞳孔は縦長ではなく、丸いのが多いので、その辺りをおさえておくと、家猫化を防げるとのことです。
先ほどの大型猫の顔の比較イラストに、模様をつけたものです。
どの大型猫も、独特の模様をしています。
大型猫の顔の比較イラストの解説です。全て同じ下書きから描いているということで、赤線のアタリを見てみましょう。
・ライオンとトラの顔は、ほぼ同じで、トラはほほ毛の分、顔が大きくなっています。
・ヒョウとユキヒョウのマズルは、トラとライオンのマズルより小さくなっています。
・ユキヒョウは寒いところに住んでいるので、耳が小さくなっています。
・ヒョウよりもユキヒョウの目の方が下の位置にあり、幼く見えます。
・ウンピョウの目は大きくなっています。体長100cm位と体が小さいので、相対的に目が大きく見えます。
・チーターの体長は130cm位で、耳の位置が低くなっています。他の大型猫と比べると、最も耳が小さく、口の比率も最も小さくなっています。
まとめ
トラやライオンを描く際のポイント、種類毎の特徴を知っていれば、リアルで屈強な大型猫を描くことができそうです。ライオンを描いたのだけど、リアルに見えない。トラを描いたのに、猫っぽくなってしまった…。そんな時は、GWさんの解説イラストを参考にしてみて下さい。
最後に、GWさんのTwitterをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿されていらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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