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「イラストを学ぶ暇がなく上達しない」と悩む人は多い
イラストは、ただ多く描けば上達するというわけではありません。ある程度のイラストは描けるのに、自分の望むレベルまで到達できないと悩んでいる人は意外と多いでしょう。もっとイラストを上手く描くには、どうすればよいのでしょうか。自宅で学べるイラスト通信講座がおすすめ
自己流でイラストを描いていても、限界があるかもしれません。イラスト講座を受講をして、専門家の知識や技術を取り入れることによって、さらなる上達につながります。
実際に通う習い事タイプのイラスト講座もありますが、自宅にいながらイラストを学べる「通信講座」タイプのイラスト講座もあります。気軽に自分のペースで続けたい人は、通信講座がおすすめです。
上達のためにイラストを通信講座で始める
通信講座は、自宅にいながらイラスト上達のコツを学べます。まずは、イラスト通信講座のメリット・デメリットを理解しましょう。イラスト通信講座のメリット
通信講座のメリットは自分の好きな時間に、自分のペースでイラスト学習を行える点です。教材さえあればどこでも自由に学習でき、時間・場所を問わず学べます。
また、専門のスクールに通うよりも安価なので、コスト面に関しても負担が少ないといえます。
イラスト通信講座のデメリット
デメリットとしては、自分のペースで気軽に行える反面、やめるのも簡単ということです。きちんと自己管理ができないと、教材をこなしていかれません。
講座をやり通すには、イラストを上達させたいというモチベーションを保ち続ける必要があります。
オンライン動画学習はモチベーションが続きやすい
自己管理が苦手な人や飽きやすい人は、添削式やオンライン式のイラスト通信講座がおすすめです。添削者や指導者とのやりとりが発生するので、やる気を保ちやすくなります。ここでは、モチベーションを保つことができ、確実にイラストのスキルがアップするおすすめの通信講座を紹介します。
おすすめのイラスト通信講座1「Palmie(パルミー)」
「Palmie」は、イラストの基本から応用まで分かりやすく学べるイラスト学習サイトです。有料と無料の講座があり、有料講座では、プロのクリエイターが講師の授業を、オンラインで受講できます。
イラストの描き方の動画もあり、何度でも分からない部分を再生できるので、苦手な部分の練習にも最適です。 有料コースは月謝制と、受講講座ごとに購入する方法の2つのパターンから選べます。
月謝制の場合は、対象となる講座のすべての受講が可能です。
無料講座では、顔や身体の描き方、構図の取り方などイラストの基本となる描き方の講座が揃っています。
特長:数多くの有名絵師の講師のコースを受講できる
プロの作画の様子をオンライン動画で見られるので、文章や静止画だけでは伝わりにくいペンの動かし方などを学べます。
動画のメリットは、何度も見返すことができる点です。わからないことがあっても、納得がいくまで確認できます。
添削や講座スタッフへの相談も受け付けており、専門学校に近い受講体験ができそうです。
7日間の無料お試しが可能で完全無料の講座もあるので、自分に合うかどうか、無料で試してから判断するのもよいでしょう。
おすすめのイラスト通信講座2 「ユーキャン デジタルイラスト講座」
デジタルでイラストを描いている人におすすめなのが、「ユーキャン」の「デジタルイラスト講座」です。特長:イラストツール「クリスタ」によるイラスト制作を学べる
こちらの通信講座は、人気ソフト「CLIP STUDIO PAINT PRO」を使用し、基本的なラインの引き方から出来上がったイラストの加工方法まで、きちんと教えてくれます。
レッスン教材はフルカラーで分かりやすく、彩色の見本にはプロのイラストレーターの作品を使用しており、手取り足取り学べます。
日数管理と添削機能でモチベーションも保ちやすくなっています。
ただ、全く今までイラストツールを触ったことがない人を対象とした優しさなので、ソフトウェアはある程度描きながら慣れていきたいタイプにはもどかしいかもしれません。
節約派には描き方教本もおすすめ
イラストを上達させたいけれど、なるべくお金をかけたくないという人は『描き方教本』を参考にして学びましょう。ここでは、節約派におすすめの描き方教本を紹介します。
基礎からしっかり学びたい人向け
イラストの基礎力をアップさせたい人におすすめの教本は、『ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン』です。
イラストの入門書的な本ですが、軽い文体で楽しく読めるように書かれています。イラストを楽しく描くコツや、描写のポイントをわかりやすく、ビジュアル的にも面白く説明しています。
線の引き方から解説してくれるので、基礎から学びたい人にぴったりです。
人物を描くのが苦手な人向け
魅力的な人物を描けるようになるためにおすすめの教本は、『人体のデッサン技法』です。こちらの教本には、人体描写を行うためのコツや技法がまとめられています。掲載されているイラストは数百にものぼり、描写の手順も細かく記されています。
人体の骨、筋肉、衣服のシワの描き方から、手の動きや人の横顔の描き方まで、順を追っていけばバランスのよい人物画を描くことができます。人物イラスト練習の際は、必ず手元に置いておきたい1冊です。
まとめ
イラストの上達を目指している人は、通信講座や教本を利用するのがおすすめです。プロの技術を見たり、アドバイスを受けたりすることによって、イラストの上達を阻んでいた原因が分かるようになります。予算などを考慮しながら自分に最適な教材を選び、イラスト上達を目指しましょう。