映像作品のコンポジットをやってみたい。
After Effectsの代わりに使える無料のソフトウェアはないかな?
今回は、無料で使えるコンポジット用のソフトウェアを紹介します。
この記事の目次
コンポジット・撮影の基礎知識
コンポジット・撮影とは何か?
TVアニメ『#黒猫と魔女の教室』第1話 撮影ビフォーアフター公開?⬛
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映像制作の「コンポジット(Composite)」とは、3D・2Dの素材を合成して最終的な画面を作る工程のことです。
アニメーション業界では、「撮影」とも呼ばれています。
キャラクターの作画・背景・エフェクトなど、それぞれの素材を単に重ねただけでは見栄えのする画面にはなりません。
コンポジット・撮影の工程で、素材が馴染むように色や光を調節したり、エフェクトに質感を入れたりします。
カメラワークや被写界深度などの設定も、コンポジットの工程で行うことが多いです。
コンポジットは、視聴者が実際に見る画面に直結する重要な工程です。
プロの現場で使われている「After Effects」
Aeで木漏れ日作ってます。 作り方はリプ
※再掲#AfterEffects pic.twitter.com/Tp9SZ7x5Wi — とら (@toradesu_a) April 17, 2026
コンポジット用のソフトウェアとして広く使われているのが、Adobeの「After Effects」です。
機能の幅が広く、シーンに沿った画面作りやエフェクトの作成、テキストアニメーションの処理まで、多彩なビジュアル効果をつけることが可能です。
After Effectsは、ゲームやアニメの制作、遊技機の映像エフェクト、MVの編集、モーショングラフィックスなど、様々な用途に使われています。
After Effectsを使いたいけれど、サブスクリプション制で月々の支払いが大変……。
そんなときは、コンポジットで使える代わりのソフトウェアを探してみるのも良いかもしれません。
After Effectsの代替ソフト5選。無料で使えるコンポジット・撮影用のアプリ
コンポジットも可能な動画編集ソフト「AviUtl」
動画編集ソフトのAviUtlは、エフェクトやテキストアニメーションなどのコンポジット機能も備えています。
イラストや動画の素材を読み込み、ぼかし・光エフェクト・色調整などの効果をつけられます。
他のコンポジット用ソフトウェアと比べて画面が分かりやすく、ペイントソフトと同様にレイヤーベースで管理できます。
コンポジットを始めてみたい初心者の方にもオススメです。
- 日本語対応
- レイヤーベースのコンポジットが可能
- 2D素材の編集にオススメ
ノードベースのコンポジットソフト「Natron」
Natronは、動画合成用のコンポジットソフトです。
After Effectsのようなレイヤー形式ではなく、「ノード」と呼ばれる箱を線で繋ぐ方式でコンポジットの処理を作っていきます。
ノードベースは直感的な操作ができませんが、処理の流れや全体像が分かりやすいというメリットがあります。
グローやノイズ、ブラーやクロマキー合成など、2Dコンポジットの機能が充実しています。
- ノードベースのコンポジットが可能
- 2D素材の編集にオススメ
高性能な動画編集ソフト「DaVinci Resolve」
DaVinci Resolveは、ハリウッドでも使われている映像ソフトウェアです。
映像編集やコンポジット、オーディオ編集まで幅広く対応しています。
無料版と有料版がリリースされていますが、無料版でもほとんどの機能を使うことができます。
色調補正の機能や2Dアニメーション用のエフェクトも多く搭載されています。
3Dパーティクルシステムを使えば、火・雨・光といった多彩な環境エフェクトが制作できます。
- 日本語対応
- 一部でノードベースのコンポジットにも対応
After Effectsと互換性がある「Autograph」
Autographは、モーショングラフィック用の映像ソフトウェアです。
シェイプやテキストをアニメーションさせる機能が多く、パーティクルを用いたエフェクトなども制作できます。
2Dアニメーションだけでなく、3Dシーンに対応した機能も豊富です。
After Effectsと互換性があり、After Effectsで作成したやエフェクトやプロジェクトファイルの一部を読み込むことができます。
- レイヤーベースのコンポジットが可能
- After Effectsと互換性あり
コンポジット機能も備えている3Dソフト「Blender」
3DソフトウェアのBlenderには、コンポジットの機能も搭載されています。
Blender内で3Dのアニメーションシーンを作り、ソフトウェアを切り替えることなくコンポジットの工程へ持っていけます。
グリースペンシルで描いた2D素材を、コンポジットで仕上げることも可能です。
ノードベースのコンポジットで、グレア・ブラー・レンズ歪みといった基本的な画面エフェクトを追加できます。
- 日本語対応
- ノードベースのコンポジットが可能
- Blenderで作成した3D/2Dアニメをコンポジットするときに便利
まとめ
After Effectsの代わりに使える、コンポジット用のソフトウェアの紹介でした。
コンポジットの工程を経て、映像作品の画面はより見栄えの良いものになります。
作りたいものや制作工程に合ったソフトウェアを探してみてください。







