色塗りのスキルを磨きたいけれど、どのような練習をすればよいのだろう?
そんなときは、写真の模写で練習してみるのもオススメです。
今回はXから、ぽえさんのご投稿を紹介します。
写真を模写するときのポイントや手順を見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
写真の模写の手順 色塗りの上達にオススメ
写真の資料を用意する
まずは、模写に使用する写真の資料を用意しましょう。
当記事では、作画資料サイト「るちかポーズ」様の写真を、模写に使用させていただいております。
♡・・┈┈┈┈?┈┈┈┈・・♡ みんな大好き♡セーラー服② 立ちポーズ 6種詰め! ♡・・┈┈┈┈?┈┈┈┈・・♡ ばーじょんあっぷ再撮影! ニーソがパースわかりやすい◎ 前のとどっちが好き?☺️
好きなの1つでも、全部描くチャレンジでも♡ (コメントつきはまた後日!)#るちかポーズ pic.twitter.com/4bYIG3ZNBK
— るちかポーズ?作画資料 (@ruchikapose) April 1, 2024
作画資料サイト「るちかポーズ」では、絵描きにとって使いやすい作画資料を公開していらっしゃいます。
キャラクターイラストを描くときには、「るちかポーズ」の資料をぜひ活用してみてください。
①全体のシルエットを取る
まずは、なんとなくでよいのでモチーフの形を取ります。
写真を観察して、全体の形をイメージしてシルエットを取りましょう。
最初はモチーフの細部を追う必要はなく、シルエットを単色で模写します。
②最も濃い影を描く
シルエットの上から、最も濃い影を描きます。
後でぼかすので、かっちりした線で影を描いてOKです。
解説例では、服の深いシワや落ち影など、写真の最も暗い部分を描いています。
③薄い影を描く
完成形を想像しながら、薄い影を描きます。
写真の服の形から、布の膨らみもイメージしながら描いています。
解説例では、服が引っ張られてできる上腕のシワや、服の弛みで生じるシワを描いています。
また、スカートのヒダも薄い灰色で表現しています。
④ぼかしを入れ、細かい影を描く
陰影をぼかすことで、よりリアルな表現に近づきます。
先ほどの工程で描いた影を、ぼかしツールなどでぼかします。
また、写真をよく観察して、細かい影も入れていきます。
光が当たる部分の境界は色が濃くなるなど、布の重なりもイメージすると描きやすいです。
⑤線画を入れて整える
シルエットのアウトラインに沿って、線画を入れます。
最後に細部を整えて、模写の完成です。
解説例の場合は、大体30分くらいの時間で模写をしているとのことです。
まとめ
写真を参考にした模写練習の解説でした。
参考写真を元にして、シルエットや陰影の形を取っていくことで、色塗りの上達に繋がります。
色塗りでお悩みの方は、ぽえさんの解説を参考に、模写の練習をしてみてください。
最後に、ぽえさんのX・pixiv・Blueskyをご紹介します。
他にも素敵なイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!