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【Procreate】塗りつぶしの方法は?ColorDrop操作を解説

更新日:2024.09.20
Procreateの塗りつぶしアイキャッチ

Procreateの「塗りつぶし」はどうやって使うの?

線画の内側を簡単に塗りつぶせる便利な機能なので、基本的な使い方を覚えてしまいましょう。

今回は、Procreateの塗りつぶし機能の使い方をご紹介します。

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Procreateの塗りつぶし機能

塗りつぶし(ColorDrop)とは何か?

ColorDrop=バケツ塗り

多くのお絵描きアプリでは、バケツツールという機能が搭載されています。

広範囲を簡単に塗りつぶすことができ、イラストの下塗りなどに役立ちます。

Procreateでは、バケツツールの代わりに搭載されている「ColorDrop」と呼ばれる操作で、領域内を塗りつぶします。

塗りつぶしの手順①(線画と同じレイヤーに塗りつぶす)

塗りつぶすレイヤーを確認

線画と同じレイヤーに塗る

最初に、塗りつぶしを行うレイヤーを確認しておきましょう。

まずは、線画と同じレイヤーに塗りつぶしをします。

ColorDrop操作

ColorDrop操作

画面の右上にあるカラーボタンをタッチします。

指はそのまま画面から離さずに、ドラッグ操作でキャンバス上に持っていきましょう。

※カラーボタン上で長押しすると、別の操作(前のカラーに切り替え)が実行されてしまいます。

長押しはせず、早めにドラッグ操作をして色を持っていくのがポイントです。

ColorDropの実行結果

塗りつぶしの結果

画面から指を離すと、ColorDropの処理が実行されます。

指を離した位置を基準に、線画の内側が塗りつぶされました。

輪郭線が途切れていると、塗りつぶしが線画の外側に広がってしまいます。

輪郭の線は隙間が空かないようにしておきましょう。

塗りつぶしの手順②(線画とは別のレイヤーに塗りつぶす)

線画と塗りのレイヤーは分けることが多い

イラスト制作では、線画と下塗り(塗りつぶし)のレイヤーは分けることが多いです。

線画とは別のレイヤーに色を塗っておくことで、線と塗りの修正が簡単になります。

次は、線画とは別のレイヤーに塗りつぶしをする方法を見ていきましょう。

線画とは別のレイヤーに塗りつぶすと……

塗りつぶしの失敗例

線画レイヤーの下に、色塗りレイヤーを作成しています。

色塗りレイヤーを選択して塗りつぶすと、ベルの輪郭を通り越して外側まで色が塗られてしまいます。

色塗りレイヤーには線が描かれておらず、キャンバス全体が塗りつぶしの範囲として判定されているのが原因です。

ベルの内側だけを塗りつぶすために、線画レイヤーを参照する設定を行いましょう。

線画レイヤーを「基準」に設定する

線画レイヤーを基準にする

線画の範囲を参照するための設定をします。

線画のレイヤーをタップして、メニュー内にある「基準」を選択します。

線画の範囲が参照される

別レイヤーに塗る

線画レイヤーを「基準」に設定したことで、色塗り用のレイヤーにも線画の範囲が適用されます。

線画からはみ出さずに、色塗り用のレイヤーに塗りつぶせるようになりました。

塗り残しを減らす方法

塗り残しが出る場合

塗り残しがある場合

ColorDropで塗りつぶしたけれど、塗り残しが出てしまった……。

そんなときは、「しきい値」(塗りつぶす量)を調整して塗り残しを減らしましょう。

しきい値を調整する方法

しきい値を調整する

ColorDropでドラッグするときに、塗りつぶしたい地点で、画面から指を離さずにホールド(長押し)します。

指をホールドして動かさないでいると、画面上部にしきい値のパーセンテージが表示されます。

右へドラッグして、しきい値を上げる

しきい値を上げる

画面に指をつけた状態でドラッグ操作をすると、しきい値を調整できます。

左方向へのドラッグで減少、右方向へのドラッグで増加です。

解説例では、右方向へドラッグして、しきい値を上げています。

塗りつぶしの量が増えたことで、塗り残しも無くなりました。

細かい箇所はブラシで塗る

塗り残しをペンで塗る

ColorDropで色を置きづらい細かい箇所は、ブラシで塗りつぶしてしまいましょう。

[インキング]→[スタジオペン]など、硬めのペンが塗りつぶしにオススメです。

塗りつぶしを続けて行う方法

「塗りつぶしを続ける」ボタンを押す

塗りつぶしを続ける

塗りつぶす箇所がたくさんある場合、ColorDropのドラッグ操作を繰り返すのも大変です。

塗りつぶしを簡略化する機能を使いましょう。

ColorDropで指を離した直後に、画面上部に「塗りつぶしを続ける」というボタンが表示されます。

このボタンを押すことで、塗りつぶしを続けて行えるようになります。

塗りつぶしが簡略化される

Procreateの塗りつぶし12

ドラッグ操作をすることなく、1回のタップで領域を塗りつぶせるようになりました。

右上のカラーから色を選びながら、タップ操作で塗りつぶしていきましょう。

画面上部の「ColorDrop」のボタンを押すと、「塗りつぶしを続ける」状態は解除されます。

選択範囲から塗りつぶす

選択範囲を作成する

Procreateの塗りつぶし13

画面上部の「選択」メニューでも、塗りつぶしが行えます。

自動(領域の自動選択)、フリーハンド、長方形、楕円形を選び、選択範囲を作りましょう。

選択範囲を塗りつぶす

Procreateの塗りつぶし14 右下の方にある「塗りつぶし」をアクティブにすると、選択範囲内が塗りつぶされます。

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こちらの記事では、Procreateのジェスチャーや画面の見方、レイヤー操作など、基本的な使い方を紹介しています。

Procreateの便利な機能を活用して、イラスト制作をスムーズに進めてみてください。

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まとめ

Procreateの塗りつぶし機能「ColorDrop」の解説でした。

線画とは別のレイヤーに塗りつぶしたいときは、線画のレイヤーを「基準」に設定しておきましょう。

線画の外側も塗りつぶされてしまう場合は、線に隙間ができていないかどうかも確認してみてください。

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