ベルベット生地のリボンを描きたい………。
高級感のある織物の質感は、どのように表現すればよいのだろう?
今回はXから、梦踏さんのご投稿を紹介します。
ベルベット生地のリボンの塗り方を見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
リボンの塗り方 ベルベット生地をリアルに表現
ベルベット生地とは何か?
?check☞ベルベットリボンを使用したビッグリボンのクラシカルチョーカーが出ました?
サイドには薔薇とクリスタルの装飾が施されています?✨
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— shironeko jewelry shop?英国風アクセサリー専門店 (@ShironekoLolita) January 16, 2021
ベルベット生地は、シルクやレーヨンなどの高級な繊維で作られる織物です。
光沢が美しく、手触りが柔らかいのが特徴です。
ベルベット生地は、ドレス・帽子・リボン・カーテンなど、身近な衣類やインテリアに用いられています。
ベルベット生地のリボンを塗る手順
ベルベット生地のリボンの塗り順やポイントを解説しています。
使用するブラシ
解説で使用しているブラシは、CLIP STUDIO ASSETSで公開されている「MONEY pen」です。
薄く色を重ねることができ、濃淡もつけやすいブラシです。
①.下地をベタ塗りする
単色でリボンをベタ塗りします。
ワインレッドのような、濃いめの赤色を使っています。
②.大きな影をつける
ベルベット生地特有の、コントラストが強い光沢と反射を意識して色を置きます。
フチの部分は反射で明るくなります。
解説図の矢印にあるように、リボンの流れに沿って、フチだけを残して影を塗るイメージで着色していきましょう。
③.濃い影をつける
一番濃く暗い影をつけます。
怖がらずに、暗い色をガシガシ置いていきましょう。
よりギラギラとした生地にしたい場合は、黒色に近い色を使ってみてください。
明るい部分(下地の色)のすぐ隣に一番暗い影を持ってくるイメージです。
④.ハイライトを入れる
ハイライトは、明るい部分の中で一番光の当たっているところに置きます。
フチの部分にもハイライトを入れると、よりリアルに見えます。
ベルベット生地の塗り方のポイント
布を塗るというよりも、反射の少ないマットな金属を塗る感覚で進めるのがオススメです。
また、暗い部分(影)と明るい部分(ハイライト)の比率が、9:1ぐらいになるように着色してみてください。
リボンの線画の描き方を解説した記事
こちらの記事では、リボンの線画を描くときのポイントを解説しています。
クリスタで使えるリボンブラシや、リボンの資料も紹介しています。
まとめ
ベルベット生地のリボンの塗り方の解説でした。
影とハイライトを入れる箇所に気をつけながら、陰影のコントラストを高めに塗ってみてください。
最後に、梦踏さんのBOOTHやXをご紹介します。
梦踏さんのBOOTHでは、「アンティーク調 雑貨素材集」や「ジュエリー装飾 イラスト素材集」など、イラスト制作に役立つ素材を公開していらっしゃいます。
梦踏さんのXでは、他にも素敵なイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!