リボンはキャラクターの服飾にも描かれやすいモチーフです。
リボンはよく描くけどイマイチ苦手……とお悩みの方は、描き方のポイントを覚えてみてください。
今回はX(旧:Twitter)から、不音さんのご投稿を紹介します。
リボンを描くときのポイントを見ていきましょう。
リボンを簡単に描けるクリスタ用のブラシや、リボンの資料も紹介しています。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
リボンの描き方をイラスト解説
リボンの描き方のポイント
不音さんがオススメしているリボンの描き方のご紹介です。
簡単に覚えられるポイントなので、リボンを描くときにぜひ活用してみてください。
リボンの「裏」を意識しよう
リボンを描き慣れていないと、輪っかの部分をなんとなく曲げてしまいがちです。
リボンの輪っかを適当に曲げてしまうのではなく、見えない「裏」の部分も意識してみてください。
折り目の繋がりを分かりやすくするため、点線で繋げてみるのもオススメです。
リボンの厚みと重力を意識する
リボンを横から見ると分かりやすいですが、解説絵のように少しだけ厚みがあります。
この形を応用して、リボンの輪っかの先の部分を描いてみてください。
細長いリボンの輪っかは立体的に捻じれており、輪っかの先の部分は横からのアングルに近くなります。
細長いリボンでは、輪っかの部分に重力がかかることも意識してみてください。
輪っかを垂れているように描くことで、よりリアルなリボンに見せることができます。
色々なリボンの形
リボンの縦幅・たれの長さは、リボンの種類によって異なります。
また、ひものように細長い形状のリボンタイもあります。
キャラクターの服飾用のリボンをお考えの方は、衣装との組み合わせも考えてみてください。
クリスタで使えるリボンの素材を紹介
ペイントソフトのクリスタをお使いの方は、CLIP STUDIO ASSETSで公開されているブラシ・素材を使用できます。
リボンの作画が苦手な人用の素材もあるので、ぜひ活用してみてください。
リボンの絵を収録した素材「リボン詰め合わせ」
「リボン詰め合わせ」は、様々な形のリボンを収録した素材です。
リボンの種類の参考資料としても使えそうですね。
角度のついたリボンも描ける「10種類のマルチアングルリボン」
「10種類のマルチアングルリボン」を使えば、角度のついたリボンを簡単に描くことができます。
正面・側面のアングルからリボンを描くときに便利なカスタムブラシです。
繋がったリボンが描けるブラシ「永遠のリボン」
「永遠のリボン」は、連続したリボンが描けるカスタムブラシです。
服飾や模様用のリボンに使ってみてください。
リボンの参考資料を紹介
リボンの資料をお探しの方は、商用利用可のフリー画像サイト「Unsplash」なども使ってみてください。
他にも、ファッションの写真を掲載しているサイトを参考にしてみるのもオススメです。
ここでは、Unsplashで公開されているリボンの写真をご紹介します。
蝶ネクタイ型のリボン
おしゃれな色の蝶ネクタイ型のリボンです。
リボンは性別を問わず着飾れるアクセサリーです。
光沢のある細長いリボン
リボンは服飾だけではなく、プレゼントなどの飾りにも用いられます。
形が分からないときの参考にしてみてください。
光沢の強いリボン
サテン生地のリボンは光沢があるのが特徴です。
明るい部分と暗い部分のコントラストが強く、色塗りの参考用にも使いたい写真です。
まとめ
リボンの描き方や、リボンの素材・資料の紹介でした。
不音さんのリボンの描き方を参考に、リボンの「裏」や厚み・重力を意識して、リアリティのあるリボンを描いてみてください。
最後に、不音さんのX・pixivをご紹介します。
他にも素敵なイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!