キャラクターの体・ポーズがうまく描けない人には、「ドローイング」の練習もオススメです。
モデルから人体の構造や形を学んで、イラストに活かしてみましょう。
今回は、ドローイングの練習にオススメのWebサイトをご紹介します。
この記事の目次
ドローイングの基礎知識
ドローイングとは何か?
ジェスチャードローイングは「ワンストローク」を大切に?✨https://t.co/loXEWh5hBp pic.twitter.com/uS23K1ZIPO
— お絵かき講座パルミー (@palmie_oekaki) August 14, 2024
「ドローイング」とは、絵の練習方法の一つです。
人物のモデルや写真を観察して、短い時間でキャンバス上に線画として表現します。
モデルや静物を速写するクロッキーと似た練習方法です。
- 人物1体につき、1分~10分の短い時間で描く
- 人物のポーズを線で表現する
- ポーズ全体の流れや印象を重視する
輪郭や陰影を時間をかけてしっかり観察するデッサンとは違って、ドローイングでは1体のモデルを数分で描き切ります。
細部は追わずに、ポーズ全体を線のストロークで表現することを意識しましょう。
ドローイングは短い時間で気軽にできる練習です。
継続することで、人体への苦手意識も無くすことができます。
ドローイング(クロッキー)におすすめのWebサイト
①.動画でドローイングの練習ができる「GES DRAW PARTY」
毎週木曜20時更新?#じぇすどろパーティ #GesDrawPARTY 【タイマー付きポーズリファレンス】
2025年 あけましておめでとうございます
今年のじぇすどろ初めは 1月2日公開 #199 まこ立会人さん @madarameBKhttps://t.co/tw4wQfGMOX
静止画もあります?#ジェスチャードローイング#ジェスドロ pic.twitter.com/Jn0a4DcVWo
— GesDrawPARTY (@GesDraw) January 1, 2025
「GES DRAW PARTY」は、無償のアートリファレンスを公開しているYouTubeチャンネルです。
様々な人物ポーズを載せた動画を、毎週1本ずつ公開しています。
1本の動画は20分前後の長さで、気軽に練習しやすい分量です。
各ポーズの表示時間は、1分、2分、5分と進んでいきます。
GES DRAW PARTYで練習をして、短い時間でポーズを表現する力を身につけてみてください。
②.全身、顔、手足、など、モチーフが豊富な「Line of Action」
「Line of Action」は、アーティストのための練習サイトです。
設定した時間ごとに写真が切り替わり、スムーズにドローイングの練習ができます。
人物のドローイングがしたいときは、全身、顔、手足の中からモチーフを選びましょう。
モデルの性別や衣服の有無、年齢も設定できます。
他にも、動物、ベーシックシェイプ(球体や立方体)、風景など、様々なモチーフが掲載されています。
※サイト内にはヌード表現のある写真も含まれています。
③.画力の向上に役立つ「Quickposes」
「Quickposes」は、描画スキルを向上したい人向けの練習サイトです。
サイトの左の欄にある「Timed Practice」から、時間を設定したドローイングが行えます。
練習できるモチーフが豊富で、ポーズ、顔、手、動物、風景、都市の中から選べます。
モデルの性別や衣服の有無、制限時間なども設定可能です。
時間制限のないモードで練習したいときは、サイトの左の欄にある「Random poses」を使ってみてください。
※サイト内にはヌード表現のある写真も含まれています。
④.角度も指定して練習できる「SketchDaily」
「SketchDaily」は、2000枚以上のリファレンス画像を掲載しているWebサイトです。
練習できるモチーフは、全身、体のパーツ(頭部、手、足)、動物、建築物、植物の中から選べます。
モチーフに人物や動物を選択した場合は、被写体の角度も指定できます。
横アングルの人体を描くのが苦手な方は、横から撮影された写真で集中的にドローイング練習をしてみるのも良いと思います。
動的なポーズも指定できるので、アクションシーンのドローイングにもオススメです。
※サイト内にはヌード表現のある写真も含まれています。
⑤.30秒ドローイングで有名な「Posemaniacs」
「Posemaniacs」は、30秒ドローイングができる練習サイトです。
ポージング用の3Dモデルがランダムに表示されるので、制限時間内にドローイングしましょう。
ドローイングの時間は自由に変更でき、モデルの性別やテクスチャなども設定できます。
Webサイト内には、手の3Dモデルを自由に動かせるハンドビューアーも公開されています。
手のドローイングの練習をしたい方にもオススメです。
まとめ
ドローイングにオススメのWebサイトの紹介でした。
ドローイングは、短い時間で気軽にできる練習方法です。
キャラクターの体・ポーズを上達したい方は、ぜひドローイングの練習をしてみてください。