アニメーション作品を作ってSNSで公開したい……。
アニメーションの作り方や、絵を動かすときのコツを解説した本はないかな?
今回は、アニメーションの作り方が学べる書籍をご紹介します。
この記事の目次
アニメーションの基礎知識
使用するペイントソフトは?
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)など、アニメーション制作に対応しているペイントソフトを使うと作品をスムーズに制作できます。
PCやタブレットでは、アニメーション作品が作れる様々なペイントソフトがリリースされています。
- クリスタ
- Procreate Dreams
- Procreate
- アイビスペイント
- FlipaClip
- Folioscope
- Animation Desk
クリスタのPRO版でも短いアニメーションを作ることができますが、長めのアニメーションを作りたい方にはEX版がオススメです。
最近では、アイビスペイントにもアニメーション機能が搭載されました。
また、Procreateよりもアニメーション制作に特化している、Procreate Dreamsも新しく登場しています。
こちらの記事では、アニメーションが制作できるアプリの特徴を紹介しています。
お好みのペイントソフトで、アニメーション作品を使ってみてください。
簡単なアニメーションの作り方を解説した記事
アニメーション作品を初めて作る方は、まばたきなどの簡単な動きに挑戦してみるのもオススメです。
こちらの記事では、3枚のイラストからまばたきの動きを作り、GIF画像作成アプリを使ってアニメーションにする方法を解説しています。
アニメーションの本7選
①クリスタを使ったアニメ制作が学べる『ショートアニメーション メイキング講座』
『ショートアニメーション メイキング講座』(著:吉邉 尚希/技術評論社)では、クリスタのタイムライン機能や、中割りやタメなどのアニメーションの基本から解説しています。
ショートアニメーションのメイキングも掲載されており、クリスタの使い方から作品の完成まで、通して学べる書籍です。
クリスタは持っているけど、アニメーション機能がよく分からない……といった方にオススメです。
②カメラワークやライティングも解説している『クリスタではじめる!アニメ制作術』
『クリスタではじめる!アニメ制作術』(著:小嶋 慶祐/KADOKAWA)は、クリスタEXを使ってアニメーション制作のフローを解説しています。
作画のコツ、カメラワーク、レンズやライティングなど、見栄えのする画面作りが学べる書籍です。
コンテ、ラフ、クリンナップ、ペイント、背景……と、工程を重ねていくスタイルで制作が進んでいきます。
自主制作のアニメーション作品を作りたい方にオススメの書籍です。
③アニメーション初心者の方にオススメ。『アニメーションの本』
『アニメーションの本: 動く絵を描く基礎知識と作画の実際』(編:アニメ6人の会/合同出版)は、アニメーションの基礎知識や遠近法、作画のポイントを掲載した書籍です。
キャラクターだけでなく、犬・猫・鳥などの動物や、水や煙などの自然現象の描き方についても解説されています。
デフォルメされた作例も多く、キャラクターや動物の動かし方が分かりやすく描かれています。
これからアニメーションを学びたい方にもオススメです。
④キャラクターの動きに拘りたい方には『アニメーターズサバイバルキット』
『アニメーターズサバイバルキット』(著:リチャード・ウィリアムズ/グラフィック社)は、ドローイングのポイントやキャラクターの動作を解説しています。
振り子やボールのバウンドなどの簡単な動きから始まり、ランニングやジャンプ、重さを意識した動きなど、アニメーションの深いところまで考察されている書籍です。
ディズニー作品や海外のアニメーションで見かけるような、動きが誇張されたキャラクターを描きたい人にオススメの本です。
⑤火・水・煙などの動かし方を解説している『アニメエフェクト作画』
『アニメエフェクト作画』(著:吉田徹/ボーンデジタル)は、炎・水・風・光・煙など、エフェクトの描き方を解説している書籍です。
コップに注ぐ水、滝の流れ、海に飛び込むときの水しぶきなど、バリエーションも豊富に掲載されています。
キャラクターの作画に慣れてきたら、エフェクトを入れてみるのも面白いと思います。
日常のシーンでコーヒーの煙を描いたり、葉っぱを風に舞わせてみたり、エフェクトは雰囲気作りにも使えます。
⑥演出・コンテの仕事術を幅広く解説した『映像の原則』
『映像の原則』(著:富野由悠季/キネマ旬報社)は、有名なアニメーション監督である富野由悠季さんが書かれている演出の技術書です。
映像作品を撮るための心構え、画面作りのコツ、カメラの動かし方、音をつけるときの原則など、解説している内容は多岐に渡ります。
アニメの演出の工程に興味を持っている方や、富野由悠季さんの映像作品に対する考え方を知りたい方にオススメの書籍です。
⑦有名アニメスタジオの撮影の工程を紹介している『スタジオジブリの撮影術』
『スタジオジブリの撮影術』(著:奥井 敦/他: 野崎 透/ビー・エヌ・エヌ)は、アニメーションの撮影の工程や、演出について解説した書籍です。
「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」、「崖の上のポニョ」といった有名作品の画面がどのように作られているか、制作プロセスが学べます。
撮影は、画面にカメラワークを入れたり効果を乗せたりする重要な工程です。
アニメーションの撮影に興味がある方は、ぜひ書籍を読んでみてください。
まとめ
アニメーションの作り方や、絵を動かすときのコツを解説した書籍の紹介でした。
最近では、SNSなどでも動くイラストを投稿する方が増えています。
アニメーションにご興味をお持ちの方は、ご紹介した書籍を参考にしてみてください。