ペン画でイラストを描いてみたいけれど、コツはあるのかな？
ペン画の見栄えを良くするために、線の引き方のポイントを覚えてみましょう。
今回はX（旧：Twitter)から、胡桃さんのご投稿を紹介します。
立体感の出し方や線の整え方など、ペン画のコツを見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
ペン画の描き方のコツ
ペン画とは何か？
ペン画とは、ペンやインクを用いて表現したイラストのことです。
ミリペン・ボールペン・Gペン・筆ペンなど、ペン画で使われるアナログ画材には様々な種類があります。
モノクロの線で繊細な表現ができるのがペン画の特徴です。
①立体感の出し方
何気なく線を引いているだけだと、描いたものが平面的に見えてしまいます。
描いている対象の立体を考えて、形に沿ってペンを入れてみてください。
②線をきれいに見せる方法
線が雑に見えてしまうときは、線と線の幅を一定に描いてみましょう。
線を網のように重ねて陰影を表現することを「カケアミ」と呼びます。
カケアミを短く・細かく描くことで、線をきれいに見せることができます。
線の重なりがバラバラだと、雑に見えてしまいます。
線の方向を整えたり、線の重なりを減らしたりしてみましょう。
③グラデーションのポイント
グラデーションを入れたいと思った範囲よりも、短めの範囲でグラデーションをかけるのがオススメです。
短い範囲にグラデーションを入れることで、コントラストが出やすくなります。
④その他のテクニック
動物は毛並みに沿って線を引くことで、毛先のきれいな印象が出ます。
毛並みの線と線の幅は一定に保ちましょう。
タッチ線は端が揃っていないと雑に見えてしまいます。
線の端を揃えることを意識してみてください。
カケアミのように線を重ねる場合、線が交差してできる四角が目立たなくなるぐらい細かく引けば、雑に見えにくくなります。
線を引く場所をまとめて、メリハリをつけるのもポイントです。
ペン画用のアナログ画材を紹介した記事
こちらの記事では、ペン画初心者の方にオススメの5種類のペンを紹介しています。 ミリペンや万年筆型のペンなど、お好みの画材を使ってみてください。
まとめ
ペン画のコツの紹介でした。
立体に沿って線を入れることや、きれいな線に見せることから意識してみましょう。
ペン画のテクニックをお探しの方は、胡桃さんの解説を参考にしてみてください。
最後に、胡桃さんのプロフィールをご紹介します。
胡桃さんは、ペン画のイラストレーターをしていらっしゃいます。
他にも素敵なペン画のイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください！
