イラストを上達させたい人は、イラスト通信講座を受講してみてはいかがでしょうか。ここではイラストの技術を向上させる、おすすめの通信講座を紹介します。添削指導付きの通信講座で、楽しくイラスト技術を磨きましょう。
この記事の目次
イラストがうまくなるには
SNSやブログの普及によって、だれでも気軽にイラストを公開できるようになっています。そのため、イラストのレベルをさらに上げたいと感じる人も増えているでしょう。どうすればイラストが上達するのでしょうか。
ひたすら練習するより質の高い練習が近道
イラストがうまくなるためには、まずはたくさん描く必要があります。しかし、練習は量だけでなく質も重要です。自分の絵を分析し、欠点を見極め、それを修正するといった練習が技術向上に効果的です。
質の高い練習は、『客観的に』自分のイラストを分析することから始まります。しかし、自分のイラストを客観的に見るのは意外と難しいものです。
自分のイラストを客観視できない人は、的確なアドバイスがもらえる通信講座がおすすめです。イラストの通信講座を受講すれば、添削などによって客観的な分析をしてもらうことができるので、ポイントを押さえた質の高い練習ができます。
通信講座と専門学校の違い
イラスト上達への近道として、通信講座以外に専門学校に通うという選択肢もあります。ここでは、通信講座と専門学校の違いを見てみましょう。
専門学校のメリット・デメリット
専門学校のメリットは、イラストを学ぶための環境が整っていて、モチベーションを保ちやすいということです。学ぶ環境が整った教室で、クラスメートと一緒に学ぶので、自然とモチベーションが保たれます。
専門学校のデメリットは、講義時間が厳密に定められており、時間の融通がきかないということです。学ぶ場所も限定されており、学校まで行かなければ講義を受けることができず、講義を休めば何も学ぶことができません。また、受講料も通信講座に比べるとかなり高額です。
通信講座のメリット・デメリット
通信講座のメリットは、時間の融通がきくということです。講義時間が決まっていないので、自分のペースで練習をすることができます。費用も専門学校に比べると安く、気軽に始めることができます。
デメリットは、一人でテキストをこなしていくため、モチベーションを保つのが難しいことです。また、疑問点や問題点をその場で解決することが難しく、メールでの質疑応答ではタイムラグが発生します。
通信と通学、受講料の違い
通信講座と専門学校で大きく異なるのが受講料です。また、専門学校は学校に通う必要があるので、交通費が発生します。
専門学校の入学金は学校によって違いますが、アニメ・漫画の専門学校『amps』の専科コースの場合は10万円、『東京デザイン専門学校』は18万円です。授業料や設備費も含めて、合計で150万円~350万円ほどが必要になります。
それに比べると通信講座の受講料はリーズナブルです。合計で4万円~30万円ほどで受講することができます。また、通う必要がないので、交通費もかかりません。
本格的に学べるおすすめの通信講座
通信講座はイラスト上達への近道となりますが、いろいろな講座があり、それぞれ特色が異なります。講座の特色をきちんと確認して、自分の目的に合ったものを選びましょう。ここではおすすめの通信講座を4つ紹介します。
Palmie(パルミー)は圧倒的な授業数
パルミーは、プロクリエイターの講座を動画で学べる、本格的なオンラインイラスト講座です。
数ある通信講座の中でもイラスト・漫画の描き方が学べる動画授業が圧倒的なラインナップになっています。50点以上の有料講座(約65万円分)が月謝制会員になると月9,800円で受講可能です。
しかも、無料お試し期間が7日間設けられており、気に入らなければお試し期間中に解約することもできます。料金も発生しません。様々な絵柄の講師から絵を学べるため、あなたにピッタリの絵柄や方法に出会うことができるはずです。
パルミー公式サイトはこちら
ユーキャン
通信講座の大手『ユーキャン』は、さまざまな通信講座を扱っていますが、イラスト上達を目指す人には『デジタルイラスト講座』がおすすめです。
ワコムのペンタブレットと、イラストソフトの『CLIP STUDIO PAINT PRO』がセットになっているので、教材が届いたその日から練習を始めることができます。フルカラーのテキストで、イラストの基本からしっかり学べるようになっています。テキストに載っているプロのイラストを見ながら上達のコツを学べます。
標準の受講期間は5ヵ月と設定されていますが、延長申請を出せば12ヵ月までサポートを受けることができます。3回の添削指導付きで、確実にイラスト技術をアップできます。料金はペンタブ付きコースで4万4,000円(税込)です。気軽にイラスト講座を受けたい人におすすめです。
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーのイラスト通信講座では、フリーイラストレーターの加藤アカツキ氏の動画を見ながら、デジタルイラストの基礎から学ぶことができます。
動画を見た後は課題を提出します。提出した課題はプロ講師がチェックし、的確なアドバイスと共に返却してくれます。また、標準学習期間は10カ月・在籍期間は15カ月です。
イラストマスターコースなら、テキスト4冊・DVD11枚・サブテキスト2冊・20課題で料金は27万円(税込)です。他に液晶ペンタブレット付のコースもあります。講座を受講すると、ヒューマンアカデミー主催のコンテストや同人誌即売会への参加が可能になるので、イラスト業界へチャレンジするチャンスが増えます。
代々木アニメーション学院
代々木アニメーション学院のイラスト通信講座は、学院が長年培ってきたノウハウをもとに作成されています。手描きイラストの基礎から学べる『イラスト基礎コース』は動画視聴後に添削指導を受けるスタイルです。
動画はインターネットで何度も視聴でき、スマホやタブレットでも学ぶことができます。講義を見てポイントを確認したら、添削課題に取り組みます。提出した課題はプロ講師が丁寧に添削・指導し、改善点を教えてくれます。添削課題は3題、質問回数は無制限で、料金は5万400円(税抜)です。また、受講期間は6ヵ月となっています。
イラスト基礎コース終了後は『デジタルスキルコース』を受講すれば、さらにイラスト技術をアップできます。
まとめ
イラストの技術を高めるためには、練習の量だけでなく質も大切です。質の高い練習には通信講座が役立ちます。プロ講師の講義や添削を受けるうちに、自分のイラストの問題点が明確になります。
正すべきポイントが分かれば、そこを重点的に練習することが可能です。自分にぴったりの講座を見つけて、さらなるイラスト技術のアップを目指しましょう。