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イラストが上達する効果的な模写とは?絵が上手い人がしている方法

更新日:2018.05.29

模写はイラスト上達法として効果の高い練習方法です。しかし、たくさん模写練習を続けても、なかなか効果が表れないという声を聞きます。今回はイラストが上手い人が実践している、模写における効果的な練習の考え方や、具体的な練習方法を紹介します。


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模写を始める前に注意するべきこと

模写をしているのになぜか元絵に似ていないなど、練習の成果が思うように表れないことがあります。ここでは、模写を始める前に注意すべきことについて説明します。1度練習の内容をチェックしてみましょう。


何も考えず絵を描くだけでは上達しない

イラストの構造理解

模写をするときは『描く』ことに集中しがちですが、それだけではなかなか上達は見込めません。下記のように『考えて描く』ことを意識すると、より早い上達が可能となります。

  • 模写する対象の、構造やバランス・色使いを意識して描く
  • 元絵の表現や筆致(※)を分析し、描き方を自分なりに理解して描く

バランスや構造など、なぜこのように描かれているのかを考えながら描くことで、元絵の理解が深まります。
また、全体を見て構図や色使いを意識し、この表現はどのような筆致(ひっち)で描いているのかを、自分なりに考えて描くことが必要です。考えて描くには『よく見る』ことが大切です。正しく見ることを覚え、自分で理解して描いていくことが上達のコツとなります。
※筆致とは文字・絵などの書きぶり、おもむきのこと


対象物をきちんと観察する

ただ元絵を見るだけではなく、きちんと観察することが大切です。上手な人は正しく見て描きますが、下手な人は本質をきちんと見られていないことが多く、見るべき視点が異なる場合があります。本質の理解には『比較』が重要です。たとえば、顔の輪郭に対して目の位置が中央なのか、上部や下部のどれくらいの比率で描かれているのかを注意して見ることです。
線を描くときはパーツそのものに注意が向けられがちですが、パーツとパーツの間の空間や立体表現もチェックする必要があります。
また髪の配色に関しても、背景や影の濃さ、明るさの度合いなど、全体のバランスを意識して選択する必要があります。元絵をきちんと観察できるようになると、自然と考える描き方も可能になります。


効果的な模写の方法

初心者と上級者の絵

模写を効果的に行うには、元絵の選択や描く手順などを確認する『前準備』が必要です。また実際に描く際には、いきなり描き始めるのではなく、段階を踏むことがポイントとなります。ここでは、それぞれの方法や注意点について紹介します。


初心者の場合、シンプルなイラストを選択

模写で上達を目指すなら『シンプル』で模写しやすいものから始めることが大切です。最初から複雑なイラストを選ぶと苦手意識を持つことにも繋がります。
模写を行う1番の意味は、『イラストを描くための考え方と技術を身につけること』だと意識して、シンプルな小作品から段階的に進めましょう。


描き方の手順を知ったうえで、練習する

イラストを描くときは、作画する『手順』を知ることが重要です。初心者の場合、どのような工程で描画されているのかを知らないと、あてずっぽうの描き方で元絵のイメージを上手く表現できないなど、マイナスの面が出てきてしまいます。
まずは下描き・修正の仕方・色塗り・影のつけ方などの手順を知ることからはじめましょう。無料Web講座やYouTubeなどの動画を参考にするとよいでしょう。これも急がずに段階を追ってレベルを上げることが大切です。


模写の前に、簡単なアタリを描く

模写をする際はいきなり描くのではなく、下描きをしてから始めるとイラストを効率よく上達させることができます。この下描きのことを『アタリ』といいます。
アタリは、全体を見ておおまかに対象の形や位置を描くものです。このアタリをたたき台にして、元絵とのズレなどを分析・観察し、細かく模写をしていきます。
たとえば、手の位置や襟元の面積・形状などに気をつけて、その都度修正を加えていきます。アタリを描いてからパーツ間の比率を意識して、目や鼻を描き込む方がより早く上達が見込めます。


慣れてきたら?おすすめのトレーニング

記憶を頼りに描く

日々の模写練習に慣れてきたら、さらにイラストを上達させる応用トレーニングに取り組むのもよいでしょう。
今回は、記憶を頼りに模写する方法と、日常の動きを取り入れた方法について説明します。


記憶に頼りながら模写をする

模写をすることによって得られる効果には『観察力がつく』・『手が描く技術を覚える』などさまざまあります。しかし、模写はインプットが中心なので、アウトプット面を鍛えるとさらに上達することができるでしょう。
具体的には、イラストの元絵を見ずに記憶だけで模写していくことです。これは、頭の中のイメージ力や、分析・観察から自分のものにしたスキル、パーツの配置、空間把握などの総合力が試されます。ただ漫然と模写をしていては記憶による模写は上手くできませんから、普段の模写に対する真剣度も上がることでしょう。


日常の動きを取り入れた絵を模写する

イラスト模写を続けていくと、人物のポーズなど定番の型が身についてきます。しかしさらに上達するためには、日常の動きを取り入れたリアルな動作表現の習得が必要です。
具体的には居眠りをしている人や、待合室でイスに座っている人など、日常の中での動作を観察することです。体の力の入り具合や重心のかかり方、体幹や足・腕の脂肪のつき方、服のシワの状態などをよく見ていきましょう。観察した状況を思い出して後から描くことで、表現を自分のものにし、アウトプット力を鍛えることにも繋がります。

まとめ

イラストの模写は上達へのよい練習となりますが、ひたすら元絵を写すだけでは効果はあまり期待できません。
よく観察して考えて描くことや、元絵を自分のレベルに合わせること、アタリから描き始めることなどによって、効果的な練習が可能となります。
慣れてきたら元絵を使わずに記憶のみで模写をする、日常動作の観察で観察眼と表現を磨くなど、応用トレーニングをすることもおすすめです。

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