浴衣や着物を描く際に重要となってくる「帯」の部分。帯は結び方の種類が豊富で、参考資料を探すのも大変そうです。
そこで今回は、帯についてTwitterにまとめていらっしゃった、幸翔(ユキカ)さんの解説イラストから、帯の結び方の種類を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「幸翔さん 着物の種類がうっすら分かったような感じになるほわっとした解説」帯の種類の解説
帯(シンプル篇)
お太鼓(おたいこ)
一重太鼓、二重太鼓の2種類の結び方があります。帯の種類によって、結び方が変わるとのことです。
角出し(つのだし)
普段、着る用に使う結び方で、帯を選ばずに結ぶことができます。
蝶結び(ちょうむすび)
こちらも普段用で、浴衣でよく見かけるとのことです。リボンの輪っかが何重にもなっていて、かわいい結び方ですね。
貝の口(かいのくち)
男物の角帯の結び方の一つで、粋な結び方として根強い人気があるそうです。
帯(華やか篇)
膨ら雀(ふくらすずめ)
晴れ着用で、振袖の帯結びとして、お見合いや結納などで結ばれることが多いとのことです。
文庫(ぶんこ)
帯を変えれば、浴衣、普段着、晴れ着にも使用できるとのことです。
立矢(たてや)
大奥で御殿女中が締めていた、振袖などの華やかなもの向きの結び方です。
扇舞(おうぎのまい)
お参りの時にも締められるそうで、こちらも華やかな結び方となっています。
帯(男性篇)
貝の口(かいのくち)
角帯で、多くの方が締めている結び方となっています。
一文字(いちもんじ)
腰の部分に膨らみがつく結び方のため、袴を着ける際に用いる結び方とのことです。
神田結び(かんだむすび)
下町の職人さんが結んでいたとのことです。長時間締めていても帯が解けないそうで、お祭りの際などに締めると良いかもしれません。
浪人流し(ろうにんながし)
結び目が平らで、長時間座る際に適しています。
帯の位置
男性の帯の位置
男性の帯の位置は、前はおなかの下、後ろはおしりの上となっています。
女性の帯の位置
女性の帯の位置は、胸の下からおなかまでが隠れる箇所で締めます。
まとめ
男性、女性の、様々な帯の結び方を知ることができました。男性と女性の帯の結び方の違いは?何か華やかに見える結び方はないだろうか?そんな時は、幸翔さんの、帯の解説イラストを、ぜひ参考にしてみてください。
最後に、幸翔さんのホームページ、Twitter、Pixivをご紹介します。幸翔さんは、イラストレーター、漫画作家として、多方面でご活躍されていらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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