年賀状に着物のキャラクターイラストを描きたい!でも、振袖や羽織は種類がたくさんあったり、構造が複雑で、間違った絵を描いてしまいそうで心配…。
そこで今回は、着物の種類をTwitterにまとめていらっしゃった、幸翔(ユキカ)さんの解説イラストから、振袖や羽織の種類や構造を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「幸翔さん 着物の種類がうっすら分かったような感じになるほわっとした解説」着物の種類の解説
振袖
まずは、振袖について見ていきましょう。
未婚女性の第一礼装ということで、成人式や結婚式など、式典には振袖を着ます。
振袖の解説イラストです。
振袖を着たキャラクターを描く際の参考にしましょう。
※帯締めは、2本取りの特殊な飾り結びをしています。
羽織(女性篇)
続いて、羽織(女性)です。
羽織は本来、男性が着るもので、女性が着用するようになったのは、明治時代以降とのことです。時代作品を描かれる方は注意しましょう。
羽織(女性)の解説イラストです。
左から、大正、昭和、平成の羽織となっています。時代毎に羽織の種類が違うことを知っているだけで、作画の間違いが減らせそうですね。
羽織(男性篇)
羽織(男性)です。
鎧の上から着た陣羽織が、日常着に変わっていったものとのことです。
羽織(男性)の解説イラストです。
左から、紋付、中羽織、茶羽織と、並んでいます。紋付は第一礼装として着用されています。茶羽織は旅館にも置いてあったりと、主に家庭内で用いるとのことです。
男女羽織(補足1)
男女の羽織の補足についてです。
男女の羽織それぞれで、礼節などの注意点がまとめられています。
羽織の衿もとについての解説イラストです。
羽織の衿は、後ろを外側へ半分に折って着るとのことです。背面からのアングルで羽織を描く際の参考にしましょう。
羽織を広げた状態の解説イラストです。
袖の縫い付けなど、女性と男性の羽織で構造に違いがある箇所も見られます。
男女羽織(補足2)
男女の羽織の補足2です。
乳(ち)の位置(羽織紐を留める場所のこと)が時代別にまとめられているので、前からのアングルで羽織を描く際の参考にしましょう。
男女羽織(補足3)
男女の羽織の補足3です。
乳(ち)が解説イラストの位置にあるものは、大正時代頃の若い女性が着用している羽織に多く見られるとのことです。
男女羽織(紐)
最後は、羽織紐について見ていきましょう。
一概に羽織紐といっても、様々な種類が存在していることが分かります。
羽織紐の結び方についての解説イラストです。羽織の紐の結び方がどうなっているのか分からない際の参考にしましょう。
まとめ
振袖や羽織の種類や構造を知ることができました。年賀状に着物のキャラクターを描く際には、幸翔さんの着物の解説イラストを、ぜひ参考にしてみてください。
最後に、幸翔さんのホームページ、Twitter、Pixivをご紹介します。幸翔さんは、イラストレーター、漫画作家として、多方面でご活躍されていらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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