キャラクターの性格や感情を表現する際に重要となってくる、顔の「表情」。思った通りの表情が出せなかったり、感情表現が控えめになってしまったりと、描くのが難しい箇所だと思います。
そこで今回は、下の歯と表情についてPixivにまとめていらっしゃった、KYAN-DOGさんの解説イラストから、怒った顔や笑った顔を描く際のポイントを見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Pixiv 「KYAN-DOGさん 下の歯と表情について」表情の描き方
怒っている表情
まずは、怒った顔の表情を見てみましょう。
左の解説イラストから右の解説イラストにかけて、徐々に下の歯の出し具合を強めていっています。特に一番右の解説イラストでは、下の歯を大きく出すことによって、強い怒りの表情を表現しています。
下の歯を出すと、攻撃性が増すことを覚えておきましょう。
笑っている表情
続いては、笑った顔の表情です。
左の解説イラストから右の解説イラストにかけて、徐々に歯の出し具合を大きくしています。
歯を出すことによって、「ニカッ」とした、力んだ笑顔の表情になることを覚えておきましょう。
犬の表情
表情筋が発達している犬も、人間と同様のことが言えます。
右の解説イラストに行く程、下の歯を出しており、それに連れて攻撃性も上がっています。
ちなみに、猫は表情筋がさほど発達していないので、それほどでもないとのことです。猿に関しても、意外にも、犬や人間ほど表情が分かりやすくありません。
表情と歯の関連性についての講座でした。上手く表情が出せないとお悩みの方は、下の歯の出し具合を意識してみるとよいかもしれません。
まとめ
下の歯の出し具合を意識することによって、感情を上手く表現できるようになると思います。相手を今にも攻撃しそうな、凶悪な顔つきを描きたい!少し力んでいるような、笑い顔を描きたい!そんなときは、KYAN-DOGさんの解説イラストを参考にしてみて下さい。
最後に、KYAN-DOGさんのPixiv、Twitter、インスタ、ホームページをご紹介します。イラストレーターとして多方面でご活躍されていらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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