ふわふわとしていて可愛らしい「ファー」。いまいち上手く書けないと感じたことはありませんか?
アイビスペイント(ibispaint)に付属しているブラシを使えば簡単に描けちゃいます!
もちろん、他のペイントソフトでも同じようなブラシを使えば描けるのでお試し下さい!
この記事では里彩さんのツイートから「簡単なファーの描き方」を学んでいきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
ファーの描き方
![ファーの描き方 1](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170055/1.png)
1.ペン(ソフト)で描きたい形をとり、ガウスぼかしをMAXで2~3回かけます。
![ファーの描き方 2](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170123/2.png)
2.レイヤーを複製し、結合します。背景は透明色を選びましょう。
![ファーの描き方 3](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170151/3.png)
3.草(オヒシバ)の右から2番目のブラシを選びます。
![ファーの描き方 4](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170152/4.png)
4.先ほど作った白ベースのレイヤーの上に新規レイヤーを作ります。 そして、時計回りに毛を描いていきます。
![ファーの描き方 5](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170153/5.png)
5.そのまま外側から中心に向かうように毛を埋めていきます。この時、密度のバランスが偏らないようにしましょう。なるべく均一に。
![ファーの描き方 6](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170154/6.png)
6.お好みでGペン(ハード)で長めの毛を足します。
![ファーの描き方 7](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170155/7.png)
7.不透明度ロックをかけて毛のレイヤーの色を白に変更します。
![ファーの描き方 8](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170156/8.png)
8.毛のレイヤーを合計3枚となるよう複製し。レイヤーモードを上から乗算、加算、普通に設定します。
![ファーの描き方 9](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170157/9.png)
9.乗算の毛のレイヤーにガウスぼかしを中程度。加算の毛のレイヤーにはMAXで2回ほどかけます。
![ファーの描き方 10](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170158/10.png)
10.乗算の毛のレイヤーに不透明度ロックをかけます。
![ファーの描き方 11](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170159/11.png)
11.光源を意識してエアブラシで影を塗ります。
![ファーの描き方 12](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170201/12.png)
12.レイヤー全て結合したレイヤーを作ります。
13.全結合レイヤーを選択した状態で不透明度で選択。選択範囲を作成したら、この全結合レイヤーは消去してOK。
![ファーの描き方14](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170202/14.png)
14.一番上に加算の新規レイヤーを作成。フェードやエアブラシなどでライティングの色を乗せます。
![ファーの描き方 15](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170204/15.png)
15.完成です。
![ファーの描き方 16](https://d2hq8z6bbc4zk8.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/11/13170204/a0415844ff4a544a507e9b561b914bbe.png)
ファーを描く上でのポイントは3つ。
・ある程度密度を高く毛を描いた方がそれらしくなります。
・オヒシバのブラシサイズは大きめの方がふさふさに描きやすいです。
・影色の補色(の明度を上げた色)がライティングの色になります。
まとめ
描くのがむずかしいファーの毛ですが、今回ご紹介したオヒシバブラシを使うことであっというまにふわふわのファーが描けます。ファーを描くことにむずかしさと感じたら里彩さんのファーの描き方をご参考にしてみてください。
最後に里彩さんのTwitterをご紹介します。素敵なイラストやメイキングなど投稿されていますので、ぜひご覧ください。
里彩さんのTwitter