顔の印象を左右する「輪郭」の部分。顔の輪郭を描く際のポイントはあるのだろうか。子供と大人の顔の輪郭を描き分ける時はどうしたらよいのだろうか…。
そこで今回は、顔の輪郭の描き方をTwitterにまとめていらっしゃった、櫻日和鮎実さんの解説イラストから、顔の輪郭を描く際のポイントを見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「櫻日和鮎実さん 描き方まとめ(顔の輪郭の描き方)」ツイート顔の輪郭の描き方
顔の基本
顔を描く際には、丸体にまっすぐ線を落とすようなイメージで、アタリと十字線を描いていきます。
ひたいの面は、台形であることを意識します。
鼻が始まっている箇所と目の間の窪み、目の下の窪みを意識します。
斜めを向いている顔なので、正面と側面を意識して描いていきます。
子供
・顔の輪郭は下部のほっぺたの丸さを意識して描きます。
・首は細く、短く描きます。
大人(男性)
・おでこの輪郭線は出ていることを意識します。
・ほほのでっぱりは目の下にあるので、ここも輪郭を外側に出します。
・首は太く、長くはないことに注意します。
大人(女性)
・女性の場合は輪郭をふんわりと、やわらかな曲線で描いていきます。
・首は細く、長く描いて、こちらも曲線を意識します。
美少年
・おでこの輪郭線は外側に出ています。
・ほほはあまり出さないのが、美少年を描く際の流行りということで、覚えておきましょう。
・首は細く、長く、女性から肉を落とした感じを意識して描きます。
まとめ
男性、女性、子供、大人で顔の輪郭を描き分けられるようになると、キャラクター表現のバリエーションも増えると思います。大人を描いたのだけど、顔が大人っぽくならない…。男性の顔を描いたはずが、女性の顔に見えてしまう…。そんな時は、櫻日和鮎実さんの解説イラストを、参考にしてみてください。
最後に、櫻日和鮎実さんのTwitterとPixivをご紹介します。素敵な作品をご投稿されていらっしゃり、漫画家としてもご活躍されていらっしゃるので、ぜひご覧ください!
櫻日和鮎実さんのTwitterはこちら櫻日和鮎実さんのPixivはこちら