漫画表現では馴染みが深い「効果音」。効果音を描かなければならないのだけど、独特で勢いのある文字の形が難しい…効果音が簡単に描けるブラシはないだろうか?
そこで今回は、クリスタで使用できる効果音ブラシの紹介をTwitterにまとめていらっしゃった、yomuさんの解説イラストから、効果音ブラシの使用方法を見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
※記事の最後で、効果音ブラシのダウンロード画面へのURLリンクを貼っています。
効果音ブラシのご紹介
べちょ筆/ハート筆
(1)べちょ筆
作成者様のコメントでは、文字用の筆ペンで、筆圧の強い、弱いで、極端に太さを変わります。オノマトペや、告知用に強調文字などにも使える、とのことです。
yomuさんが一番使用していた筆とのことです。消しゴムで部分的に削ってさらに効果音を強調したり、キャラクターの線画や塗りにも使用できます。 同じ作者様が作成された、ハート筆もおすすめとのことです。
しげ筆/何でも使えるアナログ白しぶき/インク切れ筆ペン
(2)しげ筆
作成者様のコメントでは、モノクロレイヤー専用の筆ブラシで、かすれ方や墨がもったりした感じを再現できるようにした、とのことです。
yomuさんは、大きい効果音に使用しています。 何でも使えるアナログ白しぶきを併用して使うと、迫力が増すとのことです。
もっとかすれが欲しい場合は、インク切れ筆ペンも使用するとよいとのことです。
ベタ修正ペン
(3)ベタ修正ペン
作成者様のコメントでは、漫画などの見えてはいけない部分の修正を、少し楽にしてくれる、とのことです。
yomuさんは、パキッとした効果音を描く時にも、ベタ修正ペンを使用しているとのこと。自動で直線になってくれるので、解説イラストのような効果音を描きたいときにおすすめです。
yomuさんは、この3種類のブラシを、クイックアクセスに登録しています。クリスタのクイックアクセス機能は、頻繁に使用するブラシやツールだけを、1つのパレットに格納できる機能です。
アナログ文字ペン
(おまけ)アナログ文字ペン
作成者様コメントでは、モノクロ原稿用に作った、インクだまりや筆圧による影響を受けない描き文字ペン、とのことです。
yomuさんは、吹き出し外の文字を書く際に使用しています。台詞を書くときに使っていきましょう。
効果音の縁つけやトーン化をするには
効果音に縁をつけたり、トーン化するのも、クリスタでは簡単にできてしまいます。オートアクション機能では、複数の操作を記録して1ボタンで実行できるので、合わせて使ってみるとよいかもしれません。
まとめ
作成するのが大変そうな効果音でしたが、yomuさんがご紹介して下さったクリスタの効果音ブラシを使えば、あっという間に効果音を作成できてしまいます。漫画の制作で効果音を使用したい時や、時間がなくて新刊が間に合わなそうな場合は、yomuさんの効果音ブラシご紹介イラストを、参考にしてみてください。
最後に、yomuさんのTwitterとPixiv、yomuさんが使用したCLIP STUDIO ASSETS:効果音ブラシのダウンロード画面をご紹介します。yomuさんのTwitterとPixivでは、素敵な作品をご投稿されていらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
yomuさんのTwitterはこちらyomuさんのPixivはこちら
べちょ筆
ハート筆
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何でも使えるアナログ白しぶき
インク切れ筆ペン
ベタ修正ペン
アナログ文字ペン