アニメの爆発シーンなどでよく見かける「煙」。イラストでも、戦闘シーンを表現したり、エフェクトとして用いられる機会が多いと思います。
そこで今回は、煙の描き方をTwitterにまとめていらっしゃった、るなむーさんの解説イラストから、煙を描く際のコツを学んでいきましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「るなむーさん ケムリの描き方」ツイートTwitter 「るなむーさん ケムリの描き方②→③の補足」ツイート
この記事の目次
メイキング
煙の描き方
(1)適当に丸を描いていきます。この際、同じような形や大きさが続き過ぎないように気を付けている、とのことです。
(2)輪郭をなぞっていきます。球体のアタリから、さらに煙らしい形になってきました。
(3)光源を考えつつ、適当に影をつけていきます。解説イラストでは、画面の左上に光源を設定しています。
(4)煙の輪郭と影の部分をトレスして完成です!
塊を1個1個意識する事と、あんまりカッチリ描きすぎないのがコツ、とのことです。
煙の影の付け方の補足
煙の影を付ける際、シンプルに考えられるように、補足の解説です。
(1)左上からの光を想定して、球体を意識して、影をつけていきます。
(2)輪郭を描く際には、どの球体が奥に位置して、どの球体が手前に位置するのかを、多少意識します。
(3)影付けの際は、手前の球体には奥の球体の影は落ちないことに気をつけます。かっちり考える必要はなく、たくさん描いて慣れていくしかない、とのことです。
(4)今回は分かりやすいように、影の形を同じにしましたが、場所や光の当たり具合で変化をつけると良いかもしれません。1日2日で描けるようになる訳ではないので、練習あるのみ!ということですね。
ちなみに、もっと大きな煙、雲を描く場合は、全体を大きな塊として影を考える必要がある、とのことです。
まとめ
形が漠然としている煙ですが、1つ1つの球体の塊を意識したりと、ポイントを抑えることによって格段に描きやすくなると思います。気体を描くなんて、掴み所がなくてよく分からない…。そんなときは、るなむーさんの煙の描き方の解説イラストを参考にしてみて下さい。
最後に、るなむーさんのプロフィールをご紹介いたします。るなむーさんは、アニメーション制作サークル「満福神社」で、キャラクターデザインや作画監督として、ご活躍されていらっしゃいます。東方Projectの二次創作アニメーション『幻想万華鏡』をはじめとし、多数の作品を制作されていらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
るなむーさんのTwitterはこちらるなむーさんのPixivはこちら
満福神社はこちら
満福神社のBOOTHはこちら