街を歩いている途中に見かけたり、ペットとして飼われている方も多い「猫」。猫は犬と同様にメジャーな動物なので、イラストとして描く機会も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、猫の描き方をPixivにまとめていらっしゃった、KYAN-DOGさんの解説イラストから、簡単に猫を描く際のポイントを見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Pixiv 「KYAN-DOGさん 忙しい人のための猫の描き方」猫の描き方
正面顔
(1)まずは解説イラストの猫を描いていきます。猫の正面顔を単純化すると、六角形になります。
(2)顔の左右の輪郭を描きます。
(3)耳を描きます。
(4)頭と聞くと先入観で輪郭を丸くしがちですが、まっ平らであるということを意識して描きます。
(5)顔の中心に鼻を描きます。
(6)鼻の下に口を描きます。
(7)ギザギザした線で斜め上方向に向かって笑わせるように、口を描いていきます。
(8)口まわりを描きます。
(9)アゴを描く際は、口に近づけるのではなく、少し離して描きましょう。
(10)眉間を鼻に向かうような線で描きます。
(11)猫の目を描く際の注意点は、目の上の線を太くするのではなく、目の下を太くしましょう。さらに目の切れ込みがあることも意識します。
(12)猫の口元の点々を、ランダムに描くのはNGとなってしまいます。正しくは、中央に向かうように、段々と点の大きさを小さくしていきます。
(13)ヒゲは外に向かって広がるように描きましょう。猫のマユゲは、人間のマユゲのように横方向に描くのではなく、縦方向を意識して立てて描きます。
(14)耳の内側と耳の毛を描いていきます。
瞳孔はシチュエーションに合わせて、大きくしたり小さくしたりと、描き分けます。
顔の輪郭はギザギザした線で、アゴは二重アゴを意識して描きます。
猫の首は細くしないで、太く描きます。
慣れれば1分以内で描けるようになり、なるべくムダをなくして「らしく」見せるのがポイントとのことです。
横顔
(1)耳元から額、額から鼻先、鼻先から首にかけての輪郭線を、解説イラストのように描いていきます。
首はくびれさせないで、太さを意識して描きます。
(2)正面顏と同じように、マユゲは縦方向を意識して、ヒゲは外側に広がるように描きます。
口元はギザギザを上げるように描いていき、アゴ下の線は必ず入れましょう。
体
(1)体を描く際も、首のくびれはないことを意識して、前足の輪郭へと繋いでいきます。
腹から前足にかけての輪郭は、少し膨らむように描いていきます。
尻尾は立ててあげるとよい、とのことです。
KYAN-DOGさんによる猫のイラストです。実に多彩な表情をしており、猫の感情をイラストで表現する際の参考にしましょう。
まとめ
マユゲや首などは、人間の体と同じように描いていると、思わぬ間違いが出てしまうと思います。描き終えたイラストが猫っぽくならない、時間もないし簡単に猫を描く方法はないだろうか…。そんなときは、KYAN-DOGさんの解説イラストを参考にしてみて下さい。
最後に、KYAN-DOGさんのPixiv、Twitter、インスタ、ホームページをご紹介します。イラストレーターとして多方面でご活躍されていらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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