人体を描くのは難しいですが、更に筋肉を描くとなると尚更難易度が高くなりますよね。どういう箇所が出て、どういう箇所が引っ込むのかは体の内部構造を知らないと分かりません。
そこで今回はおおはしさんのツイートから、筋肉の練習方法や意識する点を学んでいきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
筋肉の描き方
筋肉の全体のバランスです。凹凸で筋肉を表現しています。シルエットの美しさを意識しましょう。
肩には僧帽筋という筋肉があります。マッチョを描く時には欠かせない筋肉なので発達させて描きましょう。
僧帽筋の終わりと鎖骨の終わりの位置はほぼ同じです。鎖骨を底辺に三角形を意識して描きます。
お腹辺りは肋骨のラインを意識して描きます。
骨盤の側面上辺りにも線を入れます。これは外腹斜筋という筋肉が骨盤の腸骨稜という部分に乗ってできるラインです。
乳首は下に描くとよりマッチョ感が出ます。
脇下から背中にかけて広背筋という筋肉があります。体型を逆三角形にしたい時は、上で説明した僧帽筋と広背筋を大きく描くように意識しましょう。
分かりやすいくびれは描かない方がそれっぽいです。広背筋が少ないと細みの体格になります。
どこの筋肉の部分を大きく描くか意識をすると体格が全く変わってきます。
脇下にも線が入ります
鍛えているふくらはぎは特に外側が大きく張ってきます。内側と外側の差を意識しましょう。
くるぶしには内果(脛骨)と外果(腓骨)があり内果の方が高い位置にあります。高低差をつけて描きましょう。
二頭筋と三頭筋の膨らみや、腕と足の繋がりのイメージです。
まとめ
おおはしさんは肉感を付ける為に敢えて筋肉の線を描き過ぎないように意識しているそうです。同じ筋肉の描き方でもそれぞれ好みや参考にするモデルによってかなり変わってくると思います。
しかし体の内部構造に大きな違いはないので、今回のおおはしさんの解説を参考しつつ自分好みの筋肉の描き方を編み出してみて下さい!