斜め横からのアングルで顔を描きたいのだけど、奥の目を描くのが難しいし、肌の色の選び方もよく分からない…。斜め横からのアングルはキャラクターが可愛いく見えるので、顔の輪郭も肌の塗りも、しっかりと決めたいですよね。
そこで今回は、メイキングをTwitterにまとめていらっしゃった、あきさんのイラストから、斜め横顔の描き方と肌の色の選び方を学んでいきましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
メイキング
顔の描き方
(1)補助線に合わせて横顔を描きます。
(2)奥のほっぺを描きます。
(3)鼻のラインを中心線として、それに合わせて目と奥のおでこを描きます。
(4)中心線と奥のおでこの幅より少し広めの幅分、耳をずらして描きます。
(5)髪を補助線の中におさめます。後頭部を少し後ろに長くすると、形が良く見えるとのことです。
(6)横顔の描き方を応用して、斜め横に向いている女の子が描き上がりました。
肌の塗り方
(1)最初に肌のベースの色を決めます。あきさんは、描いている人物の性格や表情に合わせて、肌の色を選んでいるとのことです。左は優しくて落ち着いた印象のピンクベースの肌のイラスト、右は元気で明るい印象のイエローベースの肌のイラストです。
(2)頬の色を決めます。肌ベース同様、ピンクorオレンジで入れています。
(3)ハイライトを入れます。肌のベースより明るめの色を使用し、肌でピンク色を使用した場合は水色、オレンジを使用した場合は黄緑を使用すると、透明感が増すとのことです。
(4)肌の下書きの黒い線は、頬より濃い色に変えましょう。
(補足)また、背景の色をスポイトして、不透明度を下げた乗算レイヤーに塗り、レイヤーを結合。さらにスポイトで色を取りながら調整するとよいとのことです。光が当たる境目にはオレンジ、より影になる箇所は青紫色や青色を意識して入れると、立体的な影になるとのことです。
まとめ
横顔を基準に考える斜め横顔の描き方、キャラクターの性格から決める肌の塗り方を学べたと思います。横顔から少し手前にアングルを変えたい、キャラの肌の色が決まらない…。そんなときは、あきさんのメイキングを参考にしてみて下さい。
最後に、あきさんのTwitterをご紹介します。素敵なイラストを投稿、展示されておりますので、ぜひご覧ください!
あきさんのTwitterはこちら