ペイントソフトとして大人気のClipStudioPaintには、デジタルイラストを描く際の、様々なツールが実装されています。便利なツールがあるのはいいのだけれども、種類が多すぎて、どの機能を使っていけばよいのか迷われている方も多いと思います。
そこで今回は、 「#CLIP_STUDIO_PAINTおすすめ所」タグの相羽絲依さんの投稿から、ClipStudioPaintの16個のおすすめツールを見てみましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「相羽絲依さん クリスタのおすすめ機能とかツール #CLIP_STUDIO_PAINTおすすめ所」ツイートこの記事の目次
ClipStudioPaintおすすめツール
レイヤーロック
レイヤーロックをすると、そのレイヤーに対する全ての編集が無効になります。描き終わったレイヤーや、触らないレイヤーに使うと、間違いが起こらなくなりますね。
レイヤーロックは、レイヤーパレットの図の位置にあります。
下書き設定
下書き設定をしたレイヤーは、画像の書き出しが行われなくなります。完成時の絵に不要となるレイヤーに対して下書き設定をしておくと、便利ですね。
下書き設定は、レイヤーパレットの図の位置にあります。
参照設定
参照設定をしたレイヤーは、他ツール使用時の参照先として、選択できるようになります。画面内で複雑に線が絡み合っていても、参照設定したレイヤーの線だけを参照して、バケツツールで色を塗ることができます。
参照設定は、レイヤーパレットの図の位置にあります。
レイヤーカラーの変更
レイヤーカラーの変更をすると、グレースケール使用時に白色と黒色で描いた箇所を、それぞれ指定の色に変更することができます。2色刷りの確認もできます。
レイヤーカラーの変更は、レイヤーパレットの図の位置にあります。
レイヤーマスク
レイヤーマスクを使用すると、そのレイヤーで描かれた絵の一部分を、非表示にすることができます。相羽絲依さんは、色塗りの時間短縮にマスクを使っているとのことです。
レイヤーマスクは、レイヤーパレットの図の位置にあります。
選択範囲をストック
選択範囲をストックを行うと、レイヤーパレットに選択範囲レイヤーが作成されます。描き込みを行った箇所が緑色で表示され、選択範囲として保存できるようになります。
選択範囲をストックは、メニューバーの図の位置にあります。
クイックマスク
クイックマスクの使い方は選択範囲をストックと同じですが、選択範囲を保存することができません。緊急的に使うと、よいかもしれません。
クイックマスクは、メニューバーの図の位置にあります。
グラデーション
グラデーションはその名の通り、グラデーションが作成できるツールです。色の指定や、グラデーションの切り替えの位置を、何箇所でも設定できます。複数の色を何色でも設定することができるので、様々な色合いでグラデーションを試してみましょう。他のペイントソフトでも実装されていることが多く、馴染みが深いと思います。
グラデーションは、ツールバーの図の位置にあります。
ベクター線描き直し
ベクター線描き直しは、ベクターレイヤーで描いた線をドラッグして、線を変形できます。一度描いた線を、なぞるようにして描き直せるので、ありがたいですね。
(ベクターレイヤー:線の描き始めの点、終わりの点など、線情報を記録しているレイヤーのことです。線の情報を記録しているので、線の太さや曲がり具合を、後から変更することができます。一般的なお絵かきに使用されているのは、ラスターレイヤーとなります。)
ベクター線描き直しは、ツールバーの図の位置にあります。
ベクター線幅描き直し
ベクター線幅描き直しは、ベクターレイヤーの線をドラッグすることで、線幅を変更できます。後から線の幅を部分的に変更できるのも、ありがたい機能ですね。
ベクター線幅描き直しは、ツールバーの図の位置にあります。
線幅修正
線幅修正は、ベクターレイヤーの線幅を、全体的に変更することができます。ペン入れの際に重宝する機能だと思います。
線幅修正は、ツールバーの図の位置にあります。
シュリンク選択
シュリンク選択は、ドラッグで囲った範囲で、描いてある線の外側に沿って、選択範囲を作成する機能です。描画領域の選択範囲をすぐに作れるので、素材を作成する際などに使いましょう。
シュリンク選択は、ツールバーの図の位置にあります。
フキダシしっぽ
フキダシしっぽは、その名の通り、フキダシのしっぽを一筆で描ける機能です。マンガのフキダシ作成などに用いれば、時間短縮になりそうです。
フキダシしっぽは、ツールバーの図の位置にあります。
オブジェクト
オブジェクトを使うと、ベクターレイヤーで選択した線に、様々な処理を施すことができます。線を移動したり、線の色を変更したり、制御点も変更することができます。Shiftを押しながら線を選択することで、複数の線を選択することもできます。
オブジェクトは、ツールバーの図の位置にあります。
ざっくり
ざっくりは、ベクターレイヤーの線に使用すると、対象の線を丸ごと消せる機能です。間違った線を引いてしまった際に使用しましょう。
ざっくりは、ツールバーの図の位置にあります。
レイヤー貫通
レイヤー貫通は、全てのレイヤーに対して、消しゴムをかける機能です。描画されてあるもの全てを消してしまうので、間違えないように注意しましょう。
レイヤー貫通は、ツールバーの図の位置にあります。
まとめ
ClipStudioPaintはどんな便利ツールが備わっているか、概要を知れたのではないでしょうか。デジタルイラストを描く際の便利ツールを知りたい…。そんなときは、相羽絲依さんのおすすめ所ツイートを参考にしてみて下さい。 また、Twitterのハッシュタグ「#CLIP_STUDIO_PAINTおすすめ所」では、相羽絲依さん以外の方がまとめた、おすすめツール一覧も見れますので、そちらも参考にしていただければと思います。
最後に、相羽絲依さんのTwitterとホームページをご紹介します。素敵なイラストを投稿されていらっしゃり、ボイスアクターもされていらっしゃいます。ぜひご覧ください!
相羽絲依さんのTwitterはこちら相羽絲依さんのホームページはこちら