剣や鎧に建物、ファンタジーイラストでよく見かける金属の表現。ハイライトや陰のつき方が独特で、金属の質感がうまく出せない、時間がかかって大変と、悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は、SAIを使用した金属の塗り方をTwitterにまとめていらっしゃった、いんげんさんのイラストから、金属の塗り方の手順を学んでいきましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
イラストメイキング
SAIを使用しています。
(1)お好みのペイントツールを使用して線画を描きます。
(2)金色の部分はレイヤーを分けておきます。図に描かれている色を参考にしましょう。今回は金色ということで黄色系統の色相の色を使用していますが、この色を灰色にすれば銀色に、ピンク色にすればピンクシルバーになります。
(3)合成モード:陰影の新規レイヤーを作成し、図のような灰色でざっくり塗っていきます。
(4)合成モード:発光の新規レイヤーを作成し、図のような赤味がかった茶色で塗っていきます。光源の反射を考えて、両端にも光を入れています。短い手順で金色に光った金属が完成しました!
まとめ
金属の質感の物体は、ファンタジーイラストだけでなく、スプーン、ナイフ、アクセサリーといった身近な生活用品でも見かけることが多いと思います。金属を描きたいのだけど、ハイライトと陰の部分が上手く塗れなくて綺麗に光らない、どの色を使用すればよいのか悩んでいるうちに時間だけが過ぎていってしまう…。金属の質感表現でお悩みの方は、いんげんさんの金属の塗り方のメイキングイラストを参考にしてみて下さい。
最後に、いんげんさんのTwitterをご紹介します。素敵なイラストを投稿されてますので、ぜひご覧ください!
いんげんさんのTwitterはこちら