キャラクターの気高さ、華やかさをを表現する上でよく使われるモチーフのバラ。バラが似合いそうなキャラクターは意外に多いと思います。
そこで今回は、バラのメイキングをTwitterにまとめていらっしゃった、新井ニィさんのイラストから、厚塗りでバラを描く方法を学んでいきましょう!
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
Twitter 「新井ニィさん 厚ぬりでそれっぽいバラ的なもののメイキング」ツイートメイキング
バラの描き方
筆ツールとぼかしツールを使います。
①ベース作り
暗めの赤色で丸く塗りつぶし、影の箇所を作っていきます。真ん中辺りは彩度を上げて、メリハリを出します。
②大体の形作り
明るい色を使って、丸の中を三角形を描くように区切っていきます。
③大体の花びら塗り
三角形の内側を、明るい色でザクザク塗っていきます。
④大体の花びら塗り2
バラの中心、一番内側の三角形の中には渦巻きを描きます。外側の花びらを明るい色で塗っていきます。
⑤全体の塗り
このままだと花びらの数が少ないので、花びらと花びらの間隔が空いている箇所には、線を引くように新たな花びらを足していきます。
⑥光と影と立体感
全体の花びらの位置は決まりました。次は花びらに立体感をつけていきます。まず、花びらのふちと中央を、明るい色で塗ります。次に、花びらの両脇をぼかすことで、立体感を出しています。①で使用した暗い色を再度使用しています。
⑦ハイライトと陰影
発光レイヤーに暖色の黄色、陰影レイヤーに寒色の紫を乗せ、ぼかしてメリハリをつけます。
⑧仕上げ
新しいレイヤーを作成し、葉っぱ、枝、葉脈を描きます。立体感のある、リアルなバラが完成しました!
おまけ
①量産したいとき
先ほどと同じように暗い色でベースを作り、花びらを描いてコピー&ペーストしていきます。
②花の向きを変えたいとき
メイキングの手順①で彩度を高くしたバラの中心をずらします。向きが変わったことによる花びらの見え方に気をつけながら、メイキングの手順で花びらを描いていきます。
まとめ
バラは特徴的な花で、キャラクターを表現する際に使われることが多いと思います。リアルなバラを描きたいけど、形が複雑でどうやって描いたらよいのか分からない…。そんなときは、新井ニィさんの厚塗りのバラの描き方手順を参考にしてみて下さい。
最後に、新井ニィさんのTwitterをご紹介します。素敵なイラストを投稿されておりますので、ぜひご覧ください!
新井ニィさんのTwitterはこちら