鮮やかな色の調和が特徴的な「大陸塗り」の表現。
大陸塗りでイラストを仕上げるには、どのような手順で塗ればよいのだろう?
今回はXから、omizuさんのご投稿を紹介します。
大陸塗りのやり方を見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容は、ご本人の許可を得て掲載しています。
※当記事の大陸塗りの解説は、omizuさんの自己流の手法です。
他にもいろいろな大陸塗りの手法があります。
「大陸塗り」のやり方をイラスト解説
大陸塗りとは何か?
大陸塗りとは、中国のイラストレーターに多く見られる彩色スタイルのことを指します。
多彩な色を使いながらも全体に統一感があるのが特徴で、絵の鮮やかさで魅せる塗り方です。
日本の絵描きコミュニティでも話題になっており、大陸塗りの手法が注目されています。
大陸塗りの特徴
- 色数を増やしながら全体を調和させる
- 影やハイライトに高彩度の色を置く
- 全体の明暗の差が少なく、色で魅せるスタイル
大陸塗りには様々なやり方があります。
当記事では、加工の工程で大陸塗りの表現に仕上げる方法を紹介しています。
①固有色で色を塗る
まずは、大陸塗りを考えずに普通に色を塗ります。
りんごは赤、といったように物の固有色を塗っていきましょう。
解説では、3色のマカロンを固有色で塗っています。
②輝度レイヤーで明暗差を抑える
この工程では、絵の全体の明暗差を抑える処理を施します。
合成モードを「輝度」に設定したレイヤーを上に置き、キャンバス全体を塗りつぶします。
「輝度」は、下に塗られている色相・彩度を保ちながら、明るさを調整できる効果があります。
この際に全体が暗くなってしまった場合は、レイヤーの不透明度を調整します。
解説では、淡いピンク色で塗りつぶし、レイヤーの不透明度を70%に下げています。
③影や明るい場所を鮮やかに塗る
影や明るい場所に入れたい色を決め、鮮やかに塗っていきます。
どの色を使ってもOKですが、影には青系の色を入れると、大陸塗り風の雰囲気が出せます。
解説では、マカロンの暗い箇所に彩度の高い水色を使っています。
合成モードを「通常」に設定したレイヤーを上に置き、不透明度を下げたペンを使って少しずつ馴染ませていきましょう。
これを繰り返して、最終的に元々の色に近い色を目指します。
なじませるの動画です わかりにくい pic.twitter.com/dUqvRxW7mq
— omizu@LIEN. (@omizuu0624) June 21, 2026
マカロンの接地面には、彩度の高い青色や黄緑色も使っています。
色を馴染ませるように塗っていくことを意識してみてください。
④明度の差を確認したいときの手順
影や明るい箇所に彩度の高い色を置いて、大陸塗りの仕上げが完了です。
色も塗り終わったし、明度の差が抑えられているかを確認したい。
そんなときにオススメのチェック方法があります。
合成モードを「彩度」に設定したレイヤーを上に置き、無彩色で塗りつぶします。
そうすると、色相・彩度の情報が消えるので、明度の差を確認しやすくなります。
まとめ
大陸塗りの表現でイラストを仕上げる手順の解説でした。
輝度レイヤーで全体の明暗差を抑えながら、色相を主軸にイラストを表現してみましょう。
影や明るい場所にも、高彩度の色を大胆を置いてみてください。
最後に、omizuさんのプロフィールをご紹介します。
omizuさんは、イラスト依頼仲介サービス「LIEN.」の運営をしていらっしゃいます。
絵師と依頼者が快適にマッチングできるサービスなので、ぜひ利用してみてください。






