キャラクターの服に取り入れたり、イラストの枠のラインや背景に入れてもおしゃれな「レース」。
しかし、ただレースと言えど模様や形は様々です。おしゃれな柄のレースを描いてみたいけれど柄が細かく複雑で描くのが大変だと思ってる人は多いんではないでしょうか。
そこで今回は、松戸帽子店さんのツイートから「アナログで描くおしゃれなレースの描き方」を学んでいきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
この記事の目次
レースの描き方・基本編
まずは松戸帽子店さんのレースの基本の描き方をご覧ください。
1.縁取りの形を選びます。
縁の形を選んだら、薄く下書きをしましょう。
2.次に縁取りの装飾を選びます。
1で下書きした線に沿って、装飾を足しましょう。
3.中の装飾を決めましょう。
これは真ん中の空いてるところに描きます。ちなみになくてもOKです。
(特に2の工程で、A.B.Cを選んだ場合は無くてもいいです。)
これらの装飾の他にもキャラクターのモチーフとなる柄や、自分が好きなモチーフを取り入れてもいいと思います。
豪華なレースの描き方・応用編
ここからは基本を踏まえて、もっとレースを豪華にしたい人に向けたレースの描き方をご紹介します。
まずは、松戸帽子店さんのレースの応用の描き方をご覧ください。
POINT1 レースの合間からレースを覗かせてみましょう。 合間からのぞかせるレースは細かい模様にせず、シンプルなデザインがオススメです。
POINT2 メインの装飾の合間にサブの装飾を描いてみましょう。 例えば、雫の形を描いてそれを上下に反らし、左右対称に並べて、シンメトリーにします。 そしてそれをメインの装飾の合間に並べるとずっと豪華になります。
POINT3 レースは主線より薄い色で描いてみましょう。 例えば、レースを主線より薄いグレーで描くと真っ白のレースに見えます。また、茶色で描けばアンティークさや素朴さが出て、生成りのレースっぽさが出ます。他にも薄い水色や薄い紫、薄いピンクなど、服本体の色とも合わせてもいいかもしれません。
まとめ
レースは一見すれば複雑で難しそうに見えますが、縁の形やふちの装飾、中の装飾を一つ一つパーツを分けて考えることで描きやすくなるんですね。
今回の描き方はアナログだけではなくデジタルでもレースの描きやすさが変わると思います。例えば、レースの柄のパーツをあらかじめ素材で作っておいて、描くときに柄をレースの部分にコピー&ペースト→自由変形するなど、描きやすさは格段に上がると思います。
皆さんも是非松戸帽子店さんのレースの描き方を参考にして、おしゃれなレースを描いてみてはいかがでしょうか。
今回紹介させていただいた松戸帽子店さんのツイートはこちらです。 レースの他にもフリルの描き方などあるので、ぜひご覧ください。
松戸帽子店さんによるツイート