お絵かき図鑑
お絵かき図鑑

【初心者向け】VRoid StudioでVTuber制作が簡単。使い方や操作方法を紹介

更新日:2025.06.13
VRoidStudioの使い方アイキャッチ

VTuberキャラクターを作りたいけれど、イラスト制作が難しそう……。

そんな方には、簡単に3Dアバターが作れる「VRoid Studio」がオススメです。

今回は、VTuberを制作する際の流れや、3Dキャラクター制作アプリ「VRoid Studio」の使い方を紹介します。

業界最大手のお絵かき学習サイト!今なら無料お試し実施中

充実の講師・講座数!様々なプロのテクニックをものにして描ける自分になろう!
自宅で好きな時間に自分のペースで学習できるので空いた時間に学べる!
まずは7日間の無料お試しで体験しよう!

詳細はこちら >

業界最大手のお絵かき学習サイト!今なら無料お試し実施中

充実の講師・講座数!様々なプロのテクニックをものにして描ける自分になろう!
自宅で好きな時間に自分のペースで学習できるので空いた時間に学べる!
まずは7日間の無料お試しで体験しよう!

詳細はこちら >

VTuberの概要

VTuberって何?

VTuberとは、バーチャル上のYouTuberのことです。

配信者の顔を出す代わりに、アニメ風のキャラクターのアバターを使って配信を行います。

モーショントラッキング用のアプリを使うことで、配信者の表情や体の動きに合わせて、アバターを連動させることが可能です。

VTuberは、ゲーム実況・歌の配信・ライブなど、様々なコンテンツで活躍しています。

VTuberはどうやって作る?

VTuberは、大きく分けて2Dと3Dの二通りの制作方法があります。

2DのVTuberを作るには?

2DのVTuberを作る際には、「Live2D」など、2Dイラストにアニメーションをつけられるアプリを使用します。

パーツ分けをしたPSDファイルをLive2Dで読み込み、キャラクターのパーツごとに動きをつけていきます。 Live2Dでキャラクターに動きをつけた後は、「nizima LIVE」などのトラッキングアプリを使って、アバターとして動かします。

3DでVTuberを作るには?

3DのVTuberを作る際には、「Blender」などの3Dモデリング用のアプリを使用します。

キャラクターの3Dモデルが完成した後は、「Animaze」などのトラッキングアプリを使って、アバターとして動かします。

簡単にVTuberを作るには?

VTuberを作りたいけど、2Dイラストの制作が難しそう……。

3Dモデリングのやり方が分からない……。

そんな方には、簡単に3Dアバターが作れる「VRoid Studio」がオススメです。

VRoid Studioの使い方

VRoid Studioはどんなアプリ?

「VRoid Studio」は、ピクシブ株式会社がリリースしている、3Dキャラクター制作アプリです。

Windows・Mac・iPadの端末に対応しています。

VRoid Studioでは、髪・顔・体などのパーツをプリセットから選び、キャラクターをデザインしていきます。

各パーツはパラメータを細かく調整できるので、自分好みのオリジナルキャラクターが作れます。

  • モデリングの知識が無くても、オリジナル3Dアバターを作れる
  • 3Dモデルに直接絵を描けるので、お絵描き感覚でデザインすることも可能
  • 無料アプリで、制作した3Dモデルも商用・非商用を問わず利用可能

①モデルを新規作成する

モデルを新規作成する VRoid Studioを起動すると、モデルの選択画面が表示されます。

画面上部から「VRoid編集」タブを選び、新規作成を押します。

女性・男性を選択できるので、作りたいモデルの性別を選びます。

②モデルの編集画面の操作方法

モデルの編集画面の操作方法 モデルを編集する際の基本的な流れを紹介しています。

1.画面上部のタブから、編集したいカテゴリを選ぶ

VRoid Studioの編集画面では、「顔」・「髪型」・「体型」・「衣装」・「アクセサリー」・「ルック」のカテゴリに分かれています。

画面上部のタブから、編集したいカテゴリを選択します。

2.画面左側のプリセットから、パーツを選ぶ

「顔」のタブを選択している場合は、画面左側には顔パーツのプリセットが表示されます。

パーツ一覧の中からお好みのパーツを選びましょう。

3.画面右側のパラメータから、細部を調整する

パーツを選択すると、画面右側に細部を調整するためのパラメータが表示されます。

パラメータやカラーを調整して、モデルの外見を好みに近づけていきます。

画面中央のビューでモデルの外見を確認する

画面の中央には、モデルの外見を確認するためのビューが表示されています。

モデルを見やすい角度に調整しておくと、パラメータの調整もスムーズにできます。

モデルの移動 ホイールドラッグ、Shiftキー+左ドラッグ
モデルの拡大・縮小 ホイールスクロール
モデルの回転 右ドラッグ

③顔を編集する

最初はセットから選ぶと便利

顔セットを選ぶ

顔パーツ欄の一番上の項目から、「顔セット」を選べます。

顔セットは、目・眉毛・鼻・口などの複数のパーツをまとめて設定できます。

モデルを編集する際は、セットの中からデザインを大まかに探してから、細かいパーツへ進むとスムーズです。

パラメータで細部を調整する

パラメータで細部を調整する

パーツ欄の「目セット」からは、瞳やハイライトなどの目のパーツをまとめて設定できます。

目の幅や位置、形状などを調整したい場合は、画面右側のパラメータ欄から調整しましょう。

アニメ風のモデルにしたいため、目の縦幅と横幅を増やしています。

パーツの色を変更する

目の色を変える

瞳・鼻・口などの細部パーツを選択している場合は、パラメータ欄に「カラー」の項目が表示されます。

パーツの色をお好みに変えてみてください。

更に細かくパーツを調整したいときは、パラメータ欄にある「テクスチャを編集」の機能を使います。

3Dモデルに貼られているテクスチャを編集することが可能で、テクスチャ上にブラシで絵を描くことができます。

表情を調整する

表情を調整する

顔タブのパーツ欄の一番下には、「表情編集」の項目があります。

FUN(楽しい)やANGRY(怒り)といった感情ごとに目・口・歯の形を調整して、お好みの表情を作れます。

表情編集で調整した表情は、モデル完成後に別のアプリで利用する際にも反映されます。

④髪型を編集する

髪セットを選ぶ

髪セットを選ぶ

顔の編集が終わったので、画面上部のタブを「髪型」に切り替えて髪型を決めます。

最初はパーツ欄の一番上にある「髪セット」から選ぶと、イメージが決まりやすいです。

パラメータ欄の「メインカラー」で、髪の色を変えています。

前髪や後髪など、細部のパーツを決める

髪の部位を調整する

前髪だけデザインを変更したかったので、パーツ欄から「前髪」を選択して設定し直しています。

⑤体型を編集する

肌の色や顔の大きさを決める

体型を編集する

「体型」のタブからは、肌の色や身長、体の部位の大きさを設定できます。

アニメ風のモデルに近づけるため、頭を少し大きくしています。

⑥衣装を編集する

全身セットを選ぶ

全身セットを選ぶ

「衣装」タブでは、トップスやボトムス、靴などの衣服デザインを決められます。

「全身セット」から服のパーツをまとめて設定しています。

トップスやボトムス、靴のパーツを調整する

トップスを調整する

デザインを変更したいパーツがあれば、パーツ欄から選び直しましょう。

衣装パーツのパラメータ欄では、肩の膨らみや袖口の大きさ、ウェストや靴底の高さなどを調整できます。

⑦アクセサリーを編集する

アクセサリーを編集する

「アクセサリー」のタブからは、眼鏡や動物の耳・尻尾といったアイテムを追加できます。

パーツ欄の「アクセサリーを追加」から、猫耳を追加しています。

⑧ルックを調整する

ルックを調整する

「ルック」タブからは、モデルのアウトラインやライティング、目の可動域を設定できます。

顔の輪郭線を強調したり、目の可動域を動かして可愛く見せたり、モデルの外見を調整しましょう。

⑨撮影モードでモデルを確認する

撮影モードに入る

撮影モード

モデルのデザインを一通り決めたら、撮影モードで仕上がりを確認します。

画面右上にあるカメラマークのボタンを押すと、撮影モードに入ります。

表情やポーズをつけて確認してみる

ポーズをつける

撮影モードでは、モデルに表情やポーズのアニメーションをつけることができます。

モデルを動かしたときにキャラクターのイメージが合っているか、いろいろな角度から確認してみましょう。

照明やポストエフェクトも設定できます。

画面下に表示されているカメラボタンを押すと、モデルのスクリーンショットを撮影できます。

⑩作成したモデルを出力する

トラッキングアプリで使用する場合

作成したモデルを出力する

モデルが完成した後は、画面右上にある出力ボタンから「VRMエクスポート」を選びます。

モデル情報を入力してエクスポートすると、VRMファイルが書き出されます。

VRM形式は、VRアプリケーションで使用可能なファイル形式です。

3tene」や「VSeeFace」などのトラッキングアプリでVRMファイルを読み込み、Webカメラやマイクと接続して、リアルタイムでアバターを動かせます。

トラッキングの準備が終わった後は、「OBS Studio」などの画面録画アプリを使い、配信をしてみてください。

VRoid Hubで公開する場合

VRoid Hubは、3Dキャラクター用のプラットフォームです。

VRoid Hubでは、制作したアバターの公開や、他の人が作成したアバターを閲覧できます。

モデルデータが提供されているアバターは、様々なVRコンテンツでアバターを利用することができます。

撮影機能も提供されており、Webカメラと接続してアバターを動かすことも可能です。

VRoid Hubでアバターを公開したい場合は、出力ボタンを押した後に「VRoid Hubへアップロード」を選択して、アバターをアップロードしましょう。

クリスタでチャレンジ!厚塗り風イラスト講座

厚塗りのエッセンスを取り入れた「厚塗り風」イラストの製作工程を実演を交えて解説します。
厚塗りイラストに興味がある方、情報量の多い絵を描きたい方にオススメ!

詳細はこちら >

クリスタでチャレンジ!厚塗り風イラスト講座

厚塗りのエッセンスを取り入れた「厚塗り風」イラストの製作工程を実演を交えて解説します。
厚塗りイラストに興味がある方、情報量の多い絵を描きたい方にオススメ!

詳細はこちら >

まとめ

3Dキャラクター制作アプリ「VRoid Studio」の紹介でした。

VRoid Studioを使えば、2Dイラストや3Dモデリングの知識が無くても、VTuberキャラクターが作れます。

3Dキャラクターのアバターをお探しの方は、VRoid Studioをぜひ使ってみてください。

関連講座
関連講座

逆光イラストの描き方をプロが徹底解説!

逆光に焦点を当ててハイライトの付け方や影の付け方をプロが解説!
重ねムラブラシを使いこなして塗りの上達を目指そう!
今なら無料お試し実施中です。

詳細はこちら >

「棒立ちしか描けない」から卒業しよう!

キャラの全身を描くのに必要な「身体のパーツ」の構造や、アオリやフカンのポーズを描くための「パース」の基本を学ぼう♪
今なら無料お試し実施中!!

詳細はこちら >

お絵描きのスタートはここから!超・初心者向けのイラスト入門講座!

なぞり描きお手本つき!
線の引き方練習から、最終目標のバストアップ(胸から上)の絵の描き方まで、分かりやすく解説♪
今なら無料お試し実施中!!

詳細はこちら >

魅力的な男性ボディの描き方を学んでみよう!

男性の身体を魅力的に描く・塗るコツを解説!
今なら無料お試し実施中!!

詳細はこちら >
記事の先頭に
もどる
記事の先頭にもどる

×

Oekakizukan header 400x104