キャラクターイラストを描いているけれど、体がうまく描けない……。
体を描くときのポイントはあるのかな?
今回はXから、崎季さんのご投稿を紹介します。
女性キャラクターの体の描き方を見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
女性キャラクターの体の描き方
※当記事の解説は、解剖学的な根拠に基づいたものではありません。
創作的な視点から参考にしてみてください。
人体のパーツを「筒」の形で考える
キャラクターのアタリを描くときのポイントです。
腹・腕・太ももといった人体のパーツは、円筒に近い形をしています。
アタリを描く際にも、「筒」の形を意識して描いてみましょう。
立体的な筒をイメージして、間には断面の補助線を入れてみるのもオススメです。
補助線を入れることで、筒をフカンとアオリのどちらから見ているのか、中心や向いている方向なども分かりやすくなります。
大きい女性キャラクター
大きめの女性を描くときのポイント
- 胸の谷間の形は、「Y」より「I」が好き
- くびれは、「> <」ではなく「] [」にすると可愛い
- 両脚が触れている箇所など、線画を繋げると肉感が出る
腕や脚など、筒の形がどのように見えているのかも意識してみてください。
小柄な女性キャラクター
小柄な女性を描くときのポイント
- 頭の幅と肩幅がほぼ同じ
- 全体的に、シルエットの凹凸の差が少ない
手前側に向いている手や、奥の方に伸ばしている手など、筒の補助線を入れることで向きや形が分かりやすくなっています。
平均的な身長の女性キャラクター
平均的な身長の女性を描くときのポイント
- 頭の幅と肩幅がほぼ同じ
- 肩があることも意識する
- 上腕は一定の太さ
- 手首と足首を細くする
- 膝の部分で、内側へキュッとすぼまる
- 足を小さくすると華奢に見える
女性キャラクターの体型ごとに、体の特徴を考えながらアタリを描いてみてください。
まとめ
女性キャラクターの体の描き方の解説でした。
人体は各パーツごとに「円筒」の形をイメージしてみましょう。
筒のような立体で形を考えることで、キャラクターの体に立体感が生まれます。
体の描き方でお悩みの方は、崎季さんの解説を参考にしてみてください。
最後に、崎季さんのX、lit.link、Skebをご紹介します。
他にも素敵なイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!