尖った歯を加えて、キャラクターに個性を出したい。
尖りのある「犬歯」や「八重歯」は、イラストではどのように描くのだろう?
今回はXから、猫柳ねこさん(@mofumofuchan0)のご投稿を紹介します。
犬歯と八重歯の特徴や、表現のポイントを見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
イラスト 犬歯と八重歯の描き方
①犬歯とは何か?
前歯から数えて3番目、計4本の犬歯
解説図の黄緑色で示されている歯が、「犬歯」です。
犬歯は食べ物を噛み切る役割を持っているため、他の歯よりも長く鋭い形状をしています。
犬歯は、中央に生えている前歯から数えて、3番目の位置にあります。
上顎に2本、下顎に2本、合計4本の犬歯が生えています。
先天的に欠損していたり、抜歯したりしていない限り、誰にでも生えている歯です。
②八重歯とは何か?
八重歯も犬歯の一種
「八重歯」は、唇側転位(しんそくてんい)した犬歯です。
(唇側転位:他の歯よりも外側に飛び出ている歯並びのこと)。
八重歯も犬歯の一種なので、前歯から数えて3番目の位置に生えています。
顎が小さかったり、歯が大きかったり、乳歯からの生え替わりがうまくいかなかった人に多くみられます。
八重歯の補足
正確には、八重歯は犬歯以外にも使われる言葉です。
しかし、一般的には犬歯が歯列から飛び出ていることが多く、最近では八重歯=飛び出た犬歯と言われています。
③犬歯と八重歯のイラスト表現
口元が目立つときの表現
ニコッと笑う表情や、何かを口に咥えているときは、口元が目立ちます。
作例のように少し尖った犬歯を入れてみるなど、歯を少しだけリアルめに描いて特徴を出してみましょう。
八重歯と犬歯の表現
特徴的な八重歯を表現したいときは、歯並びを少し悪くしてみるのもオススメです。
人外のキャラクターの場合は、犬歯をすごく尖らせると印象的になります。
まとめ
犬歯と八重歯の特徴や、表現のポイントの解説でした。
犬歯と八重歯の違いを知っておくことで、より説得力のあるキャラクターの口元が描けます。
尖った歯の描き方でお悩みの方は、猫柳ねこさんの解説を参考にしてみてください。
最後に、猫柳ねこさんのXをご紹介します。
他にも素敵なイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!