キャラクターの顔や体をカッコ良く描きたい………。
人体が描けるようになるには、どのような練習をすれば良いのかな?
今回はXから、uwozaさんのご投稿を紹介します。
効率良く覚えられる、人体の練習方法を見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
1日でできる 人体構造の練習方法
1日でできる、人体の練習方法のご紹介です。
解説では、人物の顔の練習例を載せています。
顔だけでなく、体の構造を理解したいときなど、様々なものに応用できます。
①.骨格の模写
立体構造を把握する
人体の構造を理解するためには、色々な角度から骨格を模写しましょう。
頭の中に3Dモデルを作るイメージです。
体を描く場合は、筋肉も模写するのがオススメです。
②.骨格の上から描く
骨組みからラフを描く感覚を掴む
先ほど模写をした骨格の上から、人物の顔を描いてみましょう。
この練習では、骨組みをイメージしながら描く感覚を養います。
前面・側面など、面ごとに区切り線を入れると理解しやすくなります。
③.ゆるめの模写
シンプルな線で、記号のように覚える
色々な角度からの顔を模写します。
時間はかけずにシンプルな線で表現して、記号を覚えるイメージです。
Pinterestなど、インターネット上には模写に使える資料がたくさんあります。
資料から人体の形を読み取りながら、練習していきましょう。
解説図の練習例では、右側は模写の絵で、左側は何も見ないで描いた後に修正をしています。
④.イラスト模写
デフォルメの表現を学ぶ
イラストを模写して、パーツの描き方やバランスの取り方など、自分の好みの表現を研究してメモを取ります。
模写が終わった後に元絵と重ねてみると、自分の描き方の偏りが明確になります。
デフォルメの表現は無数にあるので、イラスト模写で学んだことはたくさんメモしておきましょう。
⑤.写真模写
自分の絵柄で表現する
写真の資料を参考にして、自分の絵柄に落とし込みながら模写をします。
写真模写の練習では、イラスト模写で学んだデフォルメ表現を覚えて、絵の模写だけでは足りない部分を補います。
⑥.総復習
自由に絵を描く
学んだことを活かして絵を描いてみましょう。
キャラクターを思いのまま描ける、楽しいひと時です。 ※学んだ内容を記憶に定着させるためには、何回も復習することが必要です。 ※作者のuwozaさんに合っている練習方法なので、効果には個人差があります。
⑦.成果
練習の成果を実感する
- 球体になんとなくパーツを貼り付けていたのが、人間の頭部をそれっぽく描けるようになった
- 複雑な角度の顔も、頭の中でイメージしながらスラスラ描けるようになった
- 絵の模写をしたことで、理想の絵柄に近づいた
1日で終わらせる必要はなく、何日かに分けて練習してもOKです。
人体の構造を覚えたいときに、ぜひ役立ててみてください。
まとめ
人体の構造を効率良く覚えられる、練習方法の紹介でした。
骨格模写で人体を理解したり、イラスト模写でデフォルメを学んだり、様々な練習方法があります。
自分の絵柄へ落とし込むことも考えながら、バランス良く練習を進めてみてください。
最後に、uwozaさんのXとSkebをご紹介します。
uwozaさんのXでは、他にも素敵なイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!