イラストSNSでも有名なピクシブは、4月中旬にペイントアプリの「Pastela」をリリースしました。
PastelaはiPad用のアプリで、直感的な操作でお絵描きが楽しめます。
今回は、Pastelaの機能や特徴を紹介します。
iPad用ペイントアプリ「Pastela」を紹介
Pastelaの特徴
Pastelaは、iPadで使える無料のお絵描きアプリです。
イラストを描く機能の他にも、pixivアカウントと連携する機能や、クラウドストレージにデータを保存する機能が搭載されています。
Pastelaの長所
- 制作中の作品をクラウドに自動保存
- pixivに作品をダイレクトに投稿できる
- カスタマイズ性の高いキャンバス画面
- カスタマイズ可能な高品質なブラシ
pixivとの連携、クラウドの自動保存
Pastelaを使う際にpixivアカウントでログインしていると、pixivに作品を投稿できるようになり、クラウドの自動保存の機能も使えるようになります。
作品の「バージョン履歴」も自動的に保存されていくので、描き途中の過去バージョンに戻すことも簡単です。
Pastela Plusで投稿作品の差し替えも可能
Pastela Plusというサブスクリプション制のプランに入会すると、pixivに投稿した作品をPastelaから差し替えることができます。
無料でも1GBのクラウドストレージを使えますが、Pastela Plusでは、より多くのクラウドストレージを使えるようになります。
カスタマイズ性の高いキャンバス画面
Pastelaのキャンバス画面は、ユーザーの好みに合わせて自由にカスタマイズできます。
画面を広く使いたいときは、使わないUIを非表示にしておきましょう。
ツールバーを右側に設定して、左側にはサイドバーを表示しました。
カラーやレイヤーなどのパネルは、ドラッグ操作で画面の好きな場所に配置できます。
画面右上のパネル管理ボタンから、各パネルの表示/非表示を設定できます。
同じく画面右上の設定ボタンからは、ツールバー・サイドバーの表示/非表示を設定できます。
様々なタッチを表現できるブラシ
ツールバー内にある「+」ボタンを押すと、ツールライブラリを呼び出せます。
ツールライブラリ内からは、鉛筆・ペン・筆・テクスチャ筆……といった様々なブラシをツールバーに追加できます。
アナログで描いたような鉛筆や、透明感のあるマーカー、テクスチャの利いた筆など、Pastelaには多彩なブラシが揃っています。
他にも、エアブラシや水彩のばし、スパッタリングなどのブラシもあります。
ザラザラとした質感のアナログ風のブラシや、きれいなグラデーションが出せるデジタル感のあるブラシなど、描き味の表現の幅が広いのもPastelaの特徴です。
作成したいイラストや画風に合わせて、お好みのブラシを使ってみてください。
ブラシのカスタマイズも可能
ツールパネル内の詳細ボタンからは、ブラシの形状をお好みに合わせてカスタマイズできます。
テクスチャをつけて質感を加えたり、シェイプにマテリアルを設定して形状を変えたり、ブラシを細かく設定できます。
解説図では、プリセットのテクスチャとマテリアルを設定して、質感のあるブラシを作っています。
散布の設定もできるので、ランダムに散らしたようなカスタムブラシも作れます。
散布範囲や粒子サイズなどを調整して、お好みのブラシに仕上げてみてください。
その他の機能
画面端のツールバーからは、ブラシの他にも様々なツールが使えます。
バケツ塗り・投げ縄・自動選択などの便利な機能が揃っています。
画面左上のボタンからは、フィルターや変形などの機能が選べるので、イラスト制作に活用してみてください。
まとめ
pixivと連携できるペイントアプリ「Pastela」の紹介でした。
pixivにダイレクトに作品を投稿できて、UIやブラシのカスタマイズ性が高いのも魅力的です。
iPadをお持ちの方は、Pastelaをぜひダウンロードしてみてください。