キャラクターの肌はどうやって塗ればいいの?
まずは、シンプルな素体を使って肌塗りのポイントを覚えてみるのもオススメです。
今回はpixivから、笹原 夜風さんのご投稿を紹介します。
肌色の選び方や、肌塗りの手順を見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
肌の塗り方をイラスト解説
キャラクターの肌の塗り方
デジタルで肌を塗る手順を解説しています。
シンプルな素体を使って、肌塗りの手順を覚えてみましょう。
1.肌のベースを塗る
肌のベースの色を塗ります。
解説例では、明るいオレンジ系の色を使っています。
この後に濃い色の影を塗っていくので、ベースは薄い色(明度:高、彩度:低)を使ってみてください。
2.影を塗る
ベースの肌色を塗ったレイヤーの上に、新規レイヤーを作ります。
新しく作ったレイヤーに、ベタっと影を塗りましょう。
ベースで使った肌色と比べると、影色の色相はやや赤寄りにして、彩度を上げています。
3.青を混ぜる
影を塗ったレイヤーに青色を乗せます。
暖色の肌に寒色の青色を混ぜることで、色味に幅が出ます。
フチを残すようにして、ぼかしの利いたブラシで青色をぐりぐりと混ぜていきましょう。
4.頬と口に赤味を乗せる
2~3で塗ったレイヤーの上に、新規レイヤーを作ります。
新しく作ったレイヤーに、頬と口の赤味を乗せましょう。
頬は柔らかめのブラシでぽんぽんと塗ったり、淡く塗ったりぼかしたりして、お好みで調整してみてください。
5.ハイライトを入れる
4で赤味を塗ったレイヤーの上に、新規レイヤーを作ります。
口元や顔のフチ、体のフチなどにハイライトを入れましょう。
ハイライトは、薄い黄色などの明るめの色がオススメです。
ここまでのレイヤー構成は、上から順番に並べると以下の通りです。
- ハイライトレイヤー
- 頬・口の赤味レイヤー
- 影レイヤー
- ベースの肌レイヤー
キャラクターの肌の塗り方(濃い色の肌)
濃い肌の色塗りの例を載せています。
色塗りの手順は、薄い色の肌のときと同じです。
ベースが濃い色になっているのに合わせて、影色や赤味なども濃い色を使用しています。
キャラクターの肌の塗り方(特殊な色の肌)
特殊な肌の色塗りの例を載せています。
影は紫色で塗り、頬や口は濃い青色を使っています。
ハイライトは明るい水色を使って、目立つようにしましょう。
あとがき
解説例では、笹原 夜風さんが好んでいらっしゃる配色を使いました。
皆さんもお好みの色を置いて、楽しみながら色塗りをしてみてください。
まとめ
肌塗りの手順や色の選び方の解説でした。
肌の塗り方が分からずにお悩みの方は、笹原 夜風さんの解説を参考に、ベース→影色→影の青味→頬などの赤味→ハイライトと進めてみてください。
最後に、笹原 夜風さんのpixiv・Xをご紹介します。
他にも素敵なイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!