足を出したキャラクターのイラストは、どこか開放的で清々しく見えますよね! でも足を魅力的に描くのは難しい……そう思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、イラストレーター・えびもさんによる、魅力的な足を描くためのコツをご紹介します。ポイントは「親指」でした。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
ひざ下から足の指までの描き方
まずはえびもさんによる足の描き方をご覧ください。
今回はより足を魅力的に見せるための描き方を学んでいきます。
まず、一本の線で脚の流れを描きます。その流れに沿ってパーツを乗せてみましょう。足の第1中足骨の出っ張りを意識して誇張すると、より足らしく見えます。
次に、親指だけをまっすぐ描き、他の4本をくたっと描きます。
親指とそれ以外の4本は別々に動く
足の甲の高さや硬さ、骨っぽさを捉えましょう。足の指先は丸く、指の付け根は隙間を作って骨っぽく描くと魅力的になりますよ。
実際にやってみていただくと分かると思いますが「親指」「それ以外の4本」は別々に動きます。 足の指の動きを描くときは、この2つのパーツを分けて考えるとよいでしょう。また足の指は親指・人差し指から小指にかけてアーチ状に小さくなるので、その点も意識してみましょう。
正面から見た足の描き方
正面から見た足は立体感が捉えにくく、難しいと感じるかもしれません。えびもさんの描き方のように指先に動きをつけると描きやすく、魅力ある足に仕上がりますよ。
まず足の甲と土台を描きます。親指以外の指は弧を描くようにすぼませ、親指は上に伸ばすように描きましょう。
次に、指の間の隙間をなくさないように指の付け根を描いていきます。イラストを参考に、くるぶしやかかとを描き込みましょう。骨っぽさを意識し、陰を描きます。爪の見え方に変化をつけるとリアルになります。
側面から見た足の描き方
最後は側面から見た足の描き方を学びましょう。土踏まずをかなり誇張し、反らして描きます。指の付け根はかなり動くことを意識して、親指を描いてみましょう。
親指以外の4本の指を、正面から見た足の描き方と同様に思い切ってすぼませましょう。足の甲は真横から見た場合、骨のラインが誇張されるので硬そうに描くことがポイントです。足の指だけでなく、足の裏も少し描き込むことで立体感が出ます。
まとめ
足を魅力的に描くためには、親指とその他の4本の指に差をつけること、足の甲の硬さを意識して描くことがポイントのようですね。足の特徴を捉えて、少し誇張して描くと動きが出るのではないでしょうか。
皆さんもぜひえびもさんの足の描き方を参考にしてくださいね!
最後に、えびもさんのTwitterをご紹介します。素敵なイラストやイラストの描き方を投稿されてますので、ぜひご覧ください。
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