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Blenderを2Dイラストの背景に活用しよう。3Dを参考にした制作手順を解説

更新日:2023.06.23
Blenderでイラスト背景アイキャッチ

「Blender」は、無料で使える人気の3DCGソフトです。

Blenderは3Dモデルの制作だけでなく、2Dイラストにも活用することができます。

今回はpixivから、真崎まおさんのご投稿を紹介します。

Blenderを活用した2D背景イラストのメイキングを見ていきましょう。

※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。

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Blenderを使った背景イラスト制作の概要

講座の概要

講座のタイトル無料の3DCGソフト「Blender」を活用した、2D背景イラストのメイキング講座です。 メイキングの解説に入る前に、Blenderの特徴や3DCGを使うメリットを学んでいきましょう。

①.はじめに

Blenderの概要

Blenderは2Dイラスト制作にも便利

Blenderは2Dイラストの作画補助としても使える、便利な3DCGソフトです。

Blenderなどの3DCGソフトは取っつきにくいイメージがありますが、背景イラストの補助として使うだけなら、それほど難しくはありません。

今回の解説では、Blenderを最も効果的に活用できる、室内背景のシーンでメイキングを作成しています。

Blenderの操作解説は、ネット上に数多く投稿されている

当記事では、Blenderの操作方法については解説をしていません。

インターネット上に分かりやすいチュートリアルがたくさん投稿されているので、そちらをご参考ください。

②.背景イラストに3DCGを使うメリット

3DCGを使うメリット

2D背景イラストの制作で3DCGを使うと、どのようなメリットがあるのでしょうか?

3DCGを活用するメリット・デメリットをまとめています。

2Dイラスト制作に3DCGを使うメリット

  • パースが苦手でも正確な絵を描くことができる
  • ライティング(光源、影つけ)のシミュレーションができる
  • カメラ・オブジェクトの配置を変えることで、様々な構図を検討できる

2Dイラスト制作に3DCGを使うデメリット

  • 3DCGソフトに慣れていないと、手間がかかる
  • 3Dに頼りすぎると絵が固くなる危険性がある(きっちりキレイに描いた絵が、良い作品とは限らない)

③.クリスタの3DCGツールとの比較

Blenderとクリスタの比較

2D用イラストソフトのクリスタ(ClipStudioPaint)にも、3Dツールが搭載されています。

2Dイラスト制作の補助として使う場合の、Blenderとクリスタ3Dツールの特徴を比較してみましょう。

Blenderの特徴

  • ライティングが正確
  • 3DCGのモデリングができる(オブジェクトを自由に造形できる)
  • 操作には慣れが必要
  • Blenderでレンダリング後、2Dのペイントソフトに取り込む手間がある

クリスタの3Dツールの特徴

  • ライティングが簡易的
  • モデリングができない
  • 操作が簡単
  • クリスタだけで作業が完結するので、手間が少ない

最近ではクリスタの3Dツールも便利になってきています。

ただ、正確なライティングやモデリングなどが可能なBlenderの方が、できることが多いです。

Blenderを使った背景イラスト制作の手順

④.制作手順

制作手順

ここからは、実際に背景イラストを制作する工程に入ります。

全体の制作手順は以下の通りです。

  1. イラストソフトで大まかなラフを描く
  2. ラフを元にして、Blenderで室内をモデリングする
  3. Blenderでライト・カメラを設定して、レンダリングする
  4. レンダリングした画像を元にして、イラストソフトで絵を仕上げる

⑤.大まかなラフを描く

大まかなラフを描く

まずは、イラストソフトで大まかなラフを描きます。

この時点では、パースなどの細かい部分は気にせずに、大雑把に作品のイメージを描き出します。

今回は、ファンタジー作品に出てくる酒場をイメージして描いているとのことです。

大まかなラフが完成したら、次の工程のためにラフを画像ファイルで出力しておきます。

⑥.Blenderで室内をモデリングする(部屋のベースの作成)

Blenderで室内をモデリングする1 Blenderで室内をモデリングしていきます。

室内のモデリング作業の前に、「Archimesh」というアドオン(拡張機能)を導入しておきます。

Archimeshは壁や床などのオブジェクトを簡単に作ることができ、室内のモデリングに便利です。

Archimeshを使って部屋のベースを作っていきます。

⑦.Blenderで室内をモデリングする(下絵の設定)

Blenderで室内をモデリングする2 Blenderで室内をモデリングする2-2 Blenderで室内をモデリングする2-3

Blenderでカメラの設定をします。

最初にイラストソフトで作成した大ラフを、カメラに下絵として設定します。

その後、下絵と同じような構図になるように、カメラのアングルと焦点距離を調整します。

大ラフはあくまで参考用なので、この工程は大雑把な設定で問題ありません。

⑧.Blenderで室内をモデリングする(オブジェクトのモデリング)

Blenderで室内をモデリングする3 Blenderで室内をモデリングする3-2

大まかに形を作って配置する

下絵を参考にしながらオブジェクトを配置していきます。

基本的には、円柱や立方体をベースにモデリングをしていきます。

あくまで参考資料にすることが目的です。

モデリングに時間をかけず、大雑把に形を作ることが重要です。

作成済みの3Dモデルを使ってもOK

正確にモデリングをしておいた方が描くときに便利なので、「BlenderKit」というアドオンを使って、作成済みのモデルをインポートして配置するのも有効です。

他にも、3Dモデルのダウンロードサイトから持ってくる場合もあります。

樽やマグ、天井の照明などの複雑な物は、BlenderKitやダウンロードサイトの3Dモデルをインポートして配置しています。

⑨.Blenderでレンダリングする

Blenderでレンダリングする Blenderでレンダリングする2

モデリングの作業が終わったら、レンダリング(質感・陰影の計算をして画像化すること)をします。

レンダリングに拘りすぎるのは良くないですが、照明が暗すぎたり明るすぎたりする場合は調整をします。

レンダリングした後は画像で保存して、クリスタで読み込みます。

後の工程はクリスタで作業します。

⑩.クリスタで下塗りをする

クリスタで下塗りをする クリスタで下塗りをする2 クリスタで下塗りをする3

レンダリングした画像を参考にして、下塗りをする

レンダリングした画像をクリスタに取り込み、それを参考にして下塗りをしていきましょう。

レンダリングした画像はしっかりと明暗がついているため、これを下塗りとして利用していくことも可能です。

ただ、3Dっぽさが残ってしまうため、真崎まおさんは下塗りとして使用せずに、最初から色を塗っているとのことです。

最初はグレースケールで塗っていく

明暗を確認するために、最初はグレースケールで色を塗っています。

その後、合成モードをオーバーレイに設定したレイヤーを作成して、色を乗せていきます。

⑪.仕上げ

仕上げ

仕上げ2

下塗りのイメージを保ちつつ本塗り

下塗りを元にして、1つ1つのオブジェクトを仕上げていきます。

全体の明暗・色は下塗りの時点で決めているので、全体のイメージが大きく変わらないように注意して塗っています。

質感は素材を活用しよう

木目などの頻繁に出てくる質感は、画像素材を活用して楽をします。

クリスタでダウンロードできる素材を使ってもよいですが、真崎まおさんは自作の木目素材を使っているとのことです。

全てのオブジェクトを仕上げて、イラストが完成しました!

⑫.メイキングのまとめ

まとめ 今回は、Blenderを使った背景イラストのメイキングを紹介しました。

背景を描く上で、空気感の表現は重要です。

3Dでライティングを再現することにより、リアルな空気感を出すことができます。

クリスタの3Dツールも便利ではありますが、リアルなライティングは出せません。

また、複雑な形状のオブジェクトを描く場合も、Blenderが活躍します。

今回の解説で紹介した使い方以外にも、Blenderは様々な可能性を持っている3DCGソフトです。

便利なBlenderをぜひ活用してみてください。

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まとめ

無料の3DCGソフト「Blender」で作成した3Dモデルを、2D背景イラストの制作に活用する手順の解説でした。

2D背景イラストに3Dモデルを活用することで、パース・ライティングの参考になり、構図の検討にも役立ちます。

また、イラストの背景・小物を3Dで作成しておくことで、別のイラストを描く際にアングルを変えて使い回すことが可能です。

2Dのイラスト制作に3DCGを活用したいとお考えの方は、真崎まおさんの解説を参考にしてみてください。

最後に、真崎まおさんのプロフィールをご紹介します。

真崎まおさんは、イラストレーターをしていらっしゃいます。

pixivやTwitterでは、他にも素敵なイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!

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