キャラクターの「まつ毛」は、顔を可愛く見せるための重要なポイントです。
まつ毛をきれいに塗る手順を覚えて、映えるキャラクターイラストに仕上げましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
この記事の目次
まつ毛の描き方をイラスト解説
①線画を描く
まつ毛の線画を描きます。
跳ね上がっているまつ毛のニュアンスを出し、目頭・目尻にも細かい毛の形を描きましょう。
②ベタ塗りする
まつ毛をベタ塗りします。
真っ黒な色は使わずに、線画よりも少し明るい色を使用しています。
③グラデーションをかける
目頭と目尻にグラデーションをかけます。
不透明度の低い赤色や、肌より少し暗い色を使ってみましょう。
目頭と目尻に向かうに連れて、明るい印象になるようにしています。
④ツヤを入れる
上まつ毛の中心にツヤを入れます。
作例では、目の上部にあるハイライトの色に近い、青みのある明るい色でツヤを入れています。
まつ毛にツヤを入れることで、毛の繊細さを表現できます。
⑤色トレスをする
まつ毛の線画を色トレスします。
色トレスとは、線画の色を塗りの色に近づける作業のことを指します。
色トレスをすることで、線画と塗りが馴染んだ自然なイラストに見せることができます。
作例では、まつ毛の塗りの色と合わせるように、目頭・目尻付近の線画を明るめに色トレスしています。
まつ毛の中央は、黒色に近い暗い色で塗られているので、線画も暗めに色トレスします。
⑥端にチョンチョンを入れる
下まつ毛の端などにチョンチョンを入れます。
端にある短い毛のニュアンスが出て、目元にリズム感が生まれます。
描き込みをして完成
後はお好みで描き込みを加えて、まつ毛の完成です!
まつ毛の描き方のまとめ
まつ毛の描き方のポイントをまとめています。
- 目の中心は濃く塗り、ツヤを出す
- 目の中心以外は薄く塗り、肌に馴染ませる
上記の点を意識することで固い印象が抜け、黒目が前に出ている感じを表現できます。
目の描き方が学べるWebサイトは?
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今回の記事で取り上げたかんべさんも、スタッフとして活動しながらパルミーを受講中とのことです。
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目やまつ毛を描くコツから、線画の描き方や色の塗り方まで、目の描き方を解説した講座です。
- 目・まつ毛の形をきれいに描くコツ
- 目線を合わせるコツ
- 標準・ツリ目・タレ目ごとの、線画の描き方の実演
- 3段階の描き込みレベルごとの、目の塗り方の実演
目やまつ毛は、イラストの中でも注目されやすい部分です。
目の描き方を覚えることで、イラストの見栄えも向上します。
目の線画の描き方や様々な目の塗り方を、ぜひ学んでみてください。
まとめ
まつ毛の塗り方の解説でした。
ベタ塗り→グラデーション入れ→ツヤ入れ→色トレス……と、工程ごとにポイントを押さえて、まつ毛を仕上げていきましょう。
まつ毛の端はグラデーションで明るくして、肌に馴染ませることで柔らかい印象になります。
まつ毛の描き方でお悩みの方は、かんべさんの解説を参考にしてみてください。
最後に、かんべさんのTwitterをご紹介します。
他にも素敵なイラストや、創作に役立つ解説を投稿されているので、ぜひご覧ください!