ドット絵を描きたいけれど、どのペイントツールを使えば良いのだろう? ドット絵の制作では、点を打つように1ドットずつ色を入れていくので、ドット絵専用のツールを使うとスムーズに絵が描けます。 今回は、PCやスマホでドット絵を制作することができる、ツールやアプリをご紹介します。
この記事の目次
ドット絵用のツール・アプリを紹介
Steamで購入できる高性能なドット絵ツール「Aseprite」
Asepriteは、PCソフトの配信プラットフォームであるSteamで販売されています。PCにSteamをインストールした後、SteamからAsepriteを起動して使用します。
Aseprite内に表示されるボタンや文字などのインターフェースは、全てドット絵風に作成されています。 ドット絵が好きな方は、より楽しく作品を制作できそうですね。
使いやすく多機能なのがAsepriteの特徴です。グラデーションやぼかしなど、ドット絵ツールとしては珍しい機能も備わっています。
ドット絵用の高性能なツールをお探しの方は、ぜひご購入を考えてみてください。
Asepriteの特徴
- 有料ツール
- ドット絵制作を本格的に始めたい方にオススメ
Webブラウザから手軽に使えるドット絵ツール「PixNote」
PixNoteは、Webブラウザ上で動作するドット絵ツールです。
PixNoteはツールやアプリのインストールが不要で、PCやスマホのブラウザからすぐに使えて便利です。 ドット絵を描くのってどんな感じなの……?と、制作ツールを試してみたい方に向いていると思います。
画面の右上に、描いた絵をPNGファイルに出力するボタンがあります。 ドット絵を描き終えたら、作品をPNG出力してローカルに保存しておきましょう。
PixNoteの特徴
- 無料ツール
- ドット絵に触れてみたい方にオススメ
コミュニティも充実しているドット絵アプリ「ドットピクト」
ドットピクトは、iOS・Android用のドット絵アプリです。
インターフェースはドット絵風に作られている部分が多く、操作画面も分かりやすいです。 プリセットのお手本のドット絵からカラーパレットを作ることもできるので、色選びでお悩みの方は参考にしましょう。
ドットピクトでは、ドット絵を制作する機能だけでなく、描いた作品の投稿や閲覧などのイラストSNSの機能も提供されています。 好きな絵描きさんをフォローして作品を眺めるなど、ドット絵を描かれている他の絵描きさん達と交流するのも楽しいと思います。
公式企画やユーザー企画、ネタが提供されるお題なども賑わっているので、ぜひ参加してみてください。
ドットピクトの特徴
- 無料アプリ(アプリ内の広告有り)
- イラストSNSを楽しみたい方にもオススメ
シンプルで初めてでも使いやすいドット絵アプリ「8bit Painter」
8bit Painterは、iOS・Android端末で使えるシンプルなドット絵アプリです。
画面下部のタブバーには、ペン・消しゴム・スポイト・色変更・グリッド表示のボタンが付いています。 8bit Painterでは、ドット絵の制作に必要な最低限の機能だけを実装しており、初心者の方でも迷うことなくドット絵を描くことができます。
画面操作のチュートリアルもアプリ内から見ることができるので、初めて8bit Painterを使う方は参考にしてみてください。
写真を読み込んでドット絵に変換する機能も使えます。 いろんな写真をドット絵に変換して、見比べてみるのも面白いのではないでしょうか。
8bit Painterの特徴
- 無料アプリ(広告を削除できるアプリ内課金有り)
- ドット絵の初心者の方にオススメ
多機能ながら操作しやすいドット絵アプリ「Pixelable」
Pixelableは、iOS端末で使えるドット絵アプリです。
画面下にカラーパレットや機能ボタンが一覧で並んでいるので、使いたい色や機能をスムーズに選べます。 オプションでズームコントローラーを画面に表示することもでき、移動や拡大・縮小の操作に便利です。
姉妹アプリとして、「Dottable」も提供されています。作成できる絵のサイズ上限が違うなど、細かい差異はありますが、基本的な使い方は共通しています。お好みの方を使ってみてください。
Pixelableの特徴
- 無料アプリ(広告を削除できるアプリ内課金有り)
- UIが分かりやすいアプリを使い方にオススメ
アニメーション制作にも便利なドット絵アプリ「EDGE Touch」
EDGE touchは、iPhone・iPod Touchで使える256色用のドット絵アプリです。
前後のコマを下絵として薄く表示するオニオンスキンの機能も実装されており、キャラクターの連続した動きが描きやすいです。ドット絵でアニメーションを作りたいと思っていらっしゃる方は、オニオンスキンを活用してみてください。アニメーションのコマ数を編集する画面も分かりやすく、すぐに慣れると思います。
PCでドット絵を描きたい方に向けて、無料ツールの「EDGE」と有料ツールの「EDGE2」も公開されています。 WindowsのPCでドット絵制作をお考えの方は、ぜひダウンロードしてみてください。
EDGE Touchの特徴
- 有料アプリ
- アニメーションを作りたい方にもオススメ
まとめ
ドット絵用のツール・アプリの紹介でした。ドット絵の制作は「点を打つ」感覚で進めていくので、「筆で描く」イラスト制作とは、また違った楽しさがあります。ドット絵に興味をお持ちの方は、ご紹介したツールやアプリを使って素敵な作品を作ってみてください。