13 620 130 new

絵の描き方やペンタブ情報などをお届け

イラストの光と影の描き方!魅力的な塗りにするためのポイント

更新日:2021.11.26
イラストの光と影の描き方アイキャッチ

イラストの影塗りが終わったけれど、どこか物足りない……。そんなときは、影だけでなく「光」の影響も考えてみると、情報量が増えて魅力的な塗りになると思います。
今回は、Twitterからやsいさんのご投稿を紹介します。色を塗る際のライティングのポイントを見ていきましょう。

※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。

業界最大手のお絵かき学習サイト!今なら無料お試し実施中

充実の講師・講座数!様々なプロのテクニックをものにして描ける自分になろう!
自宅で好きな時間に自分のペースで学習できるので空いた時間に学べる!
まずは7日間の無料お試しで体験しよう!

詳細はこちら >

業界最大手のお絵かき学習サイト!今なら無料お試し実施中

充実の講師・講座数!様々なプロのテクニックをものにして描ける自分になろう!
自宅で好きな時間に自分のペースで学習できるので空いた時間に学べる!
まずは7日間の無料お試しで体験しよう!

詳細はこちら >

イラストの光と影の描き方

①光と影の2要素を考える

光と影の二要素を考える

塗りが物足りない……とお悩みの方は、物体の「影」しか考えていないことが原因かもしれません。

物体を「影だけ」で表現するデメリット

  • 情報量が少ない
  • 光の当たり方が分からない

解説図の影だけで塗られた円柱を見ても、色数が少なくてどこか寂しい感じがしますね。
影だけだと物足りないので、「光を当てる」ことを考えてみましょう。

物体を「光と影」で表現するメリット

  • 元の色・明るいところ・暗いところの3つの色を作れる
  • 光がどの方向から来ているかが分かる

解説図の円柱に光を当てたことで、右側に明るい領域ができました。
影だけの円柱と見比べてみてください。

イラストの塗りも、この円柱の考え方を活用していきましょう。

②環境が遮る光を考える

環境がさえぎる光を考える

解説イラストでは、教室の壁や床に、窓から入ってくる光を描いています。
教室内の明るい領域と暗い領域がハッキリして、光のコントラストが鮮やかな印象になりました。

光を当てて背景を表現するメリット

  • 実際には描いていない、視野外の物体を表すことができる
  • お手軽にディテールを上げられる

光の色については、時間帯を意識して考えるとよいとのことです。
例えば、朝なら白色、昼なら黄色、夕方ならオレンジ色といったように、時間に応じた太陽からの光の色を意識してみましょう。

夜は太陽は出ていませんが、電光掲示板や街灯などの様々な光源が存在します。
環境に合わせた光の色を使ってみてください。

③明るさの境界に色を入れる

明るさの境界に影を入れる

光が当たっている部分と影の部分の境界に着目してみましょう。
解説イラストでは、光と影の境界に元の色より少し濃い色を入れています。
境界に濃い色を入れたことで、光と影の領域が明確になりました。

影の境界に色を入れるメリット

  • ハッキリとした印象になる
  • オシャレに見える

解説図の右下に、レイヤー構成の一例を載せています。
境界の色を入れるレイヤーは、光を塗ったレイヤーと元の色を塗ったレイヤーの間に挟むのがオススメです。

また、やsいさんは光と影を塗る際に、乗算・発光などのレイヤーは使わずに通常レイヤーに色を塗っておられます。
異なる合成モードのレイヤーを結合すると描画結果が変わってしまうことがあり、これを避けるためとのことです。

④エッジライト(リムライト)を考える

エッジライトを考える

解説イラストでは、鳥居や灯籠などに右上から当たる光を描いています。
灯籠を拡大してみると、先端の宝珠の部分やその下の笠の部分に、白い光が入っていますね。
エッジライトを入れたことでシルエットが強調され、物体の形が視認しやすくなりました。

エッジライトを当てるメリット

  • 輪郭がハッキリする
  • イラストにメリハリが出る
  • 実際には無い光を描いてもよい(映える)

エッジライトを入れるレイヤーは、レイヤー階層の一番上に作っておくと色が塗りやすいです。

クリスタでチャレンジ!厚塗り風イラスト講座

厚塗りのエッセンスを取り入れた「厚塗り風」イラストの製作工程を実演を交えて解説します。
厚塗りイラストに興味がある方、情報量の多い絵を描きたい方にオススメ!

詳細はこちら >

ポップでかわいい女の子イラストメイキング講座

人気イラストレーターちょん*先生のイラストメイキング講座!
7日間の無料お試しで体験できます!!

詳細はこちら >

まとめ

色を塗る際のライティングのポイントの解説でした。
塗りの情報量が足らない気がしている方や、光の当たり方が分からずにお悩みの方は、やsいさんの解説を参考にしてみてください。環境が遮る光やエッジライトなどを考えることで、より魅力的な塗りに仕上げることができます。


最後に、やsいさんのTwitter・pixivをご紹介します。他にも素敵なイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!
やsいさんのTwitterはこちら
やsいさんのpixivはこちら



関連講座

髪の描き方講座

ショート〜ロング、テール系、三つ編みなど髪型別の描き方や、
きれいな髪の線画を描くコツを学ぼう!
今なら無料お試し実施中!!

詳細はこちら >

光から描くキャライラスト講座

「光や影の色を鮮やかに表現したい!」
鮮やかな印象のイラストを描くためのテクニックを学ぼう!
今なら無料お試し実施中!!

詳細はこちら >

逆光イラストの描き方をプロが徹底解説!

逆光に焦点を当ててハイライトの付け方や影の付け方をプロが解説!
重ねムラブラシを使いこなして塗りの上達を目指そう!
今なら無料お試し実施中です。

詳細はこちら >

写真から骨格を理解して、全身イラストのレベルをアップさせよう!

写真さえあれば学べるので、全くの絵の初心者でも安心♪
体の側面、腕や足の向きなどを見つけて、「身体が描けない」を卒業しよう!
今なら無料お試し実施中です。

詳細はこちら >
記事の先頭に
もどる
記事の先頭にもどる
22 620 174

×