腕組みをしたキャラクターを描きたいけれど、腕の形が難しくて姿勢がぎこちなく見えてしまう……。自然な腕組みポーズを簡単に描く方法はないかな?
今回は、Twitterから森下suuさんの投稿を紹介。腕組みのラフの取り方や手順を見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
腕組みポーズの簡単な描き方
イラストや漫画などでは、腕組みをしているキャラクターをよく見かけます。自信に溢れた性格や怒りの感情など、腕組みのポーズからはキャラクターの心理が感じ取りやすいですね。
森下suuさんの投稿では、腕組みのラフの取り方を5ステップに分けてご紹介されています。
おへその位置を決め、腕の形の目安を描く
①まずは人物のアタリを描いて、おへその位置を決めます。
②解説図のような図形をおへその上に描きます。
この図形は、腕組みをする際の腕の形を簡略化したものです。点線の部分は手順4でなぞります。
肘を三角形に見立て、肩とつなげる
③紫色の図形の横に、さらに三角形の頂点を平らにしたような図形を足します。
④描いた図形から肩に繋げます。
手順2・手順3で描いた図形が土台にあるので、腕やヒジが描きやすいですね。
さらに描き込んで腕組みポーズの完成
⑤アタリの上からキャラクターの特徴を描き込んで、腕組みポーズの完成です!微調整は必要とのことで、細部を意識して仕上げていきましょう。
腕組みのポーズでは組んでいる腕の形が難しそうですが、簡単な図形に置き換えることで分かりやすくしています。
斜めの角度・女性の腕組みポーズの場合
キャラクターが斜めを向いている場合は、図形に奥行きをつける必要があります。解説イラストのように図形を腕の角度に合わせましょう。
また、女性キャラクターの腕組みを描く場合は、腕の図形を小さく描くと丁度よいかもしれません。
まとめ
腕組みポーズのラフの取り方・作画手順のご紹介でした。腕組みが描けずにお困りの方は、森下suuさんの解説を参考にしてみてください。腕の形を簡単な図形に置き換えることでラフが描きやすくなります。
最後に、森下suuさんのプロフィールをご紹介します。
森下suuさんは漫画家をしていらっしゃり、『ゆびさきと恋々』(KC デザート/講談社)、『日々蝶々』(マーガレットコミックス/集英社)など、漫画作品をご発表されております。TwitterやInstagramでは、他にも素敵なイラストや漫画を投稿されているので、ぜひご覧ください!
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