背景・エフェクトに氷を描きたいけれど、固そうな質感をどうやって表現すればよいのだろう? 氷の描き方が分からないときは、簡単に描く手順を覚えてしまいましょう!
今回は、Twitterからいろいろやる人さんのご投稿を紹介。3ステップで表現する簡単な氷の描き方を見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
簡単な氷の描き方
氷を3ステップで表現する手順のご紹介です。時間をかけずに描くことができるので、イラストや漫画の背景などで大量の氷を作画する際に便利です。
①氷の形を決める
まず始めに氷の形を決めます。
解説イラストでは3種類の氷の形を描いています。心のおもむくままに線を引いても大丈夫とのことです。
この段階では、まだ凍っている物体には見えませんが……。
②氷の面をとる
次に氷の面をとります。
直線だけでなく、曲線も交えて面の境界線を描いています。面の大きさにもメリハリをつけてみると、氷の立体感を出すことができます。
シルエットに面を加えると、氷の形状のような印象が出てきました。
③氷のハイライトを入れる
最後に氷のハイライトを入れます。
ハイライトを入れすぎると質感がおかしくなってしまうので、ほどほどにしておきましょう。深く考えずに一定方向にハイライトを引きます。
ハイライトを入れた段階で、氷の質感が明瞭になりました。
形を決める→面をとる→ハイライトを入れる、と作画を進めれば、わずか3ステップで氷を描くことができます。
氷のエフェクトを使用した漫画
いろいろやる人さんの作例を掲載しています。
コマ内には氷のエフェクトが数多く、作画が大変そうです。いろいろやる人さんは3ステップで氷を描く手順を用いた結果、原稿が間に合ったとのことです。
まとめ
3ステップで氷を描く方法のご紹介でした。氷の質感表現でお悩みの方や、背景やエフェクトにたくさんの氷を描かなければならない方は、いろいろやる人さんの3ステップで氷を描く手順を試してみてください。
最後に、いろいろやる人さんのTwitterをご紹介します。他にも素敵なイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!
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