女性キャラクターが登場する作品では、スカートを描く機会も多いと思います。スカートの形や立体感を表現して、魅力的なイラストに仕上げましょう。
今回は、Pixivから矢野としたかさんのご投稿を紹介。プリーツスカートの描き方や、スカートのドローイングを見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
スカートの描き方講座
プリーツスカートの描き方
はためくスカートの表現方法
プリーツスカートのヒダの幅を5cmと仮定しています。
スカートがはためく際、ヒダの山と谷ができる部分も同じくらいの横幅で描きがちですが、10cmと長めに描いた方がそれっぽく見せることができます。
ヒダの山と谷を大きく見せることで、スカートがはためいた時のイメージが出しやすいとのことです。
ヒダの表裏の見え方
上の解説イラストの下段右の図は、スカートがはためく際のヒダの表裏の長さを説明しています。ヒダの表面の幅が長く見えている場合、その分だけヒダの裏面の幅は短く見えることを意識しましょう。
スカートの形を意識する
プリーツスカート上部の「カーブ」が形を出すポイントです。カーブが描かれていないと、正面からのアングルで安っぽく見えてしまい、俯瞰のアングルだと立体感がなくなってしまいます。
プリーツスカートの間違いやすいポイント
正面図でよくある間違い
プリーツスカートの真上からの断面図、正面からの図を載せています。
プリーツスカートを正面から描く際、ヒダの横幅の長さを均一に描いてしまいがちです。実際には、スカートの端側のヒダは横幅が短く見えます。
スカートの資料を参考に
スカートの描き方が分からない場合は、資料を参考にしましょう。コスプレ用の安いスカートを買ってしまうのも一つの方法かもしれません。
スカートのドローイングで描き方を習得
矢野としたかさんのスカートのドローイングを掲載しています。継続してドローイング練習をすることで、モチーフの構造がインプットされて絵が描きやすくなります。
スカートの立体感が表現されている素敵なドローイングですね!足の動きやアングルなど、様々なバリエーションのスカートを描かれています。
まとめ
プリーツスカートの描き方講座でした。スカートの形や立体感が難しい……とお悩みの方は、矢野としたかさんのプリーツスカートの描き方講座を参考にしてみてください。
最後に、矢野としたかさんのプロフィールをご紹介します。
矢野としたかさんは漫画家をしていらっしゃり、マンガparkで『おもいがおもいおもいさん』を連載しておられます。PixivやTwitterでは他にも素敵なイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!
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