イラストの印象を決める「配色」。色の組み合わせが思い浮かばないときは、配色の作成に便利なサイトを利用しましょう。
今回は、誰でも簡単に配色が作れる、5つのWebサイトをご紹介します。
この記事の目次
簡単に配色が作れるWebサイト5選
好き・嫌いで色を選ぶ。「Palettable」
Palettableでは、画面に表示される色を「Like(好き)」・「Dislike(嫌い)」で選別しながらカラーパレットを作成していきます。Likeボタンを押すと表示色がカラーパレットに格納され、Dislikeボタンを押すと別の色に切り替わります。
Palettableの色を生成する機能は、多くのデザイナーの知識を元にして作られているとのことです。
5つの色を選んでカラーパレットの完成です。カラーパレットに格納した色は、後から削除したり、色味を調整したりできます。
Exportボタンを押すと、カラーパレットをURLやPNG形式の画像ファイルで出力できます。
配色センスが死んでるから悩んだときは「Palettable」ってサイトお勧め( 'ω' )
— əm (@Amnemonia) February 14, 2017
表示された色を「D(嫌)」「L(好き)」で選択していくだけでプロのデザイナーが選ぶ色を勝手に表示してくれる
これベース色にすれば楽ちん✌️ pic.twitter.com/wZ40LS0Z83
シンプルな配色サイト「Color Hunt」
Color HuntのWebサイトでは、デザインやアートを目的としたカラーパレットが公開されています。
Webサイトの画面をスクロールするだけなので使い方も簡単。トレンドや人気の配色をすぐに見つけることができます。
お好みのカラーパレットを見つけたら「いいね」をつけることで、自分だけのコレクションが作れます。
色相理論から配色を作れるサイト「Paletton」
自分で色相環のバランスを考えたい方にはPalettonがオススメ。隣り合う色相を並べた近似色や、バランスの良い三色で構成されるトライアドなど、配色理論に基づいてカラーパレットを作れます。
画面左側のカラーサークルから色を選ぶと、右側のプレビュー画面に反映されます。
カラーサークル内のポインタを動かすことで、色相差や明度差なども変更が可能。色味を細かく調整できる配色サイトです。
写真を元にした配色を公開したサイト「Color Palettes」
Color PalettesのWebサイトでは、写真の色合いを元にしたカラーパレットが公開されています。
画面上部のタグから、Warm(暖かい)・Cool(涼しい)・パステル・コントラストといったカテゴリでカラーパレットを検索することが可能。一色〜二色の色相を指定してカラーパレットを探すこともできます。
写真付きのカラーパレットが見れるので、イラストに活用する際にもイメージがしやすいと思います。
デザインの色決めに便利。「Color Tool」
Color Toolでは、Webサイトやアプリで使用するインターフェースの色合いを簡単に確認することができます。
Webサイトに表示されるアイコンやボタン、テキストの色の相性や視認性を調べたいときに便利。見やすいサイトを作るための色決めに活用しましょう。
まとめ
簡単に配色を作ることができる、5つのWebサイトのご紹介でした。良い配色が思い浮かばないとき、いつもとは違った雰囲気のイラストに仕上げたいときには、ぜひ配色サイトを活用してみてください。