この商品パッケージのフォントを使いたいけど、フォント名が分からない……。そんなときはスマホアプリ「Adobe Capture」を使えば簡単。写真を撮るだけで、外観が似ているフォントを検索してくれます。
Adobe Captureには他にも、カスタムブラシやベクター画像の作成など、デザインに役立つ機能が備わっています。
この記事の目次
フォント検索やブラシ制作に便利。「Adobe Capture」
Adobe Captureとは?
Adobe Captureってアプリ、カメラで文字を撮影するとそれに近いフォントを探してくれるのすげぇ pic.twitter.com/Hnphudtl7Y
— たゆる (@ta_yu_ru) October 24, 2017
Adobe Captureは、iOS・Android用のデザインアプリです。撮影した文字を読み込んで類似フォントを検索したり、写真からカスタムブラシを作成したりと、クリエイターのデザイン制作に役立つ機能を備えています。
Adobe Captureで作成したデータは、Creative Cloud ライブラリに保存することが可能。他のAdobe製品からアクセスすることができます。
Adobe Captureで似ているフォントを検索
フォント判別機能を使えば、類似フォントを見つけるのも簡単です。
身の回りの製品に書かれている文字をカメラで撮影してみましょう。認識した文字をタップして選択し、画面下のチェックマークを押します。
類似フォントのリストが表示されました。デザイン制作で使いたいフォントがあれば、保存しておきましょう。
街中の看板や商品パッケージの文字など、気に入ったフォントを見かけたときに使いたい機能です。
Adobe Captureで写真からカスタムブラシを作成
写真を読み込んでデジタルブラシを作ることができます。作成したブラシはPhotoshopやIllustrator、Frescoなどで使用可能。
ブラシの間隔やジッターなどの設定を調整して、お好みのカスタムブラシを作りましょう。
Adobe Captureで写真からパターン模様を作成
パターンの機能を使えば、幾何学的なデザインや模様もすぐに作れます。
カメラを少し傾けると様々な図柄のパターンに変化します。身の回りの小物を映すだけで、素敵な模様が作れるかもしれません。
Adobe Captureで写真の色合いからカラーパレットを作る
お好みの色合いの写真を使ってカラーパレットを作ることができます。作成したカラーテーマはCreative Cloud ライブラリに保存して、デザインのインスピレーションに役立てましょう。
配色が思いつかずに悩んでいる方にオススメの機能です。
Adobe Captureで写真をベクター画像に変換する
読み込んだ写真からベクター画像を生成することが可能です。手描きのイラストなども簡単にベクター化することができます。
デザイン制作の過程でベクター形式を使用している方にオススメの機能です。
まとめ
デザイン制作に役立つアプリ、「Adobe Capture」のご紹介でした。
類似フォントの検索やブラシ・パターンの作成など、Adobe Captureには便利な機能が備わっています。ぜひアプリをダウンロードして使ってみてください。
「Adobe Capture」 AppStore
「Adobe Capture」 GooglePlay