9月〜10月はコスモスの花が見頃です。きれいなコスモス畑の描き方を覚えて、秋のイラストを色取りましょう!
今回は、Pixivから仏陀さんの解説を紹介。コスモスの花を描くときのポイントや、花ブラシの作り方を見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
秋の花 コスモスのイラストの描き方
コスモスの描き方の手順
①解説図のような楕円A、楕円Bを作成します。楕円Bは中心を少しずらして配置します。
②外側の楕円を8等分します。
③パラボラアンテナのように、分割した点から補助線を引きます。
④補助線に沿って花びらを描きます。山が3つあることを意識して描くと、コスモスらしく見えます。
⑤コスモスの花を塗りつぶして着色します。
最初に作成した楕円A、楕円Bの位置関係を変えることで、さまざまな角度の花が描けます。
コスモスの花ブラシの作り方
コスモスの花を組み合わせてブラシ用のパターンを作ります。花の色は濃淡を織り交ぜて、3種類くらい作っておきましょう。
コスモスの葉は針状なので、ペンツールで「人」の字を意識して描くとそれっぽくなります。茎の端部は花で隠しておくと、ブラシで散らしたときの重なり具合が自然に見えます。
胴体にあたる幹と枝は、解説図のように数種類作っておきます。群生地では雑然としたノイズのように見えるので、細かく描き込む必要はありません。
3種類のブラシを作成しています。
①茎ブラシ:花を散らす下地用
②花(群)ブラシ:花を散らすときに使う主要なブラシ
③花(単)ブラシ:花(群)ブラシの味付けや修正用
コスモスの花ブラシの使い方
特に難しいことはなく、下地を暗めにしてブラシを重ねていけば花畑が作れます。濃淡を変化させながら手前を濃くするとメリハリがつきます。
①群生地の地色を塗ります。
②ノイズブラシなどで味付けをします。
③濃淡を変化させながら茎ブラシを重ねます。
④花ブラシを散らします。遠景は奥行きが圧縮されるので、少し密にすると良い感じに見えます。
ブラシワークだけでも解説イラストのような色彩豊かなコスモス畑を描くことができます。花の作画量が多い……とお困りの方は、花ブラシを作成してイラストに活かしましょう。
まとめ
コスモスの描き方のポイントや、コスモスの花ブラシの作り方の紹介でした。秋のイラストでコスモスの花を描かれる方は、仏陀さんの解説を参考にしてみてください。
最後に、仏陀さんのPixivをご紹介します。他にも素敵なイラストをご投稿していらっしゃいますので、ぜひご覧ください!
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