日常生活でもよく見かける「水滴」。水の質感をイラストで表現するのは一見難しそうですが、Photoshopの機能を使えば簡単に水滴が作れてしまいます。
今回は、Twitterからあきのそらさんのご投稿を紹介。Photoshopのレイヤースタイルを使った水滴の描き方を見ていきましょう。
※この記事で紹介している内容はご本人の許可を得て掲載しています。
この記事の目次
Photoshop 水滴の簡単な描き方
Photoshopを使用して解説イラストのような水滴を作っていきます。
①水滴レイヤーを作成して単色で塗る
背景レイヤーとは別に、水滴用のレイヤーを新規作成します。
水滴をつけたい箇所に単色で色を塗ります。使用する色は何色でも構いません。
メニューのウインドウからレイヤーの項目にチェックを入れて、レイヤーパネルを表示します。レイヤーパネルで水滴レイヤーを選択して、「塗り」の項目を0%に下げます。
②シャドウ(内側)を設定。水滴の内側の影を作る
水滴レイヤーをダブルクリック、または右クリックからレイヤー効果を選択して、レイヤースタイルの編集画面を表示します。
解説図の値を参考にシャドウ(内側)を設定します。シャドウ(内側)を設定することで、コントラストとなる水滴の内側の影が描画されます。
③ドロップシャドウを設定。水滴の落ち影を作る
続いてドロップシャドウを設定します。ドロップシャドウを設定することで、水滴の落ち影や、影との境界が描画されます。
④べベルとエンボスを設定。水滴にハイライトをつける
べベルとエンボスを設定します。べベルとエンボスを設定することで、水滴のハイライトが描画されます。
レイヤースタイルを活用すれば、難しそうな水滴の質感表現も簡単。Photoshopをお持ちの方は、ぜひご紹介した手順を試してみてください。
まとめ
Photoshopでの簡単な水滴の描き方のご紹介でした。
水滴が描けずにお悩みの方やは、あきのそらさんの解説をぜひ参考にしてみてください。
最後に、あきのそらさんのプロフィールをご紹介します。
あきのそらさんは漫画家/イラストレーターをしていらっしゃり、『桜井さんは気づいてほしい』(KADOKAWA)を発表しておられます。Twitterやホームページでは他にも素敵な漫画やイラストを投稿されているので、ぜひご覧ください!
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